畳のメリットとデメリットを解説【フローリングや置き畳と比較】

畳のメリットとデメリットを解説【フローリングや置き畳と比較】
考える男性
考える男性
畳のメリットとデメリットを知りたいな。

なつかしいし憧れるけど、メンテナンスとかどうなのかな?

 

なんかかんだでフローリングがいいのかな?

こういった疑問に答える記事です。

本記事の内容は下記のとおり。

  • 畳のメリットとデメリットの一覧表【フローリングと比較】
  • 畳のメリット【い草はすごい】
  • 畳のデメリット【メンテナンスがめんどくさい】
  • フローリングのメリット【畳と比較】
  • フローリングのデメリット
  • 【結論】フローリングにして置き畳が良いかと

 

畳のメリットデメリットを解説します。

単なる床材と思われがちですが、調湿作用や断熱作用など、畳は立派な建築設備の1つ。

多くのメリットがあります。

 

フローリングと比較できるようにしたので、参考にしてみてください。

目次

畳のメリットとデメリットの一覧表【フローリングと比較】

畳のメリットとデメリットの一覧表【フローリングと比較】

まずは、畳とフローリングのメリットデメリットを表にしました。

早見表なので、参考になると思います。

メリット デメリット
調湿効果あり

ケガしにくい

代えられる

寝転がれる

なつかしい

音を吸収

断熱効果あり

空気清浄する

消臭効果あり

最近は軽い

燃えにくい

傷つきやすい

日焼けする

メンテナンス必要

液体が染み込む

跡がつく

費用が高い

リフォーム高い

使わないかも

フローリング メンテナンス楽

液体を拭ける

掃除しやすい

重いものを置ける

カビ・ダニが出にくい

調湿できない

張り替えが高額

寝転びにくい

キズを補修しにくい

転ぶと危険

足から冷えてくる

化学物質が使われている

それでは、上記の表の内容を詳しく解説していきます。

 

畳のメリット【い草はすごい】

畳のメリット【い草はすごい】

畳のメリットを解説します。

一言で言うと「い草ってすごい」とわかります。

 

湿度を調節してくれる

い草は空気を含むことができるので、調湿できます。

わかりやすくいうと、下記のとおり。

  • 夏は湿気を吸収→蒸し暑さを軽減
  • 冬は湿気を排出→暖かく感じる

 

畳1枚は、なんと500mlもの水分を吸収できます。

特に布団で寝る人は、畳に布団をしくのが良いですね。

フローリングに布団を敷くと、カビることがあります。

 

転んでもケガをしにくい

クッション性があるので、転んでもケガをしにくいです。

柔道とかでも使われてますからね。

例えば、子供がフローリングで頭から転ぶと心配ですが、畳だと衝撃を吸収してくれるのでケガをしにくいです。

 

代えられる

畳を張り替えれば、新品の床材になります。

フローリングの張り替えは高額で日数もかかりますが、畳は1日で終わります。

新しい畳は一気に雰囲気が変わりますよ。

 

すぐ寝転がれる

すぐ寝転がれるのも畳のメリット。

フローリングに横になるのって、少し抵抗がありますよね。

※そもそも痛いですし。

ゴロゴロしたい人には、畳は超おすすめです。

 

懐かしい香り

昔の家は畳が当たり前でしたが、近年の賃貸物件はフローリングが主流。

畳を敷くと、なんとも懐かしい気分になりますよ。

人は、香りに懐かしさを感じるので、ノスタルジックな気分になれます。

畳にはリラックス効果もあるので、香りを楽しみたい人にも良いですよ。

 

音を吸収してくれる

い草は空気を含んでいるので、音も吸収してくれます。

なので、

  • 下の階に音が響かない
  • 足音が響かない

 

などのメリットがあります。

反対に、フローリングは音が響きます。

 

断熱材になる

い草は空気を取り込めるため、熱気や冷気の断熱効果があります。

  • 夏は下からくる熱を遮断
  • 冬は下からくる冷気を遮断

 

という感じですね。

暖房効率・冷房効率も高くなるので、光熱費の節約もできます。

 

いやいや、冬場の畳って寒くない?

考える男性
考える男性
高校時代、冬の柔道場の畳がキンキンに冷えてたのを覚えてる。

裸足だから、超冷えるんだよね。

 

ばあちゃんちに行ったときも、畳がすごく冷えてた気がする。

畳って寒くなるんじゃないの?

この理由は、畳の下の床に断熱材が入ってないから。

床下に断熱材がないと、畳でもかなり冷えます。

最近の家は断熱材が入ってるのが当たり前なので、基本は問題ないと思います。

心配であれば、置き畳で試すと良いですね。

 

空気をきれいにしてくれる

い草には、空気清浄機のような効果があります。

具体的には下記のとおり。

  • 殺菌効果のある芳香がある
  • シックハウス系の化学物質を吸着してくれる

 

まさに天然の空気清浄機ですね。

電気代もかからないのでお得です。

 

消臭効果がある

い草は臭いを吸着するので、消臭効果があります。

  • 料理の匂い
  • ペットの臭い
  • タバコの臭い

 

などを吸着します。

きれいな空気で生活したい人には良いかと。

 

最近の畳は軽いのでメンテナンスしやすい

畳って重いイメージがありますが、近年の畳は軽く作られています。

定期的に干したりしないといけないのですが、軽い畳だとあまり大変ではありません。

持ち運びもしやすくなっています。

 

最近の畳はカラフル

ネットで見るとわかりますが、最近の畳は実にカラフル。

昔は緑色しかありませんでしたが、今はデザイン性にとんでいます。

部屋の雰囲気や好みに合わせて、好きな色の畳を選べるのはメリットですね。

フローリングの色は限られているので、色は畳の方が自由度が高いです。

 

畳は燃えにくい

意外ですが、畳は燃えにくいです。

い草が水分を含んでいるから。

もし火災が起きた場合でも、被害を軽減してくれる可能性があります。

 

畳のデメリット【メンテナンスがめんどくさい】

畳のデメリット【メンテナンスがめんどくさい】

畳にはデメリットもあります。

デメリットも知った上で検討しましょう。

 

キズがつきやすい

ご存知のとおり、畳はキズがつきやすいです。

キズがつくと、そこからどんどん劣化していきますよね。

掃除機でキズがついて、どんどんキズが大きくなることもあります。

自分で修復できないのもデメリットです。

 

日焼けすると雰囲気が台無し

きれいな色の畳も、日焼けしてしまうと貧相な色になります。

いかにも「古い家感」が出てしまいますね。

直射日光が当たらないようにするなど、少々の工夫が必要です。

 

メンテナンスが必要

畳は定期的なメンテナンスが必要です。

  • 適度に換気する
  • 3年に1回くらいは干してから裏返す
  • 10年に1回は畳自体を取り替える

 

などをしないと、湿気が原因でダニやカビが発生します。

フローリングはメンテナンスが必要ないので、畳はめんどくさいです。

畳のメンテナンス費用は、畳の張替えや新調にかかる費用を教えて!がわかりやすいです。

 

液体が染み込んでしまう

畳にお茶とかコーヒーをこぼしてしまうと、水分を吸い込んでシミになります。

すぐに拭いても、完全にシミをとるのは難しいですね。

フローリングだったら拭けば終わりのところを、畳は面倒です。

 

重たいものを置くと跡がつく

重たい家具などを畳に置くと、跡がつきます。

畳にクッション性がある証拠なのですが、跡がつくと修復は難しいです。

意外に目立つのでデメリットですね。

 

和室は費用が高い

床板を敷いてから畳を敷くので、床を2枚しくようなものだから。

結果、フローリングより工事の費用が高くなることも。

そこまで畳にこだわりがないなら、その分の費用を他の設備に回してもいいかも。

 

フローリング→畳の工事は高い

フローリング→畳の工事は、畳→フローリングより高くなりがち。

畳の高さ分、床の高さを下げないといけないから。

フローリングの部屋に畳を敷くと、

  • ドアを開閉できない
  • クローゼットを開閉できない

 

などのデメリットがあります。

6畳で15万円以上かかります。

 

意外と使わない人もいる

最初はうれしい畳の部屋も、意外と使わない人が多いです。

なんだかんだで、フローリングの方が便利だから。

よくあるのは「和室が1室」の家ですが、何も置いてない家も多いですよね。

来客があったときだけ、布団をしいて寝てもらうだけとか。

近年の日本人はフローリングに慣れすぎたので、意外と畳を使わないデメリットもあります。

 

フローリングのメリット【畳と比較】

フローリングのメリット【畳と比較】

続いて、フローリングのメリットを解説します。

畳と比較した場合のメリットを中心に紹介しますね。

 

メンテナンスが楽

畳みたいに裏返したり干したりしないで済むので、メンテナンスが楽です。

  • 掃除機をかけても劣化しない
  • クイックルワイパーをかけられる

 

など、掃除も楽です。

よほど劣化しない限り取り替える必要もないので、事実上、メンテナンスは不要ですね。

 

液体を拭きやすい

お茶やコーヒーをこぼしても、拭けばOK。

液体が染み込みにくいので、液体による劣化も少ないです。

シミもできにくいですしね。

 

掃除機をかけやすい

畳だとどうしても網目にホコリが入りがちですが、フローリングは平なので掃除機をかけやすいです。

畳は本来、ホウキではいた方がいいんですが、今の時代はホウキはめんどくさいですよね。

楽に掃除できるのはメリットです。

 

家具を置いても劣化しにくい

一般的な家具や家電を置いても、劣化しにくいです。

畳は跡がつきますが、フローリングは大丈夫。

心配ならクッション材を置けばいいだけです。

 

カビやダニが発生しにくい

フローリングは湿気を含まないので、カビやダニが発生しにくいです。

仮にカビても、カビ取り材や歯ブラシで掃除もしやすいですね。

汚れも発見しやすいので、きれいに保ちやすいです。

 

フローリングのデメリット

フローリングのデメリット

フローリングのデメリットも見ておきましょう。

畳と比較するとデメリットがあります。

 

調湿できない

畳のように調湿できないので、

  • 夏は蒸し暑い
  • 冬は寒い

 

というデメリットがあります。

一部に畳があるだけでも調湿できるので、バランスが重要かと。

 

張り替えが高額で手間

フローリングの張り替えは、畳の張り替えより高額。

築年数が進むとフローリングの張り替えが必要になりますが、出費は覚悟しましょう。

フローリングを張り替えてる間は生活もできないので、けっこう不便です。

 

すぐに寝っ転がれない

フローリングに寝転がっても、背中は痛いしリラックスできません。

肘や膝をつくと、けっこう痛いです。

絨毯をしくという手もありますが、ダニが気になるところ。

 

キズがつくと補修しにくい

フローリングが傷つくと、自分で修復しにくいです。

ホームセンターとかに補修材も売っていますが、大きなキズは修復が困難。

最悪の場合は張り替えになって、高額の費用がかかります。

畳なら、ひっくり返せばOKです。

 

転ぶと危険

フローリングで転ぶと危険です。

特に、大人は転倒に要注意。

床からの落差が高い大人は、フローリングであっても打ちどころが悪いと危険です。

子供もケガをしやすいので、注意が必要。

 

足から冷えてくる

床暖房とかを入れてないと、フローリングは足から冷えてきます。

スリッパを履いたり、電気カーペットがないと底冷えします。

畳は暖かいので、冷え性の人は要検討です。

ちなみに床暖房については、

床暖房の仕組みや温水式と電気式の違いを解説【施工の注意点】にまとめてます。

床暖房の仕組みや温水式と電気式の違いを解説【施工の注意点】

 

化学物質が使われている

一般的なフローリングには、化学物質が使われています。

ワックスなどにも化学物質が入っていますね。

化学物質過敏症などのリスクもあるので、デメリットですね。

 

【結論】フローリングにして置き畳が良いかと

【結論】フローリングにして置き畳が良いかと

畳とフローリングのメリットとデメリットを解説してきましたが、結論、フローリングに置き畳がベストかと。

なぜなら、畳とフローリングの両方のメリットを得られるから。

 

置き畳のメリットは下記のとおり。

  • 簡単に敷いたり・取り外しが可能
  • 部分的に畳を置ける
  • 収納スペースが狭くても収納できる
  • 費用が一番安い

 

ホームセンターやニトリなどで安く売っています。

価格も65cm四方で、4000~5000円くらい。

色も選べるので、デザイン性も高いです。

 

畳を敷くか迷うなら、まずは置き畳で試す

畳を迷うなら、まずは置き畳を買って試してみましょう。

6畳の置き畳を買っても1~2万円くらいです。

結論「やっぱりフローリングがいい」となっても、1~2万円の勉強代で済みますしね。

手軽に畳の部屋ができるので、おすすめです。

 

まとめ【畳のメリットとデメリットを知って検討しましょう】

まとめ【畳のメリットとデメリットを知って検討しましょう】

この記事をまとめます。

  • 畳は調湿効果や断熱効果がある
  • 畳はメンテナンスが必要でめんどくさい
  • フローリングはメンテナンスが楽
  • フローリングは調湿できなかったり、転ぶと危険
  • 結論、フローリングに置き畳が無難

 

床材の参考になればうれしいです。

 

近年の住宅は「高気密・高断熱」が当たり前。

ただし、高気密・高断熱には、

  • ハウスダスト、ダニ、カビが外に出ていきにくい
  • 間取りが悪いと換気が不十分になりカビが発生する

 

というデメリットがあります。

 

そのために設置が義務化されているのが「24時間換気システム」です。

24時間換気システムと畳が合わさると、快適な住空間を作れますよ。

 

詳しくは、24時間換気システムの必要性や種類によるメリットとデメリットにまとめたので、参考までに。

24時間換気システムの必要性や種類によるメリットとデメリット

お役に立てばうれしいです。

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