設備設計のきついところ4選【そこまで激務じゃない。やりがいも解説】

オフィスの内装
考える男性
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設備設計の仕事ってきついの?

激務って聞いたけどホントなのかな…?

あまりにきつい仕事ならやりたくないなぁ…

設備設計のきついところを知っておきたい。

あと、やりがいとか魅力と比較して就職するか決めたいな。

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

  • 設備設計の仕事はきついのかわかる
  • 設備設計のきついところがわかる
  • 設備設計のやりがいや魅力がわかる

私たち「ワット・コンサルティング」は、建設業の技術者派遣の会社です。

この記事では、設備設計のきついところを解説していきます。

どんな仕事もきついところはあるものですが、設備設計ならではのきついところも知っておきましょう。

もちろんやりがいや魅力も大きい仕事なので、就職の参考にしてみてください!

設備設計の仕事はきついのか【そこまで激務じゃない】

パソコン作業する男性

一昔前は「設備設計はきつい」といわれた時代もありましたが、今はそこまできつくありません。

なぜなら、設備設計の業界もIT化が進んでいるから。

下記のような設計ソフトも進化しているため、仕事をやりやすくなっています。

  • AutoCAD
  • Jw-cad
  • Revit
  • Rebro
  • CADWe’ll Tfas

また、「BIM」など新しい設計ソフトも普及が進んでいます。

BIMにできることは下記のとおり。

  • 設計変更がCADの約半分の時間でできる
  • 設計ミスをソフトが教えてくれて設計ミスを防げる
  • 設計者・施工業者・施主の意思共有ができるので、業務の効率化・コスト削減ができる
  • クライアントに完成形を3Dで見せられるため、イメージがわきやすい、合意形成が早い
  • 設計図に人を入れて動かすこともでき、動線や使い勝手を事前にシミュレーションできる

BIMについては、BIMやCIMソフトの建築や土木の設計のメリットにまとめてます。

そもそも設備設計の仕事内容を知っておこう

基本として、設備設計には下記の種類があります。

  • 電気
  • 空調
  • 給排水
  • 昇降機
  • 排煙設備
  • 上下水道処理設備
  • 電気通信設備
  • ファクトリーオートメーション(工場設備)

そして、おおまかな仕事の流れは下記のとおり。

  1. 顧客のヒアリング
  2. 企画・基本設計
  3. 実地設計
  4. 積算・見積もり
  5. 確認申請
  6. 工事監理
  7. 竣工検査
  8. 運用・保守
  9. 改修工事

設備設計の仕事内容は、設備設計の仕事内容を解説【有益な資格8選や平均年収も紹介します】にまとめてます。

設備設計のきついところ4選

ライト

考える男性
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設備設計のきついところを知りたいな。

IT化が進んでいるとはいえ、仕事がきついときもあります。

代表的なきついところは下記の4つ。

  1. 案件が重なるときつい
  2. 他部門との調整が難しい
  3. 納期に追われるのがつらい
  4. 仕事をしながら資格の勉強をするのがきつい

1つずつ解説しますね。

①案件が重なるときつい

複数の案件を同時に進めるときは、どうしても忙しくなります。

大手や人気の設計事務所だと、案件が重なることも。

ただ、ずっと忙しいわけではないので、いっときの辛抱でもあります。

どんな仕事でも繁忙期があるものですが、設備設計も同じですね。

②他部門との調整が難しい

設備設計は他部門と調整をしながら仕事を進めます。

具体的には、下記の部門と関わります。

  • 意匠設計:建築物のデザインを決める設計
  • 構造設計:建築物の骨組みや耐久性の設計
  • 現場の技術者:現場監督や職人さん

設備はスキマのスペースを使うことも多いです。

※例えば配線など。

でも、他部門には他部門の都合があったりして、調整がうまく進まないこともあるでしょう。

コミュニケーションスキルや調整力も必要な仕事です。

③納期に追われるのがつらい

納期に追われて忙しいこともあるでしょう。

特に設備設計は、意匠設計や構造設計が終わらないと設計に入れません。

意匠設計や構造設計が遅れると、そのシワ寄せが設備設計にくることもあります。

④仕事をしながら資格の勉強をするのがきつい

設備設計でキャリアアップしたいなら、下記のような資格を取得していく必要があります。

  • 建築設備士
  • 設備設計一級建築士
  • 建築士
  • 管工事施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 電気通信工事施工管理技士
  • 電気主任技術者
  • 技術士

中には難関資格もあるため、仕事と勉強の両立はなかなか大変なことも。

ただ、仕事しながら勉強するのはどの仕事でも一緒なので、設備設計に限った話ではありません。

ちなみに設備設計の資格については、設備設計の資格8選にまとめてます。

設備設計のやりがいや魅力4選

夜景

考える男性
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設備設計のやりがいや魅力も知っておきたいな。

結論、下記の4つです。

  1. 人数が少ないので重宝される
  2. 最新技術と親和性が高くて将来性がある
  3. 経験を積んで資格を取得すると年収アップできる
  4. 人脈が広がれば独立も可能

1つずつ解説するので、就職の参考にしてみてください。

①人数が少ないので重宝される

設計には下記の3つがあります。

  1. 意匠設計:建築物のデザインを決める設計
  2. 構造設計:建築物の骨組みや耐久性の設計
  3. 設備設計:電気や配管など建築物の設備の設計

正直、一番人気は意匠設計です。

意匠設計は有名な建築家も多く、カッコいいイメージがあるため人気。

その分、設備設計は人数が少ないので、業界内では重宝されます。

経験を積めば転職もしやすく、仕事に困ることは少ないでしょう。

②最新技術と親和性が高くて将来性がある

意匠設計や構造設計より、設備設計は最新技術との親和性が高いため、将来性があるといえるでしょう。

具体的には、下記のような最新技術と関わりがあります。

  • LED
  • AIが搭載された設備
  • ZEH(ゼロエネルギーハウス)
  • ZEB(ネットゼロエネルギービル)
  • 5G・6Gなど高速インターネット回線

こうした設備を扱うため、設備設計は時代の波にのれる仕事です。

「将来性がある仕事に就きたい!」という人におすすめです。

③経験を積んで資格を取得すると年収アップできる

設備設計の経験を積んで、資格を取得すれば年収が上がります。

資格手当をもらえたり、昇給しやすくなるでしょう。

また、経験と資格がある人は転職市場で人気があり、転職を機に年収アップする人も多いです。

建築設備士や設備設計一級建築士などを取得して経験を積めば、大手に転職できる可能性もあります。

建設業界は大手ほど年収が高い傾向。

なので、稼ぎたい人にも設備設計はおすすめです。

設備設計の年収は、設備設計の年収【たくさん稼ぐ人もいる】も参考にどうぞ。

④人脈が広がれば独立も可能

経験を積んで、資格を取得して、人脈が広がっていけば独立することも可能。

仕事が入ってくる人脈があれば、会社員でなくても稼げます。

独立志向があり、自由度の高い人生を歩みたい人は設備設計を検討してみましょう。

まとめ【設備設計はきついところもあるけど、やりがいと魅力が大きい】

家

最後にもう一度、設備設計のきついところ4選をまとめておきます。

  1. 案件が重なるときつい
  2. 他部門との調整が難しい
  3. 納期に追われるのがつらい
  4. 仕事をしながら資格の勉強をするのがきつい

ただ、やりがいや魅力も大きい仕事ですよ。

やりがい・魅力は下記の4つです。

  1. 人数が少ないので重宝される
  2. 最新技術と親和性が高くて将来性がある
  3. 経験を積んで資格を取得すると年収アップできる
  4. 人脈が広がれば独立も可能
考える男性
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設備設計に就職しようかな…

どうしようかな…

と迷う人は、設備設計に向いている人の特徴を参考にどうぞ。

あなたが設備設計に向いているか、判断材料になると思います。

また、設備設計の仕事内容や年収、必要な資格は、設備設計の仕事内容を解説【有益な資格8選や平均年収も紹介します】にまとめています。

あなたの就職の参考になればうれしいです!

SAN-SUKE

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