時計回りと反時計回りがあるけど、どう使い分けるんだろう?
あと、吹き抜け部分のシーリングファンの風向きも知りたい。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- シーリングファンの風向きがわかる
- 吹き抜け部分のシーリングファンの風向きがわかる
- シーリングファンの使い方の注意点がわかる
おしゃれなシーリングファンですが、実は季節によって風向きを変えると効果的です。
せっかくの設備なので、より効果的に使いたいですよね。
また、吹き抜けはちょっと使い方が変わったりします。
シーリングファンの使い方の注意点も紹介するので、参考にどうぞ。
目次
シーリングファンの風向きは夏は下向き、冬は上向き
結論、シーリングファンの風向きは、下記がおすすめです。
- 夏:下向きの風、反時計回り
- 冬:上向きの風、時計回り
夏は、体に微風を当てると、体感温度が下がって涼しく感じるからです。
シーリングファンの弱い風でも、あるとないとではけっこう体感温度が変わりますよ。
冬は、体に風が当たると体感温度が下がるので、下向きの風はおすすめしません。
と思うかもですが、風が当たるとどうしても体感温度が下がりがちなので、上向きの風がおすすめです。
シーリングファンの役割【室内の空気の撹拌】
シーリングファンは、室内の空気を撹拌してくれる役割があります。
- 暖かい空気は上に溜まる
- 冷たい空気は下に沈む
という性質がありますが、これだと室内の空気が二層になってしまいます。
- 夏:床が冷えるので、足から冷えてくる
- 冬:暖かい空気が上にあるので、頭がボーッとする
とならないよう、シーリングファンで空気を撹拌すると、心地よく過ごすことができます。
ただし、最終的には「心地よい方の回転」でOK
前述のとおり、基本は下記のとおり。
- 夏:下向きの風、反時計回り
- 冬:上向きの風、時計回り
ただ、最終的には体感で決めましょう。
下記などによって、心地よさが違うから。
- 地域
- 室内の間取り
- シーリングファンの性能
とりあえず時計回りと反時計回りで回してみて、心地よい方を選べばOKです。
シーリングファンを使うと空調効率が上がる
シーリングファンの大きなメリットは、空調効率が上がること。
暖かい空気と冷たい空気を撹拌することで、ムラがなくなるから。
環境にもよりますが、3~5℃くらい冷暖房効率が上がります。
エアコンの温度は、1℃変えると10%の節電効果があると言われているので、シーリングファンがあることで、電気代の節約にもなりますよ。
冷房なしでシーリングファンだけで寝られるの快適(◍ ´꒳` ◍)
— tokikyo@minne販売 (@tokikyo) September 15, 2020
シーリングファンめっちゃ有能!
床でごろ寝する時最高。(笑)— HAL 9000 (@IBM_HAL_9000) September 15, 2020
リビングで小窓開けて
天井シーリングファン
軽く回すだけでめっさ涼しい···
( ´ ▽ ` ) pic.twitter.com/wM35j7UQqM— ぽな (@po_nyanchuu) September 14, 2020
湿気を減らして結露やカビを防止できる
シーリングファンを回すことで、結露やカビを防止することもできます。
風を起こすことで、湿気を防いでくれるからです。
ちょうど、かなり弱いドライヤーを回している状態ですね。
結露や湿気でカビが発生すると、病気の原因にもなるので要注意。
健康的な生活を送るのにも、シーリングファンは重要です。
部屋干しの洗濯物も乾きやすいので、梅雨時期なども大活躍してくれますよ。
臭いが気になりにくい
シーリングファンを回しておくことで、臭いも気になりにくいです。
風が起こることで、空気が常に移動しているから。
例えば、タバコを吸う人がいるなら、シーリングファンは回した方がいいですね。
窓を開けてシーリングファンを回すと、換気効率もかなり良くなります。
吹き抜けのシーリングファンは下向きでOK
- 夏:下向きの風、反時計回り
- 冬:上向きの風、時計回り
とお伝えしてきましたが、吹き抜け部分はずっと下向きでもOKです。
床から離れているため、床部分の空気を吸い上げられないからです。
注意点は、冬場にあまり速い回転にしないこと。
前述のとおり、肌に風が当たって体感温度が下がります。
下向きにゆるく回すと、寒く感じません。
冬場にシーリングファンを下向きに回すと、上に溜まった暖かい空気を下に送ってくれて暖かいです。
シーリングファンを使用するときの3つの注意点
具体的には、下記の3つの注意点があります。
- 可能なら回しておく方がおすすめ
- シーリングファンの真下にダイニングテーブルを置かない方がいい
- できるだけ部屋の中央に設置する方が良い
1つずつ解説していきますね。
①可能なら回しておく方がおすすめ
春や秋など暑くも寒くもない季節でも、可能ならシーリングファンは回しておくことをおすすめします。
理由は下記のとおり。
- シーリングファンにホコリが積もるのを防ぐため
- 湿気対策
- 新鮮な空気を室内に循環させるため
シーリングファンの電気代は安いので、可能であれば回しておきましょう。
シーリングファンの真下にダイニングテーブルを置かない方がいい
こちらも可能なら、シーリングファンの真下にダイニングテーブルは置かない方がいいですよ。
シーリングファンの風で、料理が早く冷めてしまうので。
できればシーリングファンからズラしたところに、ダイニングテーブルを置くのがおすすめです。
できるだけ部屋の中央に設置する方が良い
これは設計段階の話ですが、できるだけ部屋の中央にシーリングファンを設置するのがおすすめです。
理由は下記の2つ。
- 部屋の中央に設置すると、空気がよく循環するから
- プロペラが梁や柱にぶつからにくいから
設置する場所によっても効果が変わるので、設計段階ならシーリングファンの場所にこだわっても良いと思います。
まとめ【シーリングファンの風向きは夏は下向き、冬は上向きがおすすめ】
結論、シーリングファンの風向きは、下記がおすすめです。
- 夏:下向きの風、反時計回り
- 冬:上向きの風、時計回り
ただし、最終的には体感で決めればOKです。
シーリングファンには、下記の3つのメリットがあるのでおすすめです。
- 空調効率が上がって経済的
- 結露やカビを防いでくれる
- 臭いが気になりにくい
吹き抜け部分のシーリングファンは、弱めの下向きでOKです。
また、シーリングファンを使うときは、下記の3つの注意点があります。
- 可能なら回しておく方がおすすめ
- シーリングファンの真下にダイニングテーブルを置かない方がいい
- できるだけ部屋の中央に設置する方が良い
上手に使って、より効果を高めましょう。
参考になればうれしいです!