建築設備士の受験資格や試験の難易度!独学でも合格できるのか?

夜景

建築設備士の受験資格や試験の難易度、独学でも合格できるのかをご紹介します。

 

建築設備士は電気、給排水、空調設備などの専門知識をもち、建築士に対して建築設備の設計や工事監理のアドバイスをする国家資格です。

 

設計や工事監理に建築設備士のアドバイスがあった場合は、建築確認申請書や工事完了届にその旨を記す必要があります。

 

建築設備士の資格があれば二級建築士・木造建築士の受験資格を得られます。

また、建築設備士として4年以上の実務経験があれば一級建築士の受験資格も得られます。

 

建築設備の最高資格として活躍できるのが建築設備士です。

 

この記事では、

  • 建築設備士の受験資格
  • 建築設備士の試験内容からみる難易度
  • 建築設備士の合格率からみる難易度
  • 建築設備士の過去問
  • 試験概要
  • 建築設備士の仕事内容や年収
  • 合格のための勉強時間や勉強方法
  • 独学でも合格できるのか?
  • 建築設備士の関連資格や難易度比較

などをまとめました。

 

あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです(^^)

建築設備士の受験資格

長崎の夜景

建築設備士の受験資格は、

  1. 最終学歴
  2. 保有資格
  3. 実務経験

などによって決まっています。

最終学歴による受験資格

大学

建築設備士の最終学歴による受験資格をご紹介します。

ただし、建築設備系の指定科目を卒業して、実務経験が必要です。

最終学歴 必要な実務経験
大学卒 2年以上
短大・高専卒 4年以上
高卒 6年以上

大学、短大、高専、高校で建築・機械・電気に関する課程を修了している必要があります。

 

具体的な課程は、

  • 建築学科
  • 建築科
  • 建築工学科
  • 建築設備工学科
  • 設備工業科
  • 機械学科
  • 機械科
  • 機械工学科
  • 生産機械工学科
  • 精密機械工学科
  • 応用機械工学科
  • 電気学科
  • 電気科
  • 電気工学科
  • 電子科
  • 電子工学科
  • 電気電子工学科
  • 電気通信工学科
  • 通信工学科

などです。

 

以前は大学卒業後8年の実務経験が必要でしたが、現在は2年になっているため、かなり受験しやすくなりました。

 

建築設備士として4年以上の実務経験を積めば一級建築士も受験できるため、建築設備士から一級建築士を目指しやすくなっています。

保有資格による受験資格

点検

建築設備士の保有資格による受験資格をご紹介します。

最終学歴 必要な実務経験
一級建築士 2年以上
1級電気工事施工管理技士 2年以上
1級管工事施工管理技士 2年以上
電気主任技術者(一種二種三種) 2年以上
空気調和・衛生工学会設備士 2年以上
無資格 9年以上

ちなみに、実務経験として認められる業務内容は、

  • 建設会社、設備工事会社、設計事務所、メンテナンス会社などで建築設備や工事監理、施工管理、積算、維持管理(修繕、保全)
  • 官公庁での建築設備の営繕
  • 大学院、研究所などでの建築設備の研究
  • 大学や工業高校などでの建築設備の教育や研究
  • 設備機器メーカーなどでの建築設備システムの設計

などです。

参考:公益財団法人建築技術教育普及センター「平成31年建築設備士試験の案内」

建築設備士の試験内容からみる難易度

ペン

建築設備士の試験内容から難易度を分析してみました。

試験は一次試験(学科試験)二次試験(設計製図試験)があります。

 

建築設備のジャンルでは一級建築士試験よりも難しい問題がでるため、難易度は高いです。

 

学科試験と設計製図試験の難易度を見ていきましょう。

一次試験(学科)の難易度

マークシート

一次試験(学科)の内容をご紹介します。

科目 試験時間 問題数 合格基準
建築一般知識 建築法規と合わせて3時間 30問 12点
建築法規 建築一般知識と合わせて3時間 20問 10点
建築設備 3時間 50問 25点

ちなみに、3科目の総得点で60点以上が必要です。

一次試験はマークシート方式で5択問題です。

 

なお、一次試験本番では法令集を持込むことができます。

一次試験では建築設備の出題が多いので、建築設備の記載が多い「建築設備関係法令集」を購入して持ち込むと良いでしょう。

 

法令集にはインデックス(目次)をつけておくと試験本番でどこに何が書いてあるかわかるようにしておきましょう。

※ただし、法令集にあからさまに書き込みするのはNGです。

本をもつ男性

建築一般知識の科目では、

  • 環境工学
  • 建築計画
  • 構造力学
  • 施工計画

などが出題されます。

 

特に環境工学は専門的な問題が出題されるため難易度が高いです。

 

後述しますが、二次試験(設計製図)よりも一次試験(学科)の方が合格率が低いため、一次試験の難易度は高いです。

ですが、きちんと勉強すれば合格できる試験です。

 

学科試験に合格すると、翌年だけ学科試験が免除されます。

二次試験(設計製図)の難易度

図面

一次試験(学科)に合格すると二次試験(設計製図)を受けられます。

 

二次試験の内容は、

  1. 建築設備基本計画
  2. 建築設備基本設計製図

の2科目で、試験時間は5時間半です。

 

①建築設備基本計画は文章を主体にした問題です。

 

②建築設備基本設計製図は作図や計算の問題で、建築物の条件に対して設備の内容を書きます。

空調・換気設備、給排水衛生設備、電気設備から1つを選択します。

図面

建築設備基本設計製図は設備プロット図の作成や系統図の製図があります。

系統図は大規模施設のセントラル方式の空調設備や、浴場・プールなどのろ過設備などの内容が多いです。

 

間仕切壁を消した大きい部屋の図面に設備諸室・通路・扉・機械収納スペースなどを作図します。

 

電気設備は高圧単線結線図を製図します。

電気設備は単純な高圧1回線受電の問題が多いため難易度は低いです。

 

まったく違う答えを書かなければ点数を稼げる可能性があるため、あきらめずに書きましょう。

図面

設計製図試験では事前に課題が発表されるため、準備しやすいです。

 

ただし、設計製図試験は独学で合格するのが難しく、講習会に参加することをおすすめします。

 

設計製図試験の採点はA~Dの4段階で評価されて、最高評価Aの人が合格です。

 

一次試験(学科)より二次試験(設計製図)の方が合格率が高いので、二次試験の難易度は低めです。

 

つまり、一次試験(学科)を通過できれば合格の可能性が見えてきます。

参考:公益財団法人建築技術教育普及センター「建築設備士(制度全般)」

建築設備士の合格率からみる難易度

パーセント

建築設備士の近年の合格率をご紹介します。

年度 一次試験合格率 二次試験合格率 全体の合格率
平成26年 27.5% 52.7% 17.3%
平成27年 32.1% 52.2% 19.4%
平成28年 27.5% 56.1% 19.7%
平成29年 28.9% 52.2% 18.1%
平成30年 31.2% 52% 19.4%
令和元年 26.8% 54.3% 19.1%

参考:公益財団法人建築技術教育普及センター「建築設備士試験データ」

 

一次試験(学科)の方が合格率が低いですね。

学科試験で勉強が足りずに不合格になる人が多いので、きちんと勉強しましょう。

 

学科試験は法令集を試験会場に持ち込めるといっても、二級建築士の知識も必要なため、ある程度難易度は高いです。

 

二次試験(設計製図)は事前に問題が発表されることもあり合格率が高いです。

前述のとおり講習会に通えば二次試験は合格しやすいです。

 

全体の合格率は20%を切っているため、建築設備士の試験は難易度が高いです。

建築設備士の過去問

メガネと本

建築設備士の過去問を見てみましょう。

過去問をみて「わからない…!」という場合はしっかり勉強しましょう(^^)

 

まずは一次試験(学科)の建築一般知識と建築法規の過去問です。

高齢者が同居する一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.浴室には、冬期の浴室内外の温度差による急激な体調変化に配慮して、浴室用遠赤外線ヒーターを設置した。

2.浴槽の縁の床面からの高さは、車椅子座面と同程度とした。

3.高齢者の居室は、就寝以外に居間的要素も取り入れた計画とした。

4.階段に設ける手すりは、両側に設ける余裕がなかったので、上がるときの利き手側に設けた。

5.台所においては、車椅子での利用を考慮して、調理台、流し台、レンジ及び冷蔵庫をL字型に配置した。

 

建築物に設ける非常用の照明装置に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。

1. 3 階建て、延べ面積2,000㎡の病院の病室には、非常用の照明装置を設けなくてもよい。

2. 照明器具は、白熱灯、蛍光灯又はLEDランプで、所定のものとしなければならない。

3. 非常用の照明装置に白熱灯を用いる場合には、常温下で床面において水平面照度で1 lx以上を確保することができるものとしなければならない。

4. 照明器具のうち主要な部分は、難燃材料で造り、又は覆わなければならない。

5. 予備電源は、蓄電池又は交流低圧屋内幹線によるものとしなければならない。

引用元:公益財団法人建築技術教育普及センター『平成30年建築設備士試験「第一次試験」(学科)問題集(建築一般知識 及び 建築法規)

続いて、一次試験(学科)の建築設備の過去問です。

建築物の省エネルギー計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.最大熱負荷を基準に設計する空調システムにおいては、余裕率(安全率)を大きくすると、運転効率が下がりやすい。

2.内部負荷の大きい建築物においては、断熱性能を向上させると、年間熱負荷の増加を招くことがある。

3.単位床面積当たりの熱負荷は、床面積が同一の場合、建築物の平面形状(アスペクト比)が正方形に近くなるほど小さくなる。

4.窓面が東西に配置された建築物は、南北に配置された建築物に比べて、最大冷房負荷に対する部分負荷運転の割合が大きくなりやすい。

5.大規模な建築物は、小規模な建築物に比べて、単位床面積当たりの熱負荷が大きくなりやすい。

引用元:公益財団法人建築技術教育普及センター『平成30年建築設備士試験「第一次試験」(学科)問題集(建築設備)

続いて、二次試験(設計製図)の建築設備基本計画の過去問です。

第1問 大規模地震の発生時においても市庁舎の業務継続を行えるように計画する場合に、空調設備に講ずべき対策を、具体的にいくつか述べよ。ただし、避難所としての地域住民の受入れに関する対策を除く。

第2問 2階の議場に設ける空調設備の計画について、その要点をいくつか述べよ。

第3問 太陽熱利用給湯設備の計画について、その要点をいくつか述べよ。

引用元:公益財団法人建築技術教育普及センター『平成30年建築設備士試験「第一次試験」(設計製図)問題集

建築設備基本計画は「いくつか述べよ」という問題が多いので、豊富な知識が必要です。

 

ちなみに、近年の設計製図の課題は、

  • 2003年:コミュニティ施設を併用した町役場
  • 2004年:地域住民の利用を考慮した集会場を持つ高齢者施設
  • 2005年:屋内プール、アスレチックジム等の運動施設を併設した商業施設
  • 2006年:各種学校と各種フードコートからなる複合施設
  • 2007年:地方都市に建つ混浴施設をもつホテル
  • 2008年:市民ホールを併設した市庁舎
  • 2009年:地方都市に建つ市立図書館
  • 2010年:屋内プールのあるコミュニティーセンター
  • 2011年:映画館と混浴施設のある複合商業施設
  • 2012年:ショールームのある事務所ビル
  • 2014年:温泉施設のある市民センター
  • 2015年:図書館と屋内プールのある複合施設
  • 2016年:店舗を併設した本社事務所ビル
  • 2017年:湖畔に建つホテル
  • 2018年:小都市に建つ市庁舎

となっています。

参考:公益財団法人建築技術教育普及センター「建築設備士試験データ」

建築設備士の試験概要

ペン

建築設備士の試験概要をご紹介します。

願書申込み期間 2月下旬~3月下旬
設計製図課題発表時期 5月下旬
一次試験(学科) 6月下旬
一次試験合格発表 7月下旬~8月上旬
二次試験(設計製図) 8月下旬
二次試験合格発表 10月下旬~11月上旬
受験料 34650円(税込)
受験地 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄

ちなみに、合格発表は建築技術教育普及センターから届く合格通知か、ホームページに掲載されます。

 

試験は年1回しかないため、不合格になると1年待たなければいけません。

参考:公益財団法人建築技術教育普及センター「平成31年建築設備士試験の案内」

建築設備士の資格内容

光線

建築設備士は建築設備が高度化・複雑化する中で、建築設備の専門資格として昭和58年に建築士法改正時に創設されました。

 

現在は約4万人の建築設備士がおり、登録者は35000人を超えています。

 

前述の通り、建築設備士として実務経験が4年以上あれば一級建築士の受験資格があります。

二級建築士→一級建築士以外の道筋があるため、一級建築士を取得できるチャンスが広がります。

 

また、1年の実務経験で電気工事・管工事の一般建設業の営業所の専門技術者、工事現場の主任技術者になることもできます。

 

経営事項審査の技術力評価の評点は1点が付与されるため、建築設備士を取得すると会社からの評価も上がります。

電球

建築設備士はあくまでも建築士に建築設備のアドバイスをする資格です。

 

建築士が建築設備について建築設備士にアドバイスを求めることは義務ではありませんが、完成度の高い建築物を造るのであれば建築設備士は必要でしょう。

 

建築設備士がアドバイスした建築物の建築確認申請書や工事完了届には建築設備士の記名をします。

「建築設備士のアドバイスがあった建築物は優れた建築物」とみなされるため需要があります。

 

また、建築物の防災点検をする防火対象物点検資格者の受講資格も得られます。

建築設備のエキスパートとしてキャリアアップがしやすくなります。

 

一級建築士取得後に5年以上の実務経験があると、講習を修了することで「設備設計一級建築士」の資格を取得できますが、建築設備士は設備設計部分の講義と修了考査が免除されます。

建築設備士の仕事内容、メリットや将来性

夜景

建築設備士は建設会社、設計事務所、設備工事会社などで働きます。

建築設備の専門家として建築士の設計・工事監理のフォローをします。

 

実際に建築設備設計をすることもあり、CAD業務もあります。

 

建築設備士の資格だけをもって仕事をするというよりは、

などの資格も持っている人が多いです。

 

建築設備士に追い風なのは2020年の省エネ基準適合義務化です。

2020年以降の新築建築物では省エネ基準適合義務があるため、建築設備士の需要が高まるためメリットがあります。

 

今後もどんどん建築技術が進化していくため、建築設備士は将来性のある資格といえるでしょう。

建築設備士の年収

お金

建築設備士の平均年収は500万~800万円といわれています。

 

二級建築士や一級建築士と同等の評価を受けられる会社も多く、年収アップを狙える資格です。

 

今後ますます需要がある資格なので平均年収は上がる可能性もあります。

 

建築設備士資格があると転職も有利になります。

年収を上げる転職も有利になるため、今より大きい会社に転職して年収を上げる人もいます。

 

また、建築設備士や建築士の資格があれば独立することもできます。

 

安定的に仕事を受注できる営業力や人脈は必要ですが、独立して成功すれば年収1000万円以上稼ぐこともできます。

建築設備士の勉強方法や勉強時間は?独学でも合格できるのか?

勉強

建築設備士に合格するための勉強方法や勉強時間をご紹介します。

また、独学で合格できるのかも解説していきます。

 

あなたの勉強の参考にしてください(^^)

一次試験の勉強方法や勉強時間

本

建築設備士の一次試験は、

  1. 建築一般知識と建築法規
  2. 建築設備

の大きく2つに分かれます。

 

①建築一般知識と建築法規の出題範囲は二級建築士の範囲なので、二級建築士の参考書や問題集で勉強できます。

 

②建築設備は一級建築士の建築設備の問題よりも難しいです。

 

建築設備士の過去問集や、1級電気工事施工管理技士1級管工事施工管理技士などの参考書・過去問集を勉強することをおすすめします。

 

過去問は過去5年分までを繰り返しやると安心です。

過去問をしっかり勉強するだけでも6~7割は解けます。

カレンダー

一次試験の勉強は5月頭を目安にスタートさせましょう。

仕事が忙しい人は4月頭から勉強に取り組んでください。

 

2~3ヶ月の勉強期間をもうけましょう。

総勉強時間は50~70時間のイメージです。

 

つまり、最低でも1日1時間は勉強するようにしてください。

一次試験におすすめの法令集・参考書・問題集

本棚

一次試験には法令集を持ち込めますが、法令集は「建築設備関係法令集」をおすすめします。

 

また、おすすめの参考書・過去問集は、

などです。

 

建築設備士の一次試験は独学でも合格できます。

きちんと勉強すればそこまで高い難易度の試験ではありません。

二次試験は講習会に参加しよう

セミナールーム

二次試験は独学での合格は困難です。

  • 建築設備技術者協会
  • 電気設備学会
  • 空気調和・衛生工学会
  • 日本設備設計事務所協会

などが主催する講習会に参加してください。

 

受講料は25000円くらいです。

 

建築設備士の試験の受験料が34650円、講習会の受講料が25000円くらいなので合わせて6万円くらいかかりますが、建築設備士の資格を取得できれば安いものです。

 

ただし、講習会の申し込みは早めにしておくことをおすすめします。

直前だと申し込みが殺到するため、試験に影響がでます。

二次試験の勉強方法や勉強時間

勉強

二次試験は講習会に頼り切るのではなく、過去問の独学もしておきましょう。

 

二次試験は時間が足りなくて不合格になる人が多いので、問題を解くスピードや試験の時間配分の練習をしておくと良いです。

 

二次試験の勉強のスタートは一次試験の合格発表後(7月下旬~8月上旬)で大丈夫です。

8月頭から二次試験の勉強を始めるイメージです。

 

二次試験本番は8月下旬くらいなので約1ヶ月集中して勉強しましょう。

 

勉強時間は20~30時間を想定しましょう。

※講習会以外に1日1時間以上勉強すると良いです。

勉強

二次試験の内容は大きく分けると、

  1. 建築設備基本計画
  2. 建築設備基本設計製図

があります。

 

①建築設備基本計画は10問です。

 

①建築設備基本計画は講習会の資料で予想問題が記載されているので、答え方を暗記していきましょう。

※暗記がもっとも点数を稼げます。

 

また、知識はあっても文章力が弱くてわかりにくい文章だと減点されてしまうため、文章を書く練習をしておきましょう。

勉強

②建築設備基本設計製図は空調・換気設備、給排水衛生設備、電気設備から選択して4問です。

 

②建築設備基本設計製図は製図と計算問題です。

 

延床面積10000㎡の建物を想定しておくと良いでしょう。

※10000㎡だと計算しやすいため。

建築設備士の関連資格や難易度比較

応援する女性

建築設備士の関連資格や試験の難易度を比較してみました。

資格試験を受ける順番の参考にもしてください(^^)

建築設備士と二級建築士の難易度比較

設計

建築設備士と二級建築士なら、建築設備士の方が難易度が高いです。

二級建築士の合格率が約25%なのに対して、建築設備士の合格率は20%を切っています。

 

建築設備士試験は二級建築士の試験範囲にプラスして、一級建築士試験より難しい建築設備の問題が出題されるため難易度が高いです。

 

ちなみに、二級建築士の試験の難易度については、

二級建築士の難易度!合格率や受験資格から分析してみたにまとめているので、読んでみてください(^^)

二級建築士の難易度!合格率や受験資格から分析してみた

建築設備士と一級建築士の難易度比較

設計

建築設備士と一級建築士なら、一級建築士の方が難易度が高いです。

建築設備士の合格率が19%くらいなのに対して、一級建築士の合格率は12%くらいしかありません。

 

やはり一級建築士は建築系資格の最高難易度資格です。

 

ちなみに、一級建築士の試験の難易度については、

一級建築士試験の合格率や受験資格からみる難易度にまとめているので、読んでみてください(^^)

一級建築士試験の合格率や受験資格からみる難易度

建築設備士と1級管工事施工管理技士の難易度比較

配管

建築設備士と1級管工事施工管理技士を比較すると、試験難易度はほぼ同じです。

  • 建築設備士:一次試験合格率30%くらい、二次試験合格率50%くらい
  • 1級管工事施工管理技士:学科試験合格率30%くらい、実地試験合格率50%くらい

となっており、難易度はほぼ同じとみていいでしょう。

建築設備士と2級管工事施工管理技士の難易度比較

管工事

建築設備士と2級管工事施工管理技士なら、建築設備士の方が難易度が高いです。

  • 建築設備士:一次試験合格率30%くらい、二次試験合格率50%くらい
  • 2級管工事施工管理技士:学科試験合格率60%くらい、実地試験合格率40%くらい

となり、やや建築設備士の方が難易度が高いです。

 

管工事施工管理技士の難易度については、

1級2級管工事施工管理技士の難易度や合格率にまとめているので、読んでみてください(^^)

1級2級管工事施工管理技士の難易度や合格率

建築設備士と電気工事施工管理技士の難易度比較

電球

建築設備士と電気工事施工管理技士なら、建築設備士の方が難易度が高いです。

  • 建築設備士:一次試験合格率30%くらい、二次試験合格率50%くらい
  • 1級電気工事施工管理技士:学科試験合格率45%くらい、実地試験合格率60%くらい
  • 2級電気工事施工管理技士:学科試験合格率60%くらい、実地試験合格率40%くらい

となり、やや建築設備士の方が難易度が高いといえます。

 

電気工事施工管理技士の難易度については、

1級2級電気工事施工管理技士の合格率・過去問・受験資格の難易度にまとめているので、読んでみてください(^^)

1級2級電気工事施工管理技士の合格率・過去問・受験資格の難易度

建築設備士と建築設備検査資格者の難易度比較

ボイラー

建築設備士と建築設備検査資格者であれば、圧倒的に建築設備士の方が難易度が高いです。

 

建築設備検査資格者は講習と修了考査だけで合格でき、合格率は約85%です。

建築設備士とエネルギー管理士の難易度比較

火

建築設備士とエネルギー管理士の難易度はほぼ同じです。

 

建築設備士もエネルギー管理士も合格率は約20%です。

建築設備士と高圧ガス製造保安責任者の難易度比較

石油コンビナート

建築設備士と高圧ガス製造保安責任者なら、建築設備士の方が難易度が高いです。

建築設備士の合格率が約20%に対して、高圧ガス製造保安責任者の合格率は40~50%です。

 

高圧ガス製造保安責任者の難易度については、

高圧ガス製造保安責任者の合格率や試験内容からみる難易度にまとめたので、読んでみてください(^^)

高圧ガス製造保安責任者の合格率や試験内容からみる難易度

まとめ

清水寺

建築設備士は指定科目の学校を卒業している必要があるため、受験資格は少々狭き門といえます。

 

合格率も20%を切るため、簡単な試験ではありません。

二級建築士よりも難しい試験だと思ってください。

 

ですが、建築設備についての基礎があって、きちんと試験勉強をすれば合格できる試験です。

一次試験は独学でも合格できますが、二次試験は講習会への参加がおすすめです。

 

一次試験(学科)を突破できれば二次試験の合格率は高いため合格が見えてきます。

 

2020年以降の新築建築物では省エネ基準適合義務があるため、建築設備士の需要が高まります。

あなたのキャリアアップのためにもおすすめの資格です(^^)

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