せっかくなら1級をとってみたいけど、どれくらいメリットがあるんだろう?
あと、合格のコツとかも知りたいな。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 1級管工事施工管理技士を取得するメリットがわかる
- 1級と2級の管工事施工管理技士の違いがわかる
- 1級管工事施工管理技士に合格するコツがわかる
私たち「ワット・コンサルティング」は、施工管理の技術者派遣の会社です。
1級管工事施工管理技士を取得するメリットを解説します。
結論、けっこうメリットがあるので、ぜひとも取得しておきましょう。
2級より明らかにメリットがありますよ。
また、勉強のコツがわかる関連記事も紹介するので、勉強の参考にどうぞ。
目次
1級管工事施工管理技士を取得する4つのメリット
結論、1級管工事施工管理技士を取得するメリットは、下記の4つです。
- 他の資格を取得しやすい
- 年収が上がりやすい
- 転職が有利になる
- 手に職がついて将来が安心
1つずつ解説します。
①他の資格を取得しやすい
1級管工事施工管理技士を取得=他の資格の受験資格を満たしてることが多いからです。
具体的には、下記の資格の受験資格を満たします。
- 浄化槽設備士
- 建築設備総合管理士
- 登録ダクト基幹技能者
- 下水道管きょ更生施工管理技士
- 建築設備士(ただし2年以上の実務経験が必要)
資格の詳細は下記の記事にまとめたので、興味あればどうぞ。
②年収が上がりやすい
1級管工事施工管理技士を取得すると、年収が上がりやすいです。
なぜなら、会社から重宝されるから。
1級管工事施工管理技士があると、下記ができて会社的にはかなりメリットあり。
- 監理技術者になれるので、工事を受注しやすくなる
- 公共工事を受注しやすくなる
結論、会社の売上にかなり貢献できるので、重宝されて年収が上がるイメージです。
具体的には、下記などで給料アップする会社が多いですね。
- 資格手当
- 昇進
- 昇給
稼ぎたい人は、1級管工事施工管理技士は取得しましょう。
この辺は、管工事施工管理技士の年収を分析【年収を上げる方法も解説】も参考にどうぞ。
③転職が有利になる
なぜなら、1級資格があると転職で引く手あまただから。
前述のとおり、1級管工事施工管理技士があると会社の売上が上がるので、どこの会社も1級取得者を採用したがっています。
具体的には、下記のようなメリットあり。
- 大手に転職できる可能性がある
- 転職時に年収交渉しやすい
結果、良い会社に転職できて、年収も上がるケースが多いです。
もし今の会社が嫌になったら、転職すればいいだけですね。
転職市場で圧倒的に強者になれるので、有利です。
④手に職がついて将来が安心
結論、1級管工事施工管理技士を取得すると、手に職がつくので将来は安心です。
前述のとおり、年収が上がったり、転職が有利になったりするから。
一言でいうと「食いっぱぐれがない」という状態なので、人生の安定度が上がります。
安定して生きたい人は、1級を取得しましょう。
終身雇用も崩壊したので、今の時代に生き抜く方法は「手に職をつける」ですよ。
1級と2級の管工事施工管理技士の違い
1級と2級の管工事施工管理技士の違いを、表にしてみました。
1級 | 2級 | |
監理技術者 | ◯ | ×(主任技術者と専任技術者のみ) |
特定建設業の工事 | ◯ | ×(一般建設業のみ) |
経営事項審査 | 5点 | 2点 |
ちなみに、主任技術者・専任技術者・監理技術者の違いは下記のとおりです。
- 主任技術者:下請けor一般建設業の現場の責任者
- 専任技術者:営業所の責任者
- 監理技術者:元請けor特定建設業の現場の責任者
また、特定建設業と一般建設業の違いは下記のとおり。
- 特定建設業:建築一式工事の総額が7000万円以上の工事、下請に出す工事の総額が4500万円以上
- 一般建設業:特定建設業未満の工事
そして「経営事項審査」とは、公共工事を請けやすくなる点数のことです。
1級は5点なので、2点の2級の2.5倍の価値があります。
1級と2級の違いは、管工事施工管理技士の1級2級の7つの違い【勉強の3つのコツも解説】も参考にどうぞ。
1級管工事施工管理技士に合格するコツ
勉強のコツを知りたいな。
勉強のコツは下記の2つです。
- テキストと過去問は1冊ずつでいい
- 会社が講習会を開いてくれるなら参加する
1つずつ解説しますね。
①テキストと過去問は1冊ずつでいい
なぜなら、たくさん買っても勉強できないから。
施工管理の仕事をしながら勉強するのは大変なので、テキストと過去問は1冊ずつで十分です。
具体的な勉強の手順は下記のとおり。
- まずはテキストを読む
- あとは過去問を繰り返し解く
幸い、試験問題は過去問と似た問題が多いので、過去問を繰り返し勉強すればOK。
過去問をやってわからないところは、解説やテキストで確認しながら勉強しましょう。
できれば過去問は、過去5年分くらいやっておくとベターですね。
おすすめのテキストや過去問は下記のとおりです。
まずは買ってみて、さっそく勉強を始めましょう。
早く勉強を始めるほど、合格率が上がります。
②会社が講習会を開いてくれるなら参加する
会社によっては講習会を開いてくれますので、必ず参加しましょう。
わからないことを質問できるから。
調べる手間が省けるし、関連知識もわかるので有効です。
また、近年の出題の傾向なんかはテキストではわからないので、講師に聞いて対策しましょう。
ちなみに1級管工事施工管理技士の合格のコツは、1級管工事施工管理技士の合格率や難易度!効率的な勉強方法も解説に詳しくまとめてるので参考にどうぞ。
まとめ【1級管工事施工管理技士を取得するメリットは大きい】
最後にもう一度、1級管工事施工管理技士を取得する4つのメリットをまとめておきます。
- 他の資格を取得しやすい
- 年収が上がりやすい
- 転職が有利になる
- 手に職がついて将来が安心
どう考えても有益な資格なので、本気ならさっそく勉強を始めましょう。
「明日からでいいや」だと明日も勉強しないので、合格もできません。
できることからでいいので「今日から勉強を始める」が正解です。
試験は1点が合格を左右するので、早く勉強した方が有利ですよ。
※不合格になると、また勉強のやり直しでかなりメンドくさいです。。。
あとは勉強を始めるのみ、行動あるのみです。
あなたの合格を祈っています。