サブコンの施工管理に転職する方法|きついと言われる3つの理由

サブコンの施工管理に転職する方法
施工管理
施工管理
サブコンの施工管理ってどうなの?

転職を考えてるんだけど、きついところやメリットを知っておきたい。

ただ、そもそも自分はサブコンの施工管理に転職できるんだろうか?

あと、転職できたとして、自分はサブコンでやっていけるんだろうか…?

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事でわかることは以下のとおり。

  • サブコンの基礎知識がわかる
  • サブコンの施工管理がきついと言われる3つの理由がわかる
  • サブコンの施工管理に転職する5つのメリットがわかる
  • あなたがサブコンの施工管理に向いているかわかる
  • サブコンの施工管理に転職する2つの方法がわかる

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職エージェントを行う会社です。

サブコンの施工管理への転職もサポートしています。

この記事では、サブコンの施工管理について詳しく解説します。

きついと言われることもありますが、メリットが大きい仕事です。

  • 年収アップしたい
  • 資格を活かして転職したい
  • サブコンへの転職に失敗したくない

という人は最後まで読んでみてください。

あなたがサブコンに向いているかもわかるので、転職活動の参考になると思います!

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

目次

サブコンとは

サブコンとは

サブコン(サブコントラクター)とは、ゼネコン(総合建設業者)から委託を受けて、建築工事の一部分を手がける専門施工会社のことです。

サブコンは、工事全体の中で特化した技術や知識をもとに、細部まで質の高い仕事を行うことが求められます。

※サブコン自体が元請になるケースもあります。

サブコンの工事内容

サブコンは、ゼネコンから以下のような工事を任されます。

  • 電気設備工事
  • 空調設備工事
  • 消防設備工事
  • 衛生設備工事
  • 杭基礎工事

主に設備工事を中心に請け負っています。

サブコン業界の将来性

サブコンは将来性があります。

理由は以下のとおり。

  • 今後も設備の需要はなくならないから
  • AIやIoTなど新しい設備の需要が高まっているから
  • 環境配慮型の建築やSDGsなど新しい設備の需要が高いから

また、施工管理は人材不足なので、サブコンの施工管理の希少価値も上がっていくでしょう。

建設産業の現状と課題

出典:国土交通省「建設産業の現状と課題

サブコンとゼネコンの関係性

サブコンとゼネコンの関係性

次に、サブコンとゼネコンの関係性を深掘りしていきます。

以下の請負・工事がありますが、それぞれサブコンとゼネコンの関係性について解説します。

  • 一式請負
  • 別途工事
  • コストオン工事

一式請負

一式請負とは、工事全体をゼネコンが受け持つことをいいます。

ゼネコンは、工事全体の設計・施工など一連の工程を担当して、その結果に対する責任を負います。

しかし、ゼネコンがすべての工事を行うわけではなく、専門的な技術をもつサブコンに部分的な工事を依頼することがあります。

別途工事

別途工事とは、発注者がゼネコンとサブコンにそれぞれ工事を依頼することです。

この場合、ゼネコンとサブコンに契約関係はありません。

ただし、同じ建設物の工事を扱うため、現場で顔を合わせることはあるでしょう。

コストオン工事

コストオン工事とは、発注者はゼネコンとサブコンとそれぞれ直接契約を行いますが、工事現場で使用する仮設物や工事費の請求はゼネコンがまとめて行う方法です。

仮設物は現場に出入りする多くの業者が使うため、ゼネコンが取りまとめるイメージです。

サブコンとゼネコンの施工管理の年収

サブコンとゼネコンの施工管理の年収
施工管理
施工管理
サブコンとゼネコンの年収って、どれくらい違うの?

サブコンとゼネコンの最大手5社の平均年収は以下のとおりです。

  • サブコン:826万円
  • ゼネコン:1033万円

この数値は施工管理に限定した年収データではなく、企業全体の平均年数ですが、施工管理の年収イメージになると思います。

平均年収はゼネコンの方が上ですが、サブコンでも年収1000万円以上を稼ぐ人もいます。

施工管理は技術職なので、保有資格や経験値によって年収が上がっていく傾向です。

施工管理で年収1000万円以上を稼ぐコツは、年収1000万円の現場監督9つの条件【年収アップする3つのコツも参考にどうぞ。

サブコンの施工管理がきついと言われる3つの理由

サブコンの施工管理がきついと言われる3つの理由
施工管理
施工管理
でも、サブコンはきついって聞いたことあるよ?

どの辺がきついの?

たしかにサブコンはきついと言われることがあります。

一般的にきついと言われる理由は、以下の3つです。

  1. 残業が多いことがある
  2. 他の工事の影響を受けやすい
  3. スキマを塗って工事することがある

1つずつ解説していきます。

残業が多いことがある

サブコンの施工管理は残業が多くなることがあります。

電気・空調工事は屋内作業も多く、屋外工事のように暗くならず残業できてしまうからです。

特に、工期がタイトな場合は夜勤で工事を進めることもあります。

他の工事の影響を受けやすい

サブコンが行う電気・空調工事などは、他の工事の影響を受けやすいため、工期が短くなることがあります。

例えば電気工事は、当然ながら建物ができていないと工事に取りかかれません。

土木・建築工事が遅れれば、そのシワよせは設備工事にきます。

そのため、工期が短くなり急いで工事しなければいけないので「きつい」と言われることがあります。

スキマを縫って工事することがある

現場によりますが、建築工事のスキマを縫って工事することもあります。

稀ですが、建築工事のジャマをしないように気を遣うこともあるため「きつい」と言われることがあります。

サブコンの施工管理に転職する5つのメリット

サブコンの施工管理に転職する5つのメリット
施工管理
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じゃあ、サブコンの施工管理のメリットは何なの?

結論、メリットは以下の5つです。

  1. 手に職がつく
  2. 専門性を高められる
  3. 他ジャンルの工事も詳しくなる
  4. 資格を取得すると稼ぎやすい
  5. ゼネコンより転職しやすい

きつい部分を上回るメリットがあります。

1つずつ解説していきます。

手に職がつく

技術職なので、手に職がつきます。

今は終身雇用も崩壊しているため、サブコンの施工管理で手に職をつければ食いっぱぐれはないでしょう。

将来も安定して食べていきたい人は、サブコンの施工管理がおすすめです。

専門性を高められる

サブコンの施工管理は、電気や空調など専門分野に特化しているため、当然ながら専門性を高めることができます。

工事全体を統括するゼネコンの施工管理に比べると、専門性が高いといえるでしょう。

他ジャンルの工事も詳しくなる

設備の工事は、他ジャンルの知識も必要だからです。

例えば、電気工事であれば建築物の知識が必要です。

また、給排水管の工事であれば土木の知識も必要でしょう。

専門分野に特化しつつ、他のジャンルにも詳しくなれるのは大きなメリットです。

資格を取得すると稼ぎやすい

施工管理技士などを取得すると、資格手当や昇給で稼ぎやすいです。

施工管理技士を取得すると、主任技術者や監理技術者になれたり、公共工事を受注しやすくなるため、会社の売上に貢献できます。

会社としては施工管理技士を手放したくないので、給料を上げてくれることが多いです。

サブコンに関連する施工管理技士の資格は以下があります。

  • 管工事施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 電気通信工事施工管理技士

まだ取得していないという人は、ぜひとも挑戦してみましょう。

設備系の施工管理技士資格については、以下の記事を参考にどうぞ。

ゼネコンより転職しやすい

ゼネコンは応募者がとても多いですが、サブコンはゼネコンほど応募者が多くないため、転職しやすいです。

そもそもサブコンは専門性があるため、応募する人がゼネコンより少なくなりがちです。

転職しやすいのもサブコンの大きなメリットでしょう。

サブコンの施工管理に向いている人・向いていない人の特徴

サブコンの施工管理に向いている人・向いていない人
施工管理
施工管理
サブコンのきついところとメリットはわかったけど、そもそも自分はサブコンに向いてるんだろうか?

ここでは、サブコンの施工管理に向いている人・向いていない人の特徴を解説していきます。

転職の参考にしてみてください。

サブコンの施工管理に向いている人の特徴

サブコンの施工管理に向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 体力がある人
  • 他業者と柔軟に対応できる人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 限られた時間で効率的に仕事を進められる人
  • 電気・空調・配管など専門分野に特化している人

サブコンの施工管理に向いていない人の特徴

一方、サブコンの施工管理に向いていない人の特徴は以下のとおりです。

  • 体力がない人
  • 専門知識がない人
  • ストレスに弱い人
  • 対人関係が苦手な人
  • 臨機応変に対応できない人

ゼネコンの施工管理に向いている人の特徴

ちなみに、ゼネコンの施工管理に向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 責任感が強い人
  • 計画力がある人
  • 広い視野がある人
  • ストレスに強い人
  • 問題解決力がある人
  • 組織を活かして働ける人
  • リーダーシップがある人
  • コミュニケーション能力が高い人

サブコンの施工管理に転職する2つの方法

サブコンの施工管理に転職する2つの方法
施工管理
施工管理
サブコンに転職してみようかな…

でも、具体的にどうやって転職すればいいの?

転職する方法は以下の2つがあります。

  1. サブコンの採用ページから応募する
  2. サブコンを紹介している転職エージェントにサポートしてもらう

あなたに合う方を選びましょう。

1つずつ解説します。

サブコンの採用ページから応募する

サブコンのホームページから採用ページに飛び、直接応募できます。

履歴書や職務経歴書などを用意して、サブコンに送りましょう。

書類選考を通過すると面接があり、採用される流れです。

転職活動に慣れている人は、直接応募してOKです。

サブコンを紹介している転職エージェントにサポートしてもらう

施工管理
施工管理
転職活動に慣れてないんだよね…

履歴書の志望動機とかなんて書けばいいかわからないし、面接も自信がない…

という人は、サブコンの施工管理求人を紹介している転職エージェントにサポートしてもらいましょう。

求人の紹介だけでなく、以下も無料でサポートしてくれます。

  1. 履歴書や職務経歴書の添削
  2. 面接対策や日程調整
  3. 面接後にプッシュしてくれる
  4. 応募企業に年収交渉
  5. 入社書類の手配

結論、以下に1つでも該当する人は、転職エージェントも併用しましょう。

  1. 転職活動の自信がない
  2. 忙しくて転職活動できない
  3. 年収アップしたい

ちなみに冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職エージェント「SAN-SUKE」を行なっています。

サブコンの施工管理の求人を紹介していたり、上記で解説したサポートを無料で実施しています。

転職活動の情報収集に活用してみてください。

サブコンの施工管理の転職でよくある質問と答え

サブコンの施工管理の転職でよくある質問と答え

最後に、サブコンの施工管理の転職でよくある質問と答えをまとめておきます。

サブコンの大手5社は?

以下の5社です。

  • 高砂熱学工業
  • 大気社
  • サーラコーポレーション
  • 三機工業
  • ユアテック

空調大手7社は?

以下の7社です。

  • 高砂熱学工業
  • 新菱冷熱工業
  • 大気社
  • 三機工業
  • ダイダン
  • 新日本空調
  • 朝日工業社

サブコンの設計職に就職するには?

以下の資格を取得するのがおすすめです。

  • 建築士
  • 建築設備士
  • 設備設計一級建築士

いずれも設備設計に関する資格で、資格を取得すると設計職に就職しやすくなります。

詳しくは、以下の記事を参考にどうぞ。

サブコンの下請けはどんな会社ですか?

サブコンの関係会社で、一般的には中小企業が多いです。

サブコン施工管理の一日のスケジュールは?

あくまで一例ですが、以下のようなスケジュールです。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で事務作業
  • 20:00:仕事終了、退勤

詳しくは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】を参考にどうぞ。

サブコンからビルメンテナンスに転職できる?

転職できる可能性はあります。

ビルメンテナンスは建物の運用と維持を担当する職種で、電気設備、空調設備、防火設備などの点検・修理、清掃業務、設備の更新・改修などを行います。

サブコンも電気設備、空調設備、防火設備などの工事を担当するため、サブコンで身につけた技術や知識を活かせるでしょう。

ただし転職を考える際は、具体的な求人情報をしっかりとチェックするようにしてください。

サブコンから公務員に転職できますか?

電気系・環境系・衛生系の公務員であれば、転職できる可能性があります。

公務員は公共工事を発注する側ですが、サブコンの施工管理で学んだことを活かせます。

ただし、公務員試験に合格する必要があるため、試験勉強する期間が必要です。

施工管理から公務員に転職する方法は、施工管理から公務員に転職できる【民間→公務員のデメリットも解説】に詳しくまとめています。

まとめ|サブコンの施工管理に向けて転職活動を始めよう

サブコンの施工管理に向けて転職活動を始めよう

最後にもう一度、サブコンの施工管理のきついところとメリットをまとめておきます。

きついところ残業が多いことがある

他の工事の影響を受けやすい

スキマを塗って工事することがある

メリット手に職がつく

専門性を高められる

他ジャンルの工事も詳しくなる

資格を取得すると稼ぎやすい

ゼネコンより転職しやすい

そして、サブコンの施工管理に向いてる人の特徴は以下の5つです。

  1. 体力がある人
  2. 他業者と柔軟に対応できる人
  3. コミュニケーション能力が高い人
  4. 限られた時間で効率的に仕事を進められる人
  5. 電気・空調・配管など専門分野に特化している人

そして、サブコンの施工管理に転職する方法は以下の2つです。

  1. サブコンの採用ページから応募する
  2. サブコンを紹介している転職エージェントにサポートしてもらう

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職エージェント「SAN-SUKE」を行なっています。

サブコンの施工管理の求人を紹介していたり、志望動機や面接対策など転職サポートも無料で実施しています。

転職活動の情報収集に活用してみてください。

あなたの転職活動の参考になればうれしいです!

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