志望動機とか慣れてないからよくワカラナイ…
志望動機の型とか、例文があれば見たいな。
でも志望動機が甘くて、面接でツッコまれたらどうしよう…
面接の場で慌てたくないなぁ…
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 設備設計の志望動機を書く前の準備がわかる
- 設備設計の志望動機の書き方がわかる
- 設備設計の志望動機の例文がわかる
- 面接でツッコまれないコツ・ツッコまれたときの対処法がわかる
私たちワット・コンサルティングは、設備設計の転職サポートを行う会社です。
この記事では、設備設計の志望動機のコツを解説します。
志望動機には、ある程度の「型」があります。
型に沿って書くだけでも良い志望動機になるので、さっそく書いてみましょう。
下記のような設備設計の志望動機にも使えます。
- 建築設備設計
- 住宅設備設計
- 電気設備設計
- 空調設備設計
例文も紹介するので参考にどうぞ。
面接を突破するコツもまとめたので、無事に採用されたい人は最後まで読んでみてください!
目次
設備設計の志望動機を書く前の準備
志望動機を書く前に「応募企業が求める人物像」を調べましょう。
応募企業に合った志望動機じゃないと、採用されにくいから。
具体的には、下記で求める人物像を調べればOK。
- 求人サイト
- 応募企業の採用ページ
そして、ちょっとズルいですが、応募企業が求める人物像に寄せた志望動機にするのがコツです。
例えば、こんな感じです。
- 応募企業が求める人物像→積極的に行動できる人
- 志望動機→私は積極性があるため、貴社なら私の強みを活かせると思い志望します
「この人はウチが求めてる人だ」と思ってもらいやすいため、採用される確率が上がります。
【裏ワザ】志望動機に困ったら社員さんのインタビューを見る
どんな志望動機にすればいいの?
という場合は、応募企業の「社員インタビュー」を見ればOK。
ホントに困ったら、下記のような志望動機もアリです。
企業側も一生懸命ホームページを作っているので、ホームページをきっかけに応募してくれるのはうれしいもの。
また、実在する社員さんをイメージできるので「◯◯さんみたいに活躍してくれるなら採用したいかも…」と思う採用担当者もいます。
どうしても志望動機を思いつかない場合は、最後の手段でこの方法を使ってみてください。
※もちろん採用される保証はありませんが。
設備設計の志望動機の型【6ステップ】
設備設計の志望動機の型は、下記の6ステップです。
- 結論(応募する理由)
- 応募に至ったエピソード
- 応募企業でなければいけない理由
- さらっと自己PR
- 将来どうなりたいか
- 意思表明で締める
※内容によっては少し前後したり、アレンジ・省略してもOKです。
1つずつ解説するので、あなたなりの志望動機を作ってみましょう。
①結論(応募する理由)
まずは、結論(応募する理由)から書きましょう。
採用担当者が、履歴書をすみずみまで読むとは限らないから。
読み飛ばされないためにも、結論から書くのがコツです。
文体は下記がおすすめ。
例えばこんな感じ。
- 私が貴社を志望する理由は、大学で学んだことを活かせるからです。
- 私が貴社を志望する理由は、さらに高いレベルに挑戦できると思ったからです。
端的に応募する理由から書くと良いですよ。
②応募に至ったエピソード
次に「応募に至ったエピソード」を書きます。
エピソードがあると記憶に残って、採用されやすくなるから。
抽象的な志望動機は記憶に残りにくいですが、エピソードはインパクトがあります。
例えばこんな感じ。
「人は物語は読んでしまう」という性質があるので、エピソードを入れましょう。
③応募企業でなければいけない理由
次に「応募企業でなければいけない理由」を書きましょう。
「他の会社でもいいのでは?」というツッコみを防げるから。
これを書くには、企業研究が必須です。
ホームページや求人情報を読み込み、どこに興味をもったのか整理しておきましょう。
例えばこんな感じです。
調べたところ、◯◯の技術をこのエリアでもっているのは貴社しかないようです。
◯◯の技術は私の経験を活かせるため、お役に立てると思います。
ちょっと大変ですが、複数の企業に応募する場合は、1社ずつ「応募企業でなければいけない理由」を作りましょう。
④さらっと自己PR
次に、さらっと自己PRを書きましょう。
「採用したい!」と思ってもらえる確率が上がるから。
具体的には下記のとおり。
- 経験者:貢献できることを書く
- 未経験者:設備設計に必要なスキルがあることをアピール
経験者さんは「即戦力になれる」とアピールするのが一番です。
ほとんどの企業は、即戦力人材を求めているから。
ご自身がもつ経験・スキルと、応募企業が求める経験・スキルの合致点を見つけてアピールしましょう。
未経験者さんに求められる「設備設計に必要なスキル」は下記のとおり。
- 数字に強い
- 建築が好き
- 勉強を継続できる
- 新しい情報に敏感
- 縁の下の力もちタイプ
- コミュニケーションスキルが高い
例えばこんな感じです。
私は大学の友人から「コミュニケーションスキルが高い」と言われます。
設備設計でもコミュニケーションが必要不可欠なので、戦力になれると思います。
不明点をわからないままにせず、先輩方にきちんと聞いてから業務に当たります。
ただし、履歴書に自己PR欄があるため、志望動機の自己PRはさらっと書けばOKです。
⑤将来どうなりたいか
次に「将来どうなっていきたいか」を書きましょう。
将来像を見せることで、さらに採用したくなるから。
採用は「未来への投資」なので、将来像をイメージさせられるかが勝負です。
これを書くには、応募企業のキャリアプランを調べるのが必須。
もしキャリアプランがわからない場合は、前述のように「社員インタビュー」を参考にしましょう。
キャリアプランのイメージがわきます。
例えばこんな感じ。
⑥意思表明で締める
最後は「貴社に貢献したいです」と決意表明で締めましょう。
文章としても締まるし、覚悟が伝わって採用されやすくなることもあります。
未経験者さんは業界の志望動機も必要
未経験者さんは、設備設計業界の志望動機も考えておきましょう。
採用担当者は「そもそも、なんで設備設計業界なの?」を知りたいから。
これは、設備設計を学ぼうと思ったきっかけのエピソードでOKです。
- 父親が設備の仕事をしていて設計に興味をもったから
- 先輩が設備設計の仕事に就職しておもしろいと言っていたから
- もともとは意匠設計を志望していたけど、空調設計に興味をもったから
設備設計を学ぼうと思ったきっかけを思い出してみましょう。
NGの志望動機
下記のような志望動機はNGです。
NGの志望動機 | NGの理由 |
貴社に感銘を受けた | 誰でも言えるから |
貴社の企業理念に共感したので | 誰でも言えるから |
貴社で頑張りたいから | どの会社でも使い回せるから |
休みが多そうなので | やる気を感じないから |
給料が高そうなので | もらうことばかり考えているイメージだから |
学ばせてほしいから | 貢献してくれるイメージがないから |
家から近いから | あまりやる気が感じないから |
下記のように、情報を集めると説得力のある志望動機ができるものです。
- 設備設計を学ぼうと思ったきっかけ
- 応募企業に興味をもった理由
- 応募企業が求める人物像
- 応募企業のキャリアプラン
- あなたの強みや得意なこと
いきなり志望動機を書き始めるのではなく、まずは情報収集から始めましょう。
設備設計の志望動機の例文
未経験者さんと経験者さん向けの例文をまとめました。
もちろん採用されるかは応募する企業さん次第ですが、参考にはなると思います。
アレンジして使ってもOKですよ。
未経験者さんの志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、大学で学んだことを活かして貢献できると思ったからです。
私はもともと住宅が好きで意匠設計を志望したのですが、新技術が次々と出てくる住宅設備に興味を持ち勉強してきました。
住宅のデザインはもちろん重要ですが、日々の暮らしでは設備の重要度も高いと思っています。
貴社では、省エネや機能性の高いキッチンの設計で多くの実績があると聞きました。
先進技術を用いた設計をしたいと思い、貴社を志望します。
私自身、最新の住宅設備が好きで情報収集しています。
積極性をもって貴社の業務に当たれるため、貢献できると思いました。
将来は「時代に合った設備設計はこの人に任せれば大丈夫」と言われるように、多くの設計実績を作って、貴社に貢献していきたいです。
前述のとおり、エピソードを入れると印象に残りやすくなります。
未経験者さんの志望動機はどうしても抽象的になりやすいので、エピソードを集めてまとめましょう。
経験者さんの志望動機の例文
私が貴社を志望する理由は、大きい規模の設備設計をしたいからです。
今の会社はとても素晴らしいのですが、住宅設備設計がメインであるため、設計の規模はそこまで大きくありません。
「いずれは大きい建物の設備設計をしてみたい」と以前より思っていたこともあり、この度、転職を決意しました。
貴社のホームページに掲載されていた設計実績を拝見しました。
今より大きい規模の設計ができると思ったため志望します。
設備設計の業務経験が長いため、即戦力になれると思います。
また、現在は設備設計一級建築士を取得するために勉強しています。
将来は貴社の第一線の設計士となり、売上に貢献していきたいです。
経験者さんは、絶対に前の会社(今の会社)の悪口を書かないこと。
「うちも悪く言われたらイヤだな…」と敬遠されて、採用されにくくなります。
「今の会社(前の会社)は素晴らしいんだけど、自分にはやりたいことがあって、それができるのが貴社だから志望します」という流れもアリでしょう。
また、資格があればアピールしてください。
資格がない場合は「現在、資格の勉強をしています」と伝えるだけでも、意欲的な印象になり採用されやすくなることがあります。
面接で志望動機をツッコまれないコツ
面接で志望動機をツッコまれないコツは下記の2つです。
- 志望動機を話しているところを誰かに見てもらう
- 志望動機を話している様子をスマホで撮影して確認する
模擬面接みたいな感じで、誰かに志望動機を話しているところを見てもらいましょう。
客観的に変なところがあれば指摘してもらって、直していけばOKです。
家族・友人などでもOK。
また、志望動機を話しているあなたの姿をスマホで撮影して、自分でも確認してみましょう。
面接官の目線であなたを見れるので、修正点に気づける可能性があります。
地道ですが、こうした努力をしておくと面接でツッコまれる確率をへらせます。
面接で志望動機をツッコまれたときのコツ
それでもツッコまれてしまったら、まず冷静になるのが第一です。
パニックになると、うまく答えられません。
言葉につまったら「すみません、緊張しています」と面接官に言ってみましょう。
そもそも面接で緊張しない人はいないので、理解のある面接官なら待ってくれる可能性があります。
深呼吸して、質問の意図をよく考え、時間がかかってもいいのでゆっくりと答えてみてください。
面接はうまく答えることが目的ではなく、双方の相性を確認することが目的です。
ちょっとつまっても、そのとき考えた最善の答えを伝えれば、その姿勢が評価されて採用になることもありますよ。
まとめ【設備設計の志望動機の型に沿って書いてみましょう】
最後にもう一度、設備設計の志望動機の型をまとめておきます。
- 結論(応募する理由)
- 応募に至ったエピソード
- 応募企業でなければいけない理由
- さらっと自己PR
- 将来どうなりたいか
- 意思表明で締める
まずは型に沿って書いてみて、あなたが良いと思える志望動機にアレンジしていきましょう。
最後に1つ注意点。
複数の会社に応募する場合は、くれぐれも志望動機を使い回さないでください。
採用担当者は「採用のプロ」なので、使い回しの志望動機はだいたいわかります。
くりかえしですが、下記を情報収集して、1社ずつ気持ちのこもった志望動機を考えてみてください。
- 設備設計を学ぼうと思ったきっかけ
- 応募企業に興味をもった理由
- 応募企業が求める人物像
- 応募企業のキャリアプラン
- あなたの強みや得意なこと
あなたの就職・転職がうまくいくことを祈っています!