ウソがバレたらどうなっちゃうの?
自分には本当に受験資格があるんだろうか?
もし受験資格を満たしてないなら、今から資格取得に向けてできることはあるかな?
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 電気工事施工管理技士の実務経験を虚偽申告するとどうなるかわかる
- 電気工事施工管理技士の受験資格があるか調べる方法
- 実務経験が足りない人も勉強は進めておこう
私たち「ワット・コンサルティング」は、施工管理の技術者派遣の会社です。
結論、電気工事施工管理技士の実務経験を虚偽申告して受験するのは、危険すぎます。
なぜなら、ペナルティがかなり大きいから。
悪いことは言わないので、きちんと実務経験の条件を満たしてから受験しましょう。
あなたのキャリアに傷がつくだけでなく、会社に大きな損害が出ますよ。
実務経験の虚偽申告で資格をとると、具体的にどんなペナルティがあるのか解説します。
また、受験資格がなくても勉強は始めておいて損はないですよ。
受験資格を満たしたら、すぐに資格を取得できるように準備しておきましょう。
あなたのキャリアアップの参考にしてみてください!
目次
電気工事施工管理技士の実務経験の虚偽申告するとヤバい
結論、電気工事施工管理技士の実務経験を虚偽申告して資格を取得するのは、危険すぎます。
なぜなら、ペナルティが重いから。
具体的には下記のペナルティがあります。
- 資格の取り消し
- 3年受験できない
- 企業名の公表
- 営業停止
- 資格を使って取得した建設業許可の取り消し
あなた個人のキャリアにも傷がつくし、会社の経営にも大きな打撃になります。
そしてもちろん、お客様に迷惑がかかります。
実務経験の虚偽がバレる経路
国土交通省の資料によると、内部告発が多いようです。
あくまでケースバイケースですが、下記のようにさまざまな経路も考えられます。
- 不安に思った社員が告発
- 会社を良く思ってない社員が告発
- 虚偽申告をした社員を嫌いな人が告発
結論、きちんと受験資格を満たしてから受験しましょう。
立入検査がある
国土交通省により、「本当に受験に必要な実務経験を満たしているか」の立入検査が行われるようになるそうです。
立入検査で見られるポイントは、例えば下記のとおり。
- 会社で実務経験証明書を記録しているか
- 所属長等証明者の記憶に委ねていないか
- 証明者が受験者の記載に委ねていないか
- 技術者名簿、工事従事者名簿などの提出を求められる
施工管理技士は受験者が多いため、基本的には受験者と会社の自己申告を信用されています。
※1人1人チェックできないから。
そのため、下記の2つだけで受験できてしまうのが現実。
- 会社の証明(押印)
- 受験者の誓約(押印)
ただし、これだと虚偽申告ができてしまうし、虚偽が多数発覚したため規制が厳しくなるようです。
参考:国土交通省「技術検定不正受検防止対策検討会 【提言】」
実務経験の重複もNG
ちなみに、複数の施工管理技士を受験する場合は、実務経験の重複もNGです。
例えば、電気工事と管工事を含む工事の実務経験の場合、1つの工事を重複して電気工事施工管理技士と管工事施工管理技士を受験することはできません。
出典:国土交通省「技術検定不正受検防止対策検討会 【提言】」
この辺は、施工管理技士の実務経験の重複がバレる2つの経路【ペナルティも解説】にまとめてます。
そもそも実務経験がないと合格できなくなるかも
今後は実地試験の経験記述の問題が、経験者じゃないと解けない問題にする案も出ています。
「受験を食い止められないなら、実務経験者しか解けない問題を作ればいい」という発想ですね。
これは現実になってみないとわかりませんが、いずれにせよ実務経験が足りないと合格できない可能性は高まりそうです。
虚偽申告はもちろんダメですが、そもそも合格できなければ意味がないですからね。
実務経験が受験資格を満たしているかわからないときは
という人は、建設業振興基金に問い合わせしてみましょう。
試験を主催しているため、聞いてしまうのが一番です。
受験資格があるか不明瞭な状態で受験するよりも、聞いてハッキリさせてしまう方が良いですよ。
実務経験が足りない人も試験勉強は進めておこう
逆転の発想ですが、受験資格を満たしてない人も勉強を始めた方が良いと思います。
他の人よりじっくり勉強できるから。
受験資格がある人は、試験日までに勉強を進めないといけません。
ですが、受験資格がなければ焦らずじっくり勉強できますよね。
普通より余裕をもった勉強スケジュールを組めるので、先に勉強を始めてしまうのがおすすめです。
おすすめのテキストと過去問集
ちなみに、独学におすすめなテキストと過去問題集は下記です。
Amazonでも買えますが、できれば書店に行って中身を見てから購入するのがおすすめ。
あなたが勉強しやすそうなテキストと過去問集を買いましょう。
勉強の進め方
大まかな勉強の手順は下記のとおりです。
- まずはテキストをざっと読む
- 過去問を解いてみる
- わからなかったところを解説やテキストで確認
- あとはひたすら過去問を解く
勉強は過去問を中心にして大丈夫です。
なぜなら、過去問に似た問題が出題されるから。
1冊の過去問集を繰り返し解いて、問題も答えも暗記すれば高確率で合格できます。
実地試験の経験記述は文章を作っておく
施工管理技士の試験問題の多くはマークシート方式ですが、第二次検定に一部「記述式問題」があります。
「経験記述」といって、あなたの実務経験を記載する問題です。
記載方法が独特だし、その場で文章を考えるほど時間がないので、事前に文章を作っておくことをおすすめします。
ちなみに、弊社メルマガでは第二次検定の経験記述の例文を配信することもあるので、参考にどうぞ。
無料で購読できるメルマガなので、どうしても合格したい人はメルマガ登録しておくと良いと思います。
まとめ【電気工事施工管理技士の実務経験を虚偽申告するのは危険すぎる】
ということで、虚偽申告して受験するのはペナルティが大きすぎます。
- あなたのキャリア
- 会社の信用
- お客様への迷惑
など多大なリスクがあるので、結論、きちんと受験資格を満たしてから受験しましょう。
受験資格を満たしてないなら、実務経験を積みつつ、早めに試験勉強を始めると有利です。
おすすめのテキストと過去問集は下記のとおり。
また、弊社メルマガでも、第二次検定の経験記述の例文を配信することもあるので、勉強したい人はメルマガ登録をどうぞ。
あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです!