あと、給料を上げるコツを知りたい!
こういった疑問に答える記事です。
この記事の内容は下記のとおり。
- 管工事施工管理技士の平均年収を1級・2級・企業規模別に解説
- 管工事施工管理技士の年収を上げるコツ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣や転職サポートの会社です。
求人情報や、厚生労働省のデータをもとにして、管工事施工管理技士の年収を解説します。
国のデータや、実例をもとにしている記事なので、ある程度の信ぴょう性があると思います。
管工事施工管理技士を目指しているあなたの参考になればうれしいです。
それでは、さっそくみていきましょう!
目次
1級・2級管工事施工管理技士の平均年収を解説
1級・2級管工事施工管理技士の年収は、下記のとおりです。
- 1級管工事施工管理技士:約550万円
- 2級管工事施工管理技士:約450万円
※求人サイトを参考にしています。
1級と2級を比べると、やはり1級の方が年収が高いですね。
企業規模別の管工事施工管理技士の年収の比較
管工事施工管理技士の年収は、企業規模によっても変わります。
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を元に、企業規模別の管工事施工管理技士の平均年収を計算してみました。
※賃金構造基本統計調査の「設備工事業」の給料データを上記の平均年収と掛け合わせて独自で計算したものです。あくまでも統計値・平均値なので、目安としてください。
1級 | 2級 | |
大企業(1000人以上) | 668万円 | 563万円 |
中企業(100~999人) | 561万円 | 459万円 |
小企業(10~99人) | 462万円 | 378万円 |
やはり、大企業は年収が高いですね。
企業規模が小さくなるほど、年収が下がる傾向です。
ちなみに、厚生労働省の賃金構造基本統計調査から計算した、管工事施工管理技士の平均の月給とボーナスは下記のとおりです。
※上記と同じく、賃金構造基本統計調査の「設備工事業」の給料データを上記の平均年収と掛け合わせて独自で計算したものです。あくまでも統計値・平均値なので、目安としてください。
1級管工事施工管理技士 | 月給 | ボーナス |
大企業 | 42万円 | 183万円 |
中企業 | 36万円 | 131万円 |
小企業 | 32万円 | 81万円 |
2級管工事施工管理技士 | 月給 | ボーナス |
大企業 | 34万円 | 148万円 |
中企業 | 29万円 | 106万円 |
小企業 | 26万円 | 67万円 |
参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
大企業は月給が高いのはもちろん、ボーナスも大きくなっていることがわかります。
管工事施工管理技士を取得すると年収が上がる
ちなみに、管工事施工管理技士の資格を取得すると、資格手当がもらえたり、昇格・昇給で給料が上がります。
大企業になるほど、資格手当の額が大きくなり、昇給率が大きいです。
つまり、大きい企業に勤めるほど年収が高くなるということです。
大手ゼネコンの管工事施工管理技士だと、年収1000万円以上稼ぐ人もいます。
ちなみに、まだ資格を取得していない人は、ぜひ取得してみてください。
下記の記事が参考になると思います。
管工事施工管理技士の年収を上げる方法
上記の通り、管工事施工管理技士としての年収を上げるには、できるだけ大企業に転職するのがポイントです。
ですが、大企業への転職は下記のようなケースが多いもの…
- 大卒以上
- 管工事施工管理技士としてかなり経験が必要
- 管工事施工管理技士の資格がないのは問題外
「自分は大卒でもないし、経験も浅いから大企業は無理かなぁ…」という人もいるかと。
でも、段階を踏めば大企業に転職できるチャンスはあります。
大企業に転職する方法を2つ紹介します。
①今の会社で実績を積んでから転職
今の会社で十分で実績を積めば、大企業に転職できる可能性はあります。
大手の中にも「実力重視」の会社はあるので、チャンスはあります。
※中には大卒でなくても採用している大企業もあります。
年数はかかりますが、十分に実績を積んだら大企業の中途採用にエントリーしてみましょう。
面接では今まで経験した現場のことを聞かれるので、実績が多ければネタは多いはず。
②技術者派遣で大手の現場で働いて引き抜かれる
技術者派遣の会社で働くと、大企業の現場で働ける可能性があります。
所属は違えど、大企業の仕事ができます。
当然、働きぶりは大企業の社員さんにも見られています。
仕事ができる人であれば、「うちにこない?」と声がかかることがあります。
技術者派遣の人材を引き抜くのは、大企業側にもメリットがあります。
働きぶりが良いことがわかっているので、安心して採用できるからです。
技術者派遣で働く人も、転職しても慣れ親しんだ環境で働けるので、転職のストレスは少ないです。
ただし、技術者派遣から大手に引き抜かれる人は少ないです。
かなり働きぶりが評価されないと、なかなか引き抜きはありません。
しかし、可能性がある以上、大企業に転職する方法としてはアリでしょう。
ちなみに技術者派遣については、施工管理の派遣で働くメリットは?が参考になると思います。
【ちなみに】年収アップの管工事施工管理の求人
冒頭でもお伝えしましたが、私たちワット・コンサルティングは施工管理の転職サポートを行なっています。
今より年収アップできる求人を紹介できるかもしれないので、年収アップしたい人は情報収集にどうぞ。
「まだ転職するかわからないけど、求人情報だけ見たい」という人も対応しています。
転職は情報戦です。
無料で求人を見れるので、少しでも良い求人を探したい人は情報収集に活用してみてください。
まとめ:管工事施工管理技士は大企業ほど年収が高い
この記事をまとめます。
- 管工事施工管理技士の年収は、1級が約550万円、2級が約450万円
- 大企業ほど年収が高い
- 大企業は資格手当や昇給率も高い
- 大企業に転職するには、今の会社で実績を積むか、技術者派遣で働いて引き抜かれる
建設業界は人材不足なので、管工事施工管理技士を取得していれば仕事に困ることはないでしょう。
しかし、今よりさらに年収を上げたいと思えば、大企業への転職をねらいましょう。
ということで、本気で年収アップしたいならさっそく行動あるのみ。
行動しないと何も始まらないですからね。
今日から転職活動を始めてみましょう。
とりあえず求人情報を眺めてみればOKです。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングは施工管理の転職サポートを行なっています。
今より年収が高い求人があるかもしれないので、少しでも条件が良い会社の情報を集めたい人は無料で活用してみてください。
ちなみに施工管理技士で転職したい人は、施工管理(現場監督)の転職先の会社選びのコツ【転職活動方法も解説】も参考にどうぞ。
- ブラック企業を選ばない方法
- あなたに合う会社を選ぶ方法
などを解説しています。
年収が上がる転職でも、うっかりブラック企業に転職したら大変です。
ブラック企業を選ばないように、事前に読んでおいてください。
あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです!