受講だけで取得できるって聞いたけど、修了考査があるみたいだよね。
きちんと勉強しないと合格できないんじゃないの?
試験の難易度とかも知りたいな。
合格しやすい勉強法とかも知っておきたい。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 昇降機検査資格者の合格率や難易度がわかる
- 昇降機検査資格者に合格するための勉強のコツがわかる
- 昇降機検査資格者を取得するとどんなところに転職できるかわかる
昇降機検査資格者は、下記の検査や点検を行える資格です。
- エレベーター
- エスカレーター
- 観覧車
- ジェットコースター
昇降機の事故は人命に関わるため、昇降機検査資格者が必要です。
資格を取得することで転職の幅も広がるので、ぜひとも取得しておきましょう。
受講→修了考査という流れですが、修了考査で落ちる人もいます。
合格のための勉強方法も解説しますね!
目次
昇降機検査資格者の合格率からみる難易度
近年の昇降機検査資格者のおおよその合格率は70%台です。
反対にいうと、3割近くの人が不合格になっています。
昇降機検査資格者を取得する流れは下記のとおり。
- 4日間の講習を受講
- 講習最終日に修了考査
最終日の修了考査で落ちる人がいるということです。
1/3以上に間違えると不合格なので、きちんと講習を受けないと合格できません。
試験問題自体はそんなに難しくありません
修了考査の問題自体は、そこまで難しくない感じです。
ようは、講習をきちんと受講していれば合格できるレベル。
- 講習を聞いてない
- 講習中に寝てしまう
などだと、不合格になる可能性が出てきます。
昇降機検査資格者はテキストや過去問題集がないので、講習が命です。
昇降機検査資格者に合格するための勉強のコツ
結論、講習をしっかり聞くしかありません。
前述のとおり、昇降機検査資格者のテキストや過去問題集がないから。
講習は東京と大阪で4日間のため、遠方から受講する場合はホテルに泊まることになるでしょう。
講習が終わったら、必ずホテルで復習をしましょう。
4日間しかないので、わからないところをわからないままにしておくと、修了考査で落ちる可能性があります。
【悲報】修了考査は時間が短い
修了考査の時間は2時間ですが、問題数や内容の割に試験時間が短いです。
じっくり答えられる試験ではないので、テンポよく答えていくことがカギですね。
特に計算問題は、時間をかけすぎてしまうと時間内に終わりません。
計算問題は後回しにして、まずは暗記系の問題にとりかかる人も多いです。
4日間という短い期間ですが、かなり集中して勉強しないと合格できないので、本気でかかりましょう。
本気で勉強すれば、十分に合格できるレベルです。
昇降機検査資格者を取得した後の転職先
結論、下記のような会社に転職できる可能性があります。
- 昇降機の会社
- 建築設備の会社
主な仕事内容は下記のとおり。
- 昇降機のメンテナンスや点検作業
- 改修工事
- 特定行政庁への報告
修了考査に合格すると修了証明書が発行されます。
国土交通省地方整備局に修了証明書を提出して申請し、検査員資格者証を受け取れば業務を始められます。
転職の幅が広がるので、ぜひとも取得してみてください。
まとめ【昇降機検査資格者の合格率は70%台】
結論、昇降機検査資格者の合格率は70%台なので、きちんと講習を受けて勉強しないと合格できません。
しっかり勉強すれば十分に合格できるレベルなので、まじめに受講しましょう。
ちなみに、昇降機検査資格者と関連する資格としては、建築設備士が有名ですね。
建築設備士があれば転職の幅もかなり広がるので、併せて検討してみてください。
建築設備士については、建築設備士の受験資格や試験の難易度!独学でも合格できるのか?にまとめてます。
あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです!