資格を取得すると何ができるんだろう?
あと、合格率とか難易度も知っておきたい。
どうすれば取得できるのかな?
こういった疑問に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 簡易内管施工士にできることがわかる
- 簡易内管施工士の資格を取得する方法がわかる
- 簡易内管施工士の合格率や難易度がわかる
簡易内管施工士は、都市ガス工事の資格です。
主に工務店やリフォーム会社の人の取得が多いですね。
リフォームでガス管を工事するときは、この資格が必要です。
簡易内管施工士について解説するので、ぜひとも取得してみてください。
目次
簡易内管施工士にできること【簡易なガス管の工事です】
結論、簡易内管施工士にできることは、フレキ管のガス管の増設や位置替え、ガス管の取り替え工事などです。
※詳しくは、一般社団法人日本ガス協会のサイトを確認しましょう。
ガス工事は危険を伴うため、資格保持者しか工事ができません。
無資格者が工事して、ガス漏れや爆発事故を防ぐためにもこうした資格が設けられています。
簡易内管施工士にできないこと【登録も必要】
下記は、簡易内管施工士にはできません。
- ネジ切り
- 露出してないガス管の工事
- ガス管工事の監督業務
- 16㎥超のガスメーターの工事
簡単にいうと、簡易な工事しかできないことになります。
現実的には一戸建てや小規模テナントのガス管工事がほとんどで、リフォームでガス管をいじる際に必要な資格と言えるでしょう。
※ビルやマンションの工事は不可。
また「露出配管」しか工事できないため、下記のような箇所のガス管工事はできません。
- 床下に隠れているガス管
- 天井に隠してあるガス管
- 壁内のガス管
可能なのはフレキ管工法で、簡易な継手の工事くらいまでです。
また、試験に合格後に各ガス事業者に登録しないと工事はできません。
工事範囲を超えないように注意しましょう。
簡易内管施工士の資格を取得する方法【講習を受けましょう】
簡易内管施工士の資格を取得するには、講習を受ける必要があります。
講習は下記の2種類があります。
- 一般講習
- 特別講習
一般講習は、特に受験資格がないので誰でも受験できます。
※詳しくは、一般社団法人日本ガス協会のサイトを確認しましょう。
簡易内管施工士の合格率や難易度【かなり簡単です】
結論、簡易内管施工士の難易度はかなり低いです。
なぜなら、合格率が90%以上あるから。
3日間の講習を受けて、講習で習ったことがそのまま出ます。
つまり、「受からせる試験」なので、難易度は低め。
講習を聞いていない限り、普通にやれば合格できます。
事前学習も不要
3日間の講習でみっちり教えてもらえるので、特に事前学習も不要です。
心配な人は事前学習をしてもいいですが、ほとんどの人が準備なしで講習に参加しています。
講習をしっかり受ければ合格できるので、あまり気負わなくていいかと。
最終日の実技試験も割と難易度が低い
なぜなら、制限時間が特にないから。
ゆっくりでもOKなので、完璧に仕上げれば合格です。
結論、難易度は低いのでさっそく取得してみてください。
まとめ【簡易内管施工士は難易度が低いので、挑戦あるのみ】
結論、簡易内管施工士は合格率が高く、難易度が低いのでさっそく取得しましょう。
3日間の時間の確保や受講料が必要ですが、それが用意できれば高確率で資格を取得できます。
リフォームの際のガス管工事に有効な資格なので、取得しておくと仕事の幅も広がりますよ。
転職にも有利になるので、取得しておいて損はないですよ。
キャリアアップしたい人は、ぜひとも挑戦してみてください。