ディスポーザーをやめたいときの対処法【撤去できないなら使わない】

ディスポーザーをやめたいときの対処法【撤去できないなら使わない】
考える男性
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ディスポーザーをやめたい…

手入れが面倒だし、ぬめりも出るし、お金ばかりかかる…

どうすればいいかなぁ?

こういった悩みに答える記事です。

本記事でわかることは下記のとおり。

  • ディスポーザーをやめる方法がわかる
  • ディスポーザーを撤去できないときの対処法がわかる

「ディスポーザーって便利そう!」と思って使ってみたものの、やっぱりやめたい人はけっこういます。

  1. 手入れがメンドくさい
  2. 臭う
  3. ぬめりが出る
  4. 粉砕力が弱くなった
  5. 修理費が高い

などの理由が多いですね。

この記事では、ディスポーザーを撤去する方法を解説します。

また、管理規約で「ディスポーザーを撤去できない」となっている分譲マンションもあると思うので、その対処法も解説します。

面倒なディスポーザーとさよならするためにも、参考になれば幸いです。

ディスポーザーをやめたいときの対処法

ディスポーザーをやめたいときの対処法

結論、業者に依頼して撤去してもらいましょう。

素人が撤去するのは難しいからです。

【注意】絶対に自分で撤去しないこと

ディスポーザーは、絶対に自分で撤去しないでください。

理由は下記のとおり。

  • 撤去の仕方を間違えると、水漏れの原因になる
  • 誤作動すると危ない

撤去費用の相場は、3~5万円くらいです。

ちなみに、新しいディスポーザーに交換すると10万円くらいかかるので、撤去しちゃった方がいいですね。

分譲マンションは必ず管理規約を確認

分譲マンションの場合は、撤去の前に必ず「管理規約」で、ディスポーザーを撤去していいか確認してください。

管理規約で「ディスポーザーを撤去してはいけない」となっているマンションもあるので。

わからなければ、管理会社に問い合わせしましょう。

だいたいのマンションは撤去できますが、今でも一部「撤去不可」のマンションがあります。

ちなみに、管理会社から業者を紹介される可能性もありますが、義務ではないので好きな業者に依頼しましょう。

マンション管理規約でディスポーザーを撤去できない場合

万が一、管理規約で「ディスポーザーの撤去は不可」となっている場合は、撤去ができません。

撤去するには、総会で承認が必要です。

総会で「ディスポーザーを撤去したい」という議題をかけ、過半数の賛成が必要です。

具体的には、マンション内で「ディスポーザー反対派」を作って、票を集めるしかないかと。

ただ、かなり面倒なので、次に紹介する「ディスポーザーを撤去せず、使わない」が楽だと思います。

ディスポーザーを撤去できないときの対処法【使わなければOK】

ディスポーザーを撤去できないときの対処法【使わなければOK】

分譲マンションの管理規約等でディスポーザーを撤去できないなら、シンプルに「ディスポーザーを使わない」しかありません。

おそらく、以前はディスポーザーがない家に住んでいたと思うので、あの頃に戻るだけです。

生ゴミは普通に捨てましょう

以前のように、生ゴミは普通に捨てればOKです。

24時間ゴミ置き場があるマンションなら、生ゴミの臭いはそれほど気にならないかと。

また、排水口には排水カバー(受け皿)を設置しましょう。

スーパーとかホームセンターに売ってます。

排水カバーに、アルミホイルを丸めたものを入れておくと良いですよ。

アルミホイルが水に溶け出すときに、ぬめりや臭いを防止してくれる作用があるからです。

【注意】漂白剤は薄めてから流す

ちょっと面倒ですが、キッチンの流しで漂白剤や塩素系洗剤を使う場合は、薄めてから流すようにしてください。

漂白剤で、ディスポーザーの金属部分が劣化してサビるからです。

ディスポーザーがなければあまり気にしなくていいのですが、仕方ないところですね。

気になったら手入れをする

ディスポーザーを使っていなくても、臭いやぬめりが気になるなら、氷と中性洗剤を入れて水を流しながらディスポーザーを回しましょう。

一般的なディスポーザーのお手入れ方法ですが、使ってなくても有効です。

ディスポーザーのフタのぬめりが気になるなら、中世洗剤とスポンジできれいにしましょう。

【余談】最近はディスポーザーを設置しないマンションも増えてます

理由は、使わなくなる人が多いから。

ご存知のとおり、面倒だし、入れちゃいけないものがあったりで意外と制約もありますよね。

考える男性
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以前にディスポーザーを使ってたけど、不便だから使わなくなった。

ディスポーザーがない物件を探している。

という人もいるので、あまり需要がないんでしょうね。

一時期は分譲マンションにディスポーザーがついてるのが流行りでしたが、今は違うみたいです。

もともとディスポーザーはアメリカで生まれた設備。

アメリカでは、ぬめりが出る食材がそもそも少ないため、割とディスポーザーが合っていたのでしょう。

でも、日本人は生食文化があるので、生ゴミのぬめりや臭いが出やすいんですよね。

それもあって「ディスポーザーを使わなくなった」という人も多いのかと。

一軒家であれば撤去は可能ですが、管理規約で禁止されてる分譲マンションは、ちょっと残念ですがうまく付き合っていくことになるかもです。

前述のとおり、どうしても嫌なら総会で過半数の票を集めましょう。

まとめ【ディスポーザーをやめたいなら、必ず業者に依頼しましょう】

まとめ【ディスポーザーをやめたいなら、必ず業者に依頼しましょう】

この記事をまとめます。

  • ディスポーザーの撤去は、自分でやらず業者に依頼する
  • 分譲マンションは、撤去の前に管理規約を確認する
  • 管理規約で撤去ができない場合は、総会で承認が必要
  • ディスポーザーを撤去できない場合は、使わないのが楽
  • 漂白剤や塩素系洗剤はそのまま流さず、薄めてから流す

ディスポーザーの撤去や、使用をやめたいときの参考になれば幸いです。

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