けっこう難しい試験なのかな…?
勉強方法とかも知っておきたい。
あと、併せて取得した方がいい資格とかあれば知りたいな。
資格をとって、キャリアアップしていきたいんだよね。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- ガラス施工技能士がどんな資格かわかる
- ガラス施工技能士の難易度がわかる
- ガラス施工技能士の勉強方法がわかる
- ガラス施工技能士と併せて取得したいおすすめの資格がわかる
ガラス施工技能士は、窓ガラスなどの施工技術を証明する国家資格です。
資格を取得することで、資格手当をもらえて年収アップする会社もあります。
転職でも武器になるので、ぜひとも取得しておきたい資格の1つです。
勉強方法だけでなく、併せて取得するのがおすすめの資格も紹介するので、キャリアアップの参考にしてみてください。
目次
【基本情報】ガラス施工技能士とは
くりかえしですが、ガラス施工技能士とは、窓ガラスなどの施工技術や知識を証明する国家資格です。
中央職業能力開発協会が主催し、都道府県職業能力開発協会が各都道府県で試験を実施しています。
一口に「窓ガラス」といっても、下記のように様々な種類がありますよね。
- 強化ガラス
- 複層ガラス
- 合わせガラス
- 網入板ガラス
- 熱線反射ガラス
- フロート板ガラスなど
こうしたガラスの正しい施工スキルや知識を証明できる資格なので、転職にも有利になるでしょう。
ガラス施工技能士を取得する2つのメリット【年収アップする人もいる】
ガラス施工技能士を取得するメリットは、下記の2つです。
- 専任技術者になれる:営業所に配置義務あり
- 主任技術者になれる:現場に配置義務あり
企業は専任技術者や主任技術者がいないと工事を受注できないため、ガラス施工技能士を取得すると会社で重宝される人材になれます。
会社によっては資格手当をもらえて、年収アップする人もいます。
また、当然ながらどこの企業も専任技術者と主任技術者を求めているので、転職も有利になります。
ちなみに、ガラス施工技能士の主な勤務先は下記のとおりです。
- 工務店
- ガラス工事会社
- 建具工事会社
年収アップや転職を考えている人は、ガラス施工技能士を取得しておきましょう。
ガラス施工技能士の難易度
ガラス施工技能士の合格率は40~50%台です。
すごく難しい試験というわけではありませんが、半分近くの人は不合格になるので、きちんと勉強が必要です。
ちなみに、受験資格は厚生労働省のサイトでチェックしてみてください。
ガラス施工技能士の勉強方法【過去問と問題解説集あり】
まず、中央職業能力開発協会の「技能検定試験問題公開サイト」で過去問が公開されているので、勉強に活用しましょう。
また、中央職業能力開発協会監修の「技能検定学科試験問題解説集」も出版されているので、活用してみてください。
そして実技試験の内容は事前に公表されます。(6月頃と11月頃)
出題される施工を知った上で実技試験に臨めるので、必ずチェックと練習をしてください。
ガラス施工技能士と併せて取得したいおすすめの2つの資格
キャリアアップしていきたいんだよね。
結論、おすすめの資格は下記の2つです。
- サッシ施工技能士
- 建築施工管理技士
1つずつ解説しますね。
①サッシ施工技能士
おすすめの理由は、ガラス施工技能士と切っても切れない資格だから。
文字どおり「サッシ施工の資格」なので、一緒に取得しておきましょう。
ただし、残念ながら試験時期がまったく一緒なので、仕事が忙しい人は1年ごとに1つずつ取得していけばOKだと思います。
サッシ施工技能士の詳細は、サッシ施工技能士の仕事内容や取得するメリット【試験は学科と実技あり】にまとめたので参考にどうぞ。
②建築施工管理技士
おすすめの理由は、年収アップしやすくなって、転職も有利になるから。
文字どおり、建築工事の施工管理(現場監督)の資格です。
1級と2級があり、それぞれの違いは下記のとおり。
- 1級:特定建設業と一般建設業の両方の建設許可を得られる。監理技術者になれる
- 2級:一般建設業の建設許可を得られる。専任技術者と主任技術者になれる
結論、建築施工管理技士があると重宝されて、年収アップできたり、転職が有利になりやすいです。
ガラス施工技能士を取得したら、まず2級建築施工管理技士を目指しましょう。
「仕上げ」と言われる項目で、下記のように受験資格を満たすことができます。
- 1級ガラス施工技能士:実務経験年数を問わず受験できる
- 2級ガラス施工技能士:2級取得後に4年以上の実務経験を積むと受験できる
そして、2級建築施工管理技士を取得したら、1級建築施工管理技士を目指すイメージです。
1級建築施工管理技士を取得すると大手に転職できる可能性も出てくるので、大手に行って稼ぎたい人はぜひとも挑戦してみてください。
建築施工管理技士については下記の2記事にまとめたので、キャリアアップしたい人は参考にどうぞ。
まとめ【ガラス施工技能士を取得してキャリアアップしていこう】
この記事をまとめます。
- ガラス施工技能士は、窓ガラスの施工スキルや知識を証明する国家資格
- 取得すると資格手当をもらえる会社もあるので、年収アップできる人もいる
- 合格率は40~50%台で、実技試験が少し難しい
- 過去問が公開されていたり、試験問題解説集が販売されているので勉強に活用しよう
- 実技試験の内容は事前に公表されるので、必ずチェックしておこう
ということで、さっそくガラス施工技能士の勉強を始めてみてください。
中央職業能力開発協会の「技能検定試験問題公開サイト」で過去問が公開されています。
また、中央職業能力開発協会監修の「技能検定学科試験問題解説集」も出版されているので、こちらも活用してみましょう。
そして、ガラス施工技能士と併せて取得したいおすすめの資格は下記の2つ。
- サッシ施工技能士
- 建築施工管理技士
2つの資格の詳細は下記の記事にまとめたので、参考にしてみてください。
あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです!