設備施工管理の6つの仕事内容【きついところや激務の感じも解説】

設備施工管理の6つの仕事内容【きついところや激務の感じも解説】
考える男性
考える男性
設備施工管理って、どんな仕事内容なの?

良いところと、きついところも知りたいな。

 

あと、未経験から転職する場合は、どんなスキルが必要なんだろう?

取得しといた方がいい資格とかあるのかな?

激務っぽい仕事だから、自分にできるか不安だなぁ…

こういった疑問や不安に応える記事です。

本記事でわかることは下記のとおり。

  • 設備施工管理の仕事内容がわかる
  • 設備施工管理の良いところと、きついところがわかる
  • 必要なスキルや、資格についてわかる

 

「設備施工管理」って、いまいち何をする仕事かわかりにくいですよね。

それもそのはずで、一口に「設備」といっても、けっこう種類があります。

 

土木施工管理や建築施工管理とは違う大変さがあるので、転職する前に知っておきましょう。

また、必要なスキル(適性)や資格も解説するので、転職活動の参考にどうぞ。

設備施工管理の6つの仕事内容

設備施工管理の6つの仕事内容

設備施工管理の仕事内容を解説します。

まず、建築や土木など、他の施工管理の仕事内容と共通する仕事内容は下記のとおりです。

  1. 工程管理:スケジュール管理
  2. 安全管理:事故が起きないようにする
  3. 原価管理:会社が儲かるように管理
  4. 品質管理:品質を維持する
  5. 出来形管理:お客様満足を高める
  6. 事務作業
  7. 現場の写真撮影

 

「施工管理」とは現場監督のことで、上記の仕事で現場を統括するのが仕事です。

難しそうに見えますが、未経験からでも転職が可能です。

この辺は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】にまとめてるのでどうぞ。

施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】

そして、設備施工管理ならではの仕事内容は、下記の6種類があります。

  1. 電気設備の施工管理
  2. 配管設備に施工管理
  3. 空調設備の施工管理
  4. 通信設備の施工管理
  5. 機械設備の施工管理
  6. 消火設備の施工管理

 

そもそも「設備」とは、電気や水道など、人が暮らせるようにする設備のことです。

それらを造っていくのが、設備施工管理の仕事となります。

では、設備施工管理ならではの6つの仕事内容について、解説していきますね。

 

①電気設備の施工管理

電気設備の施工管理は、主に下記の工事の監督を行います。

  • 電気の引き込み
  • 分電盤の配置
  • コンセントの配置

 

詳しくは、電気工事の現場監督(施工管理)の仕事内容や給料【未経験の会社選び】にまとめてます。

電気工事の現場監督(施工管理)の仕事内容や給料【未経験の会社選び】

②配管設備に施工管理

配管設備の施工管理は、主に下記の工事の監督を行います。

  • 水道管の工事
  • 排水管の工事
  • ガス管の工事

 

参考になりそうな記事を下記にまとめたのでどうぞ。

 

③空調設備の施工管理

空調設備の施工管理は、主に下記の工事の監督を行います。

  • エアコンの工事
  • 換気設備の工事
  • 排煙設備の工事

 

詳しくは、空調設備の施工管理の仕事内容【未経験から転職するときの注意点】にまとめたのでどうぞ。

空調設備の施工管理の仕事内容【未経験から転職するときの注意点】

④通信設備の施工管理

通信設備の施工管理は、主に下記の工事の監督を行います。

  • 電話線の工事
  • ネット回線の工事

 

特に近年は、ネット回線は必要不可欠ですよね。

なので、通信設備の施工管理の需要も高まっています。

 

新しく「電気通信工事施工管理技士」という、通信設備工事の施工管理の国家資格も誕生しています。

下記は参考程度にどうぞ。

 

ただし、後述しますが、転職するときは資格は不要なので安心してください。

実務経験を積んでから、資格を取れば十分です。

 

⑤機械設備の施工管理

機械設備の施工管理は、主に工場の機械設備の監督を行います。

詳しくは、プラント施工管理の仕事内容【激務なのかや、転職に有利な資格も紹介】で解説しています。

プラント施工管理の仕事内容【激務なのかや、転職に有利な資格も紹介】

⑥消火設備の施工管理

消火設備の施工管理は、主に下記の工事の監督を行います。

  • 消火設備の設置
  • 消火栓の設置
  • 非常用エレベーターの設置

 

いざというときのために、消火設備や消防設備も必要ですよね。

 

参考になりそうな記事を、下記にいくつかまとめたのでどうぞ。

 

設備施工管理の良いところ3選

設備施工管理の良いところ3選

考える男性
考える男性
なんとなく仕事内容はわかったけど、設備施工管理の良いところを知りたいな。

結論、下記の3つが良いところですね。

  1. 現場に屋根がある
  2. スキルが身につくと年収が上がる
  3. 経験値が上がると転職が有利

 

1つずつ解説します。

 

①現場に屋根がある

設備の種類にもよりますが、屋内作業も多いのが良いところですね。

雨風の中での作業しなくて済むから。

 

土木や建築の施工管理だと、外で雨風に吹かれながら仕事をすることもありますが、室内設備だとそれがありません。

体的には、少し楽と言えるでしょう。

※施工管理は工事作業はしませんが、監督作業で現場にいる必要があります。

 

②スキルが身につくと年収が上がる

理由は、技術職だから。

実績や経験年数で、給料を上げてくれる会社が多いです。

 

また、後述する「施工管理技士」の資格を取得すると、資格手当や昇進で給料が上がります。

未経験から転職しても、スキルアップすれば稼げますよ。

 

最初は年収300万円台ですが、スキルアップすれば年収800万円くらい稼ぐ人もいます。

この辺は、施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】にまとめてます。

施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】

③経験値が上がると転職が有利

設備施工管理の経験者が不足してるからです。

なので、経験値が高い設備施工管理の人材は、転職では引っ張りだこ。

「どの会社に転職しようかな」と選べるレベルなので、転職はとても有利です。

 

いわゆる「手に職」なので、将来も安泰ですね。

経験値を上げてから大手に転職して、年収800万円くらい稼ぐ人もいます。

この辺は、施工管理(現場監督)のやりがいや魅力9選【未経験から始める方法】にまとめてます。

施工管理(現場監督)のやりがいや魅力9選【未経験から始める方法】

設備施工管理のきついところ3選

設備施工管理のきついところ3選

考える男性
考える男性
反対に、設備施工管理のきついところも知りたいな。

きついところは下記の3つです。

  1. 室内工事だと残業が多い
  2. 建築が遅れると設備が激務になる
  3. 激務になると休みが少ない

 

こちらも1つずつ解説しますね。

 

①室内工事だと残業が多い

室内の現場だと、残業が多くなります。

理由は、夜でも工事できるから。

 

土木や建築なら、夜になると見えないので作業終了になります。

でも、室内の設備工事は、電気をつければ見えるので夜も作業が続くことも。

職人さんが帰るまでは施工管理も帰れないので、残業が増えることがあります。

 

②建築が遅れると設備が激務になる

理由は、建築工事が終わらないと、設備の工事を始められないから。

  • 電気
  • ガス
  • 水道

 

などは、すべて建築物ありきの工事なので、建築部隊が遅れるとしわ寄せがきます。

 

期限は守らないといけないので、残り少ない日数で完成させるために、激務になることがあります。

この辺は、施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】も参考にどうぞ。

施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】

③激務になると休みが少ない

前述のとおり、期限は守らないといけないから。

工事のスケジュールが押せば、休日返上で働くこともあります。

設備は工程の最後の仕事なので、どうしてもしわ寄せがきやすく、現場によっては休みが減ることもあります。

 

この辺は、「施工管理は休みない!」という状態から抜け出す方法も参考にどうぞ。

「施工管理は休みない!」という状態から抜け出す方法

また、ブラック企業を避ける方法を、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法にまとめたので、こちらもどうぞ。

施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法

設備施工管理に必要なスキルや資格

設備施工管理に必要なスキルや資格

考える男性
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ちなみに、設備施工管理に転職するのに必要なスキルって何?

転職前に取得しといた方がいい資格とかある?

設備施工管理に必要なスキルと、資格について解説します。

転職する前に知っておきましょう。

 

①設備施工管理に必要なスキル

設備施工管理に必要なスキル、というか「適性」は下記などがあります。

  1. マルチタスクのスキル
  2. コミュニケーション能力
  3. マネジメントスキル
  4. スケジュール管理能力
  5. 年上にかわいがられるスキル

 

施工管理=監督業なので、こうしたスキルが必要です。

施工管理の経験はなくても、今までの仕事の中で上記をやったことがあり、割とできたなら大丈夫です。

 

ちなみに、施工管理に向いてるかの適職診断は、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】にまとめたので、転職活動を始める前に診断しておきましょう。

施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】

②転職時に必要な資格はない

理由は、資格がなくても仕事はできるから。

前述のとおり、まずは転職して、実務経験を積んでから資格を取得していけばOKです。

 

今後のために、具体的に取得しておいた方がいい資格は下記のとおりです。

  1. 電気工事施工管理技士→電気工事の施工管理のみ
  2. 管工事施工管理技士→配管の施工管理のみ
  3. 電気通信工事施工管理技士→通信設備の施工管理のみ
  4. 電気工事士
  5. 消防設備士
  6. 設備設計一級建築士
  7. 建築設備士

 

それぞれの資格の詳細は下記の記事にまとめたので、参考までにどうぞ。

 

まとめ【設備施工管理の仕事内容を知って、転職の参考にどうぞ】

まとめ【設備施工管理の仕事内容を知って、転職の参考にどうぞ】

最後にもう一度、設備施工管理の仕事の種類をまとめておきます。

  1. 電気設備の施工管理
  2. 配管設備に施工管理
  3. 空調設備の施工管理
  4. 通信設備の施工管理
  5. 機械設備の施工管理
  6. 消火設備の施工管理

 

良いところと、きついところは下記のとおりです。

良いところ きついところ
現場に屋根がある

スキルが身につくと年収が上がる

経験値が上がると転職が有利

室内工事だと残業が多い

建築が遅れると設備が激務になる

激務になると休みが少ない

 

結論、下記のスキルがあればやっていける可能性が高いので、ぜひとも挑戦してみましょう。

  1. マルチタスクのスキル
  2. コミュニケーション能力
  3. マネジメントスキル
  4. スケジュール管理能力
  5. 年上にかわいがられるスキル

 

未経験で設備施工管理に転職するとき、失敗しない方法を、施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】にまとめたので参考にどうぞ。

施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】

また、ブラック企業を避ける方法は、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法にまとめてます。

 

ということで、本気で設備施工管理に転職したいなら、さっそく転職活動を始めましょう。

良い求人ほど他の人にとられていくので、転職活動はスピードと行動量が命です。

 

「明日でいいや」と思うと、今日、誰かに優良求人をとられてしまいますよ。

できることからでいいので、今日から行動しましょう。

 

最後に、弊社メルマガでは、未経験から設備施工管理に転職するときの、優良求人の情報も配信しています。

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行動すれば、あなたは設備施工管理でも積極的に成長できて、安定して食っていける人生になりますよ。

あなたが設備施工管理に挑戦して、成功することを祈っています。

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