建築設備系のおすすめ資格53選一覧【難易度ランキングも紹介】

リビング
考える男性
考える男性
建築設備の資格を知りたいな。

どんな資格があるのか全体的に知っておきたい。

資格を取得してキャリアアップ・年収アップしたいんだよね。

 

でも、仕事しながら勉強するのは大変だよなぁ…

働きながら勉強を継続するコツも教えてほしい。

こういった疑問や悩みに応える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

  • 建築設備系のおすすめ資格53選一覧がわかる
  • 建築設備系資格の難易度ランキングがわかる
  • 建築設備系の資格を取得して年収アップしていく3つのコツがわかる
  • 働きながら資格試験の勉強を継続する4つのコツがわかる

 

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職サポートを行う会社です。

この記事では、建築設備系のおすすめ資格53選を紹介します。

建築設備系の資格が網羅的にわかるので、資格を取得していきたい人に役立つはずです。

設備業界でキャリアアップしていくには、資格を取得していきましょう。

 

働きながら継続的に勉強するコツも紹介するので、段階的に資格を取得して年収アップしていきたい人は最後まで読んでみてください!

建築設備系のおすすめ資格53選一覧

階段とデスク

建築設備系でおすすめの資格53選を解説していきます。

下記のカテゴリに分けて紹介しますね。

  • 建築設備全般の資格5選
  • 電気設備の資格11選
  • 給排水設備の資格7選
  • 配管設備の資格7選
  • 空調設備の資格7選
  • 消防設備の資格
  • 電気通信設備の資格7選
  • 自家発電設備の資格2選
  • 衛生設備の資格3選
  • プラント設備の資格3選
  • 住宅設備の資格26選

 

下記の項目もまとめたので、サクサクと資格の要点をチェックできます。

  • 何をする資格?
  • 資格を取得するメリット
  • 受験資格
  • 試験の内容
  • 合格率
  • 試験の難易度
  • 年収相場

 

建築設備全般の資格5選

まず、建築設備全般に関わるおすすめ資格は下記の5つです。

  1. 建築設備士
  2. 設備設計一級建築士
  3. 建築設備診断技術者
  4. 建築設備総合管理士
  5. 建築設備検査員

 

1つずつ見ていきましょう。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

建築設備士

何をする資格? 建築士に対して建築設備の設計や工事監理のアドバイスをする国家資格
資格を取得するメリット
  • 年収が上がりやすい
  • 転職が有利になる
  • 主任技術者・専任技術者になれる(1年以上の実務経験が必要)
  • 公共工事を受注しやすい(経営事項審査1点)
  • 一級建築士(4年以上の実務経験が必要)・二級建築士・木造建築士・防火対象物点検資格者(5年以上の実務経験が必要)・建築設備総合管理士・建築設備診断技術者・建築設備検査員の受験資格を得られる
  • 設備設計一級建築士・建築設備定期検査資格者の受験資格が緩和される
  • 建設コンサルタント業務競争参加資格審査で5点が与えられる
受験資格
  • 学校を卒業後に所定の実務経験年数がある
  • 一級建築士
  • 1級電気工事施工管理技士
  • 1級管工事施工管理技士
  • 空気調和・衛生工学会設備士
  • 電気主任技術者で2年以上の実務経験がある
  • 建築設備で9年以上の実務経験がある
試験の内容
  • 学科試験(マークシート5択):法令集を試験会場に持ち込むことができる
  • 設計製図試験:建築設備基本計画(文章を主体とした問題)・建築設備基本設計製図(製図や計算問題)
合格率 約20%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 500~800万円

建築士が保有資格を強化するために取得するケースも多いです。

建築設備士を取得するメリットは、建築設備士のメリット5選【試験の難易度や勉強のコツも解説する】にまとめています。

また、建築設備士を取得するコツは、建築設備士の試験の難易度!独学でも合格できるのか?を参考にどうぞ。

 

設備設計一級建築士

何をする資格? 3階以上で床面積5000㎡超の建築物の設備設計や適合性の確認を行う
資格を取得するメリット
  • 全国で5000人ほどしかいないため希少な人材になれる(一級建築士は約37万人)
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 一級建築士として5年以上の設備設計の実務経験がある
  • 工事監理や建築設備などの実務経験がある
試験の内容 講座を受講→試験
合格率 約40%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 700~1000万円

合格率は約40%と高めですが、そもそも一級建築士で5年以上の実務経験がないと受験すらできないため、総合的な難易度は高めです。

設備設計一級建築士については、設備設計一級建築士の難易度を合格率や受験資格から分析してみたにまとめています。

 

建築設備診断技術者

何をする資格? 昇降機以外の建築設備の劣化を診断して保全する
資格を取得するメリット
  • 建築設備のメンテナンススキルを証明できる
  • 建築設備総合管理士の受験資格を得られる
受験資格
  • 機械・電気電子・衛生工学の技術士
  • 1級電気工事施工管理技士
  • 1級管工事施工管理技士
  • 一級建築士
  • 電気主任技術者
  • 1級計装士
  • 建築設備検査員
  • 建築設備検査資格者
  • 建築設備士
  • 建築物環境衛生管理技術者
  • 建築設備総合管理士
  • 建築設備総合管理技術者
  • 空気調和・衛生工学会設備士
  • 所定の学科を卒業後に建築設備の設計・施工・診断の実務経験が5年以上ある
  • 建築設備の設計・施工・診断の実務経験が8年以上ある
試験の内容 2日間の講習→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~700万円

施工管理技士や建築士が、保有資格を強化するために受講するケースが多いようです。

市販のテキストがないため、講習をしっかり受講しましょう。

建築設備診断技術者の詳細は、建築設備診断技術者とは【試験の難易度は低めなので取得あるのみ】にまとめています。

 

建築設備総合管理士

何をする資格? 建物所有者に総合的な建物の維持のアドバイスを行う

別名:ビルライフサイクルマネージャー

資格を取得するメリット
  • 建築設備の知識やメンテナンスの知識を証明できる
  • 建築設備診断技術者の受験資格を得られる
受験資格
  • 建築士
  • 技術士
  • 建築設備士
  • ファシリティマネジャー
  • 1級建築施工管理技士
  • 特定建築物調査員
  • 建築仕上診断技術者
  • 建築設備検査員
  • 建築設備診断技術者
  • 1級電気工事施工管理技士
  • 電気主任技術者
  • 1級計装士
  • 1級管工事施工管理技士
  • 建築物環境衛生管理技術者
  • 空気調和衛生工学会設備士
  • 所定の学校を卒業した人
  • 運営・管理、設計、施工、維持管理、診断、補修・改修などの実務経験5年以上
試験の内容 3日間の講習→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~700万円

建築士や技術士などが、保有資格を強化するために受験するケースが多いようです。

3日間の講習をしっかり聞けば、合格できるレベルです。

建築設備総合管理士の詳細は、建築設備総合管理士とは【難易度は低め。講習の夜に自学習すべし】にまとめています。

 

建築設備検査員

何をする資格? 学校・病院・ホテル・百貨店など特定建築物で、建築設備の安全確保の検査を定期的に行う
資格を取得するメリット
  • 建築設備会社の転職が有利になる
  • 建築設備総合管理士・建築設備診断技術者の受験資格を得られる
受験資格
  • 建築学・機械工学・電気工学などの学科を卒業後に所定の実務経験年数がある
  • 建築設備で11年以上の実務経験がある
  • 行政で確認申請業務など2年以上の実務経験がある
  • 一級建築士
  • 二級建築士
  • 建築設備士
試験の内容 4日間の講習→試験
合格率 約80%
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 400~700万円

建築設備検査員は下記の3つの理由で合格しやすいです。

  1. 事前に講習を受けられるから
  2. 試験本番にテキストを持ち込めるから
  3. マークシートの筆記試験のみだから(記述試験や実技試験なし)

 

受験資格を満たす人は、ぜひとも受験してみてください。

建築設備検査員の詳細は、建築設備検査員の難易度【合格率は高い。講習と過去問で合格しよう】にまとめています。

 

電気設備の資格11選

続いて、電気設備のおすすめ資格は下記の11個です。

  1. 電気工事士
  2. 電気工事施工管理技士
  3. 電気主任技術者
  4. 認定電気工事従事者
  5. 低圧電気取扱者
  6. 高圧・特別高圧電気取扱者
  7. 特種電気工事資格者
  8. 登録電気工事基幹技能者
  9. 配電制御システム検査技士
  10. 自動ドア施工技能士
  11. 昇降機検査資格者

 

こちらも1つずつ見ていきましょう。

ちなみに電気設備の資格については、電気工事の資格19種類の一覧【資格を取得する順番もわかります】にもまとめています。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

電気工事士

何をする資格? 電気工事
資格を取得するメリット
  • 電気工事の業務独占資格
  • 電気工事会社への就職が有利になる

下記の受験資格を得られる

  • 電気工事施工管理技士(第二種は1年以上の実務経験があると2級電気工事施工管理技士を受験できる)
  • 認定電気工事従事者
  • 特種電気工事資格者
  • 登録電気工事基幹技能者(第一種のみ)
  • 登録電気工事基幹技能者(第一種のみ)
  • 蓄電池設備整備資格者
  • 消防設備士甲種
  • PVマスター保守点検技術者
受験資格
  • 第一種:誰でも受験できるが免状取得には3~5年の実務経験が必要
  • 第二種:誰でも受験できる
試験の内容
  • 筆記試験(マークシート)
  • 技能試験(配線図の作成・回路の組み立てなど実技試験)
合格率 第一種:約36%、第二種:約43%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 300~600万円

電気系資格でもっとも基礎的な資格といえるでしょう。

そもそも電気工事は電気工事士がないとできません。

電気工事の仕事に就職したい人は、まず第二種から取得してみてください。

電気工事士の試験については、電気工事士1種2種の資格難易度や合格率!勉強や技能試験のコツにまとめています。

 

電気工事施工管理技士

何をする資格? 電気工事の施工管理(現場監督)を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者や専任技術者になれる
  • 1級は監理技術者になれる
  • 経営事項審査で加点(1級5点、2級2点)
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
  • 建築設備士(1級のみ/2年以上の実務経験が必要)・建築設備診断技術者(1級のみ)・建築設備総合管理士(1級のみ)・PVマスター保守点検技術者の受験資格を得られる
受験資格
  • 学校を卒業後に所定の実務経験年数がある
  • 電気主任技術者
  • 電気工事士(1級の受験は第一種電気工事士のみ)
試験の内容
  • 第一次検定(マークシート)
  • 第二次検定(記述式)
合格率
  • 1級:約29%
  • 2級:約27%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 400~1000万円

電気工事の施工管理を行う国家資格です。

人材が不足している資格なので、取得すると転職が有利になります。

特に1級があると、大手にも転職しやすいでしょう。

電気工事業界は会社規模が大きいほど、年収が上がる傾向です。

 

年収アップしたい電気施工管理の人は、挑戦してみましょう。

電気工事施工管理技士を取得するコツは、下記の記事にまとめています。

 

電気主任技術者

何をする資格? 事業用電気工作物や自家用電気工作物の保安業務を行う
資格を取得するメリット
  • 電気工作物の保安業務の業務独占資格
  • 試験の難易度が高いので取得すると転職が有利になる

下記の受験資格を得られる

  • 建築設備士
  • 電気工事施工管理技士(1級は6年以上/2級は1年以上の実務経験が必要)
  • 電気通信工事施工管理技士(1級は6年以上/2級は1年以上の実務経験が必要)
  • 認定電気工事従事者
  • 建築設備総合管理士
  • 建築設備診断技術者
  • 消防設備士甲種
  • 自家用発電設備専門技術者
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容
  • 一次試験:マークシート
  • 二次試験:記述式問題
合格率
  • 第一種:約2%
  • 第二種:約4%
  • 第三種:約11%
試験の難易度 ★★★★★
年収相場 400~800万円

電気系資格の中でもっとも難易度が高い資格です。

電気工作物の保安業務ができる業務独占資格なので、取得すると安定して稼げるでしょう。

誰でも受験できるので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください。

電気主任技術者の詳細は、電気主任技術者・電験試験の難易度や年収!三種二種一種のコツにまとめています。

 

認定電気工事従事者

何をする資格? 600V以下の自家用電気工作物の電気工事ができる
資格を取得するメリット 第二種電気工事士ができない工事が可能
受験資格
  • 電気工事士
  • 電気主任技術者
試験の内容 講習のみ
合格率 ほぼ100%
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 300~600万円

第二種電気工事士は一般用電気工作物(600V以下)の工事はできますが、600V以下であっても自家用電気工作物の工事はできません。

この「600V以下の自家用電気工作物」を工事できるのが、認定電気工事従事者です。

認定電気工事従事者業務範囲図

講習のみで取得できるので、第二種電気工事士の人は受講してみましょう。

※第一種電気工事士は自家用電気工作物の工事ができるので、認定電気工事従事者の取得は不要です。

認定電気工事従事者については、認定電気工事従事者の必要性とは?認定講習や申請方法を解説に詳しくまとめています。

 

低圧電気取扱者

何をする資格? 家庭やオフィスなどの電気工事を行う
資格を取得するメリット 対地電圧50V以上・交流600V以下・直流750V以下の工事ができる
受験資格 特になし(工事を行う場合は電気工事士が必要)
試験の内容 講習→簡単なテスト
合格率 ほぼ100%
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 300~400万円

一般家庭やオフィスなど、電圧の低い工事が可能です。

事業者単位で受講が必要なので、転職した場合は再度受講が必要となります。

低圧電気取扱者の詳細は、低圧電気取扱者にできること【特別教育の講習内容も解説します】にまとめています。

 

高圧・特別高圧電気取扱者

何をする資格? 高圧の電気取扱作業など危険な工事を行う
資格を取得するメリット 交流600V以上7000V以下・直流750V以上7000V以下の工事ができる
受験資格 特になし(工事を行う場合は電気工事士が必要)
試験の内容 講習のみ
合格率 ほぼ100%
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 300~500万円

高圧の電気工事を行う際に必要な資格です。

会社から受講するように言われるケースが多いでしょう。

高圧・特別高圧電気取扱者については、高圧・特別高圧電気取扱者にできること【特別教育の講習を受けよう】にまとめています。

 

特種電気工事資格者

何をする資格? ネオン工事や非常用予備発電装置工事を行う
資格を取得するメリット
  • 自家用電気工作物(最大電力500kW未満)のネオン工事や非常用予備発電装置工事ができる
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 電気工事士の免状がある
  • ネオン工事の実務経験が5年以上(ネオン変圧器・ネオン管・タイムスイッチ・点検機などの工事)
  • 非常用予備発電装置の実務経験が5年以上(非常用予備発電装置の発電機・原動機・配電盤などの工事)
  • 据付工事部門の実務経験が5年以上
  • 自家用発電設備専門技術者の据付工事部門(K)
試験の内容 講習→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 300~500万円

ネオン工事や非常用予備発電装置を取り扱う人は、取得しておくと良いでしょう。

講習をきちんと聞いて勉強すれば、十分に取得できる資格です。

特種電気工事資格者の詳細は、特種電気工事資格者とは【資格を取得する方法は講習と試験がある】にまとめています。

 

登録電気工事基幹技能者

何をする資格? 電気工事の管理監督業務を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者になれる
  • 経営事項審査で3点が加点される
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 第一種電気工事士免状を取得している
  • 電気工事業か電気通信工事業で10年以上の実務経験
  • 労働安全衛生法第60条に基づく建設業の職長教育を修了して3年以上の職長経験
試験の内容 2日間の講習→試験(記述式問題あり)
合格率 約90%
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 400~600万円

電気工事業と電気通信工事業で職長クラスの人が取得するイメージです。

登録電気工事基幹技能者については、登録電気工事基幹技能者を取得するメリット【認定講習や試験も解説】で詳しく解説しています。

 

配電制御システム検査技士

何をする資格? 配電盤などの検査業務を行う
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格
  • 1級:配電盤などの検査業務で3年以上の実務経験がある・2級合格者
  • 2級:誰でも受験できる
試験の内容 学科(マークシート)と実技
合格率
  • 1級:約30%
  • 2級:約40%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 300~400万円

夏頃に講習会があるので、参加するのがおすすめです。

配電制御システム検査技士については、配電制御システム検査技士の試験内容【公式テキストで問題に慣れよう】にまとめています。

 

自動ドア施工技能士

何をする資格? 自動ドアの施工・保守・点検を行う
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格 学校を卒業後に所定の実務経験がある人
試験の内容 学科(マークシート)と実技
合格率 約70%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 300~400万円

市販のテキストがないため、中央職業能力開発協会のサイトに掲載されている過去問と解答を参考に勉強しましょう。

詳しくは、自動ドア施工技能士の試験情報を解説【過去問メインで勉強しよう】にまとめています。

 

昇降機検査資格者

何をする資格? エレベーター・エスカレーター・観覧車・ジェットコースターの検査や点検を行う
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格
  • 学校を卒業後に所定の実務経験年数がある
  • 昇降機や遊戯施設の建築行政で2年以上の実務経験がある
  • 昇降機や遊戯施設の法令の施行に関して5年以上の実務経験がある
  • 一級建築士
  • 二級建築士
試験の内容 4日間の講習→試験
合格率 約70%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 300~400万円

講習をきちんと聞いて勉強すれば、十分に合格できる試験です。

昇降機の会社や建築設備の会社への転職が有利になるでしょう。

昇降機検査資格者の詳細は、昇降機検査資格者の合格率からみる難易度【4日間の講習が命です】にまとめています。

 

給排水設備の資格7選

続いて、給排水設備のおすすめ資格は下記の7つです。

  1. 給水装置工事主任技術者
  2. 排水設備工事責任技術者
  3. 下水道管路更生管理技士
  4. 下水道管きょ更生施工管理技士
  5. 浄化槽設備士
  6. 浄化槽管理士
  7. 浄化槽技術管理者

 

1つずつ解説します。

ちなみに給排水設備の資格については、給排水設備工事の資格5選【資格の難易度や年収アップする3つの方法】にもまとめています。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

給水装置工事主任技術者

何をする資格? 給水装置工事の技術指導・監督業務・確認業務を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者になれる
  • 経営事項審査で1点が加点される
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
  • 消防設備士甲種の受験資格を得られる
受験資格 給水装置工事で3年以上の実務経験がある
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 30~40%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~500万円

主任技術者になれて、経営事項審査で加点されるので、会社に貢献できる資格です。

年収アップしたい人は取得しておきましょう。

給水装置工事主任技術者の詳細は、給水装置工事主任技術者の難易度【合格率や過去問から分析】にまとめています。

 

排水設備工事責任技術者

何をする資格? 排水設備の企画・設計・施工・点検などを行う
資格を取得するメリット
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格 都道府県によって違う

(高卒以上、排水設備工事の設計や施工で1~2年以上の実務経験がある人など)

試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 約50%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 300~500万円

講習会があるので参加するのがおすすめです。

講習会に参加した人の約8割は試験に合格しています。

排水設備工事責任技術者の詳細は、排水設備工事責任技術者の難易度を合格率から分析【勉強方法も解説】を参考にどうぞ。

 

下水道管路更生管理技士

何をする資格? 管路更生の施工計画の作成・現場の施工管理を行う
資格を取得するメリット
  • 管路更生工事の主任技術者・監理技術者になれる
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 1級土木施工管理技士
  • 1級土木施工管理技士補
  • 1級建設機械施工技士
  • 1級建設機械施工技士補
  • 2級土木施工管理技士
  • 2級建設機械施工技士(第1~6種)
  • 技術士(建設の鋼構造及びコンクリート、農業の農業土木、水産の水産土木、森林の森林土木、総合技術監理)
  • 土木工事10年以上かつ管路更生工事2件以上の実務経験がある人
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 不明
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~500万円

各工法協会で講習会があるので、できれば参加しましょう。

下水道管路更生管理技士の詳細は、下水道管路更生管理技士の試験内容【テキストと過去問集で勉強しよう】にまとめています。

 

下水道管きょ更生施工管理技士

何をする資格? 下水道管きょの更生工事の施工管理を行う
資格を取得するメリット 下水道管きょの更生工事の施工管理スキルを証明できる
受験資格
  • 土木施工管理技士
  • 管工事施工管理技士
  • 技術士
  • 土木工事・管工事で10年以上の実務経験かつ2件以上の管更生の実務経験
  • 日本管更生技術協会の資格委員会が認める研修会で20時間超を受講した人
試験の内容
  • 一次試験:筆記試験(マークシート)
  • 二次試験:択一式と記述式
合格率 不明
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~500万円

下水道管きょの更生工事の施工管理を行う人は取得しておきましょう。

管工事施工管理技士とセットで取得するのもおすすめです。

下水道管きょ更生施工管理技士の詳細は、下水道管きょ更生施工管理技士の試験内容【他にもおすすめの資格3選】にまとめています。

 

浄化槽設備士

何をする資格? 浄化槽設備の設置工事の施工図の作成・監督・指導を行う
資格を取得するメリット 浄化槽の設置工事には浄化槽設備士を配置しなければいけないため転職が有利になる
受験資格
  • 管工事施工管理技士
  • 配管技能士1級・2級(平成16年度以降に2級に合格した人は4年以上の実務経験が必要)
試験の内容
  • 学科試験(マークシート)
  • 実地試験(記述式)
合格率 約30%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~500万円

実地試験では、あなたの工事経験を記述する問題がでます。

試験本番で文章を考える時間はないので、事前に文章を考えておきましょう。

浄化槽設備士の詳細は、浄化槽設備士試験の難易度【合格率は30%くらい。過去問中心で勉強】にまとめています。

 

浄化槽管理士

何をする資格? 浄化槽の保守点検・施工図の作成・施工管理を行う
資格を取得するメリット
  • 浄化槽の保守点検の業務独占資格
  • 転職が有利になる
  • 浄化槽技術管理者の受験資格を得られる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 約25%(講習を受けた人の合格率は80~90%)
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 300~400万円

講習を受けた人のほとんどは合格しているため、講習を受けるのがおすすめです。

日本環境整備教育センターで講習が実施されています。

浄化槽管理士の詳細は、浄化槽管理士の合格率からみる難易度【勉強方法も解説】を参考にどうぞ。

 

浄化槽技術管理者

何をする資格? 大規模な浄化槽の保守点検・調整・清掃の技術的な責任者
資格を取得するメリット 大規模な浄化槽では浄化槽技術管理者を選任しなければいけないため業務独占資格
受験資格 浄化槽管理士を有すること
試験の内容 3日間の講習→試験
合格率 約75%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 350~500万円

業務独占資格なので、取得しておくと良いでしょう。

浄化槽技術管理者の詳細は、浄化槽技術管理者の合格率は高め【きちんと講習を受けて修了考査で合格しよう】にまとめています。

 

配管設備の資格7選

続いて、配管設備のおすすめ資格は下記の7つです。

  1. 配管技能士
  2. 管工事施工管理技士
  3. 登録配管基幹技能者
  4. ガス主任技術者
  5. 簡易内管施工士
  6. ガス消費機器設置工事監督者
  7. ガス機器設置スペシャリスト

 

こちらも1つずつ解説します。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

配管技能士

何をする資格? 配管工事を行う
資格を取得するメリット 下記の受験資格を得られる

  • 管工事施工管理技士(1級配管技能士のみ、実務経験も必要)
  • 浄化槽設備士
  • 登録配管基幹技能者(1級のみ)
  • 消防設備士甲種

その他メリット

  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格 所定の実務経験年数がある人
試験の内容
  • 学科試験(マークシート)
  • 実技試験(ペーパーテストと作業試験)
合格率 約50%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~500万円

配管施工の技術を証明できる資格です。

配管工の人は取得しておきましょう。

詳細は、1級・2級・3級の配管技能士の試験内容【参考書や過去問の勉強方法】にまとめています。

 

管工事施工管理技士

何をする資格? 管工事の施工管理(現場監督)を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者・専任技術者になれる
  • 1級は監理技術者になれる
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる

下記の受験資格を得られる

  • 建築設備士(1級のみ)
  • 建築設備診断技術者(1級のみ)
  • 下水道管きょ更生施工管理技士
  • 浄化槽設備士
  • 建築設備総合管理士(1級のみ)
  • 登録ダクト基幹技能者
  • 消防設備士甲種
受験資格
  • 学校を卒業後に所定の実務経験年数がある
  • 1級配管技能士(1級は10年以上、2級は4年以上の実務経験が必要)
試験の内容
  • 第一次検定(マークシート)
  • 第二次検定(記述式試験)
合格率
  • 1級:約23%
  • 2級:約23%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 400~800万円

管工事施工管理技士は不足しているので、資格を取得すると年収アップしやすく、転職も有利になります。

特に1級を取得すると大手に転職できることがあり、年収は上がりやすいです。

管工事施工管理技士を取得するコツは、下記の記事にまとめています。

 

登録配管基幹技能者

何をする資格? 管工事の監督業務を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者になれる
  • 経営事項審査で3点が加点される
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 1級配管技能士の資格がある人
  • 建設業法の管工事の配管施工の実務経験10年以上でそのうち職長としての実務経験が3年以上
試験の内容 3日間の講習→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~600万円

3日間の講習でしっかり勉強すれば合格できる試験です。

経験記述問題があるため、2日目の夜までに文章を作っておきましょう。

登録配管基幹技能者の詳細は、登録配管基幹技能者とは【講習と試験あり。2つの勉強のコツも解説】にまとめています。

 

ガス主任技術者

何をする資格? ガス工作物の工事・維持・運用・保安監督を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者になれる
  • 業務独占資格なので転職が有利になる
  • 消防設備士甲種の受験資格を得られる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容
  • マークシート
  • 論述試験
合格率
  • 甲種:約15%
  • 乙種:約15%
  • 丙種:約25%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 600~800万円

ガス施工で主任技術者になれる貴重な資格です。

過去問と似た問題が多く出題されるので、過去問集を中心に勉強しましょう。

ガス主任技術者の詳細は、ガス主任技術者の試験の合格率からみる難易度【勉強方法も解説】にまとめています。

 

簡易内管施工士

何をする資格? 都市ガスのガス管増設・位置替え・取り替え工事をなどを行う
資格を取得するメリット 都市ガス施工のスキルを証明できる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 3日間の講習→試験
合格率 90%以上
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 300~400万円

フレキ管工法で簡易な継手の工事までを行います。

講習をしっかり聞いていれば合格できる試験です。

簡易内管施工士の詳細は、簡易内管施工士にできること【難易度はかなり低いので取得あるのみ】を参考にどうぞ。

 

ガス消費機器設置工事監督者

何をする資格? ガス風呂釜・ガス湯沸かし器・ガス機器の排気筒・排気扇の設置・変更の工事や監督業務を行う
資格を取得するメリット 業務独占資格なので転職が有利になる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 2日間の講習→試験
合格率 80%以上
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 400~500万円

業務独占資格なので、ガス施工に関わる人は取得しておきましょう。

ガス消費機器設置工事監督者の詳細は、ガス消費機器設置工事監督者の合格率【修了試験の勉強方法のコツ】にまとめています。

 

ガス機器設置スペシャリスト

何をする資格? 浴槽・キッチン・洗面所・ガス給湯器の設置・給油管の設置・施工を行う
資格を取得するメリット 高機能ガス機器の設置・施工のスキルを証明できる
受験資格 ガス機器の設置・施工の実務経験がある
試験の内容 3日間の講習→試験
合格率 約85%
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 300~400万円

エコジョーズ・エコウィル・エネファームなど高機能ガス機器の設置・施工に関する資格です。

ガス可とう管(都市ガス用)・液化石油ガス燃焼機器接続用継手金具付ホース(LPガス)の設置や施工も行います。

ガス機器設置スペシャリストの詳細は、ガス機器設置スペシャリストの合格率【併せて取得したいガス系資格】を参考にどうぞ。

 

空調設備の資格7選

空調設備のおすすめ資格は下記の7つです。

  1. 空調設備士
  2. ボイラー技士
  3. 登録ダクト基幹技能者
  4. 冷凍空調技士
  5. 登録冷凍空調基幹技能者
  6. 冷凍空調工事保安管理者
  7. 冷凍空気調和機器施工技能士

 

1つずつ解説します。

ちなみに空調設備の資格については、空調設備の資格や難易度にもまとめています。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

空調設備士

何をする資格? 空調の施工図作成や設計、施工管理を行う
資格を取得するメリット
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
  • 建築設備士・建築設備総合管理士・建築設備診断技術者の受験資格を得られる
受験資格 所定の学科を卒業後に決められた実務経験年数がある人
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 空調部門:約31%、衛生部門:約30%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 400~600万円

正式名称は「空気調和・衛生工学会設備士」といいます。

建築設備技術者協会から過去問題集とテキストが出ているので、購入して勉強しましょう。

空調設備士の詳細は、空調設備士試験の難易度【合格率は低め。過去問でスピードに慣れよう】を参考にどうぞ。

 

ボイラー技士

何をする資格? ボイラー設備の監視・調整・検査を行う
資格を取得するメリット
  • 業務独占資格なので転職が有利になる
  • 年収アップしやすい
受験資格
  • ボイラーの講習を受けて実務経験がある人
  • 熱管理士の免状があって1年以上の実地修習を受けた人
  • 機関3級以上の海技士免許がある人
  • エネルギー管理士(熱)免状があり1年以上の実地修習がある人
  • 海技士免許がある人
  • ボイラータービン主任技術者(1種2種)免状があり伝熱面積の合計が25㎡以上のボイラーの実務経験がある人
  • 汽かん係員試験に合格して所定の実務経験がある人など
試験の内容
  • 特級:記述式
  • 一級・二級:筆記試験(マークシート)
合格率
  • 特級:約27%
  • 一級:約58%
  • 二級:約57%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 350~500万円

ボイラー設備には作業主任者としてボイラー技士を選任しなければいけません。

ビル管理や工場など、ボイラーを扱う会社への転職が有利になります。

ボイラー技士の詳細は、ボイラー技士二級・一級・特級試験の難易度や合格率を参考にどうぞ。

 

登録ダクト基幹技能者

何をする資格? 空調・換気・排煙設備の取り付け・施工計画の策定など現場責任者
資格を取得するメリット
  • 主任技術者になれる
  • 経営事項審査で3点が加点される
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 建設業法の管工事のダクト施工の実務経験が10年以上(そのうち職長経験が3年以上)
  • ダクト板金作業の1級建築板金技能士か管工事施工管理技士を取得している
試験の内容 3日間の講習→試験(マークシートと記述式)
合格率 ほぼ100%
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 400~600万円

空調工事の現場責任者向けの資格です。

3日間の講習でしっかり勉強すれば合格できます。

登録ダクト基幹技能者の詳細は、登録ダクト基幹技能者を取得する方法【併せて取得したい3つの資格】を参考にどうぞ。

 

冷凍空調技士

何をする資格? 冷凍設備の設計・製造・工事管理・調査・保安などを行う
資格を取得するメリット
  • 転職が有利になる
  • 冷凍空調工事保安管理者を取得できる
受験資格 【第一種】

  • 冷凍・冷蔵・空調など低温・高温で4年以上の実務経験がある人
  • 大学・短大・高専で工学・理学を修了した人で2年以上の実務経験がある人
  • 第二種に合格して3年以上の実務経験がある人
  • 工業高校を卒業して3年以上の実務経験がある人
  • 冷凍空調学会主催の通信教育を有績で修了して2年以上の実務経験がある人

【第二種】

誰でも受験できる(資格の認定には2年以上の実務経験が必要)

試験の内容
  • 第一種:マークシートと記述式
  • 第二種:マークシート
合格率
  • 第一種:約42%
  • 第二種:約77%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~700万円

日本冷凍空調学会の講習会があるので参加するのがおすすめです。

3日間の講習会で、試験対策を学べます。

冷凍空調技士の詳細は、冷凍空調技士試験の合格率からみる難易度【過去問や講習会で勉強すべし】を参考にどうぞ。

 

登録冷凍空調基幹技能者

何をする資格? 冷凍空調設備施工の施工管理を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者・専任技術者になれる
  • 経営事項審査で3点が加点
  • 建設キャリアアップシステムのレベル4
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 冷凍空調工事の実務経験10年以上
  • 実務経験のうち3年以上の職長経験がある
  • 1級冷凍空気調和機器施工技能士を取得している
試験の内容 2日間の講習→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~600万円

建設キャリアアップシステムは技能者のスキルを適正に評価する制度です。

レベル4は最高ランクなので、転職が有利になります。

登録冷凍空調基幹技能者の詳細は、登録冷凍空調基幹技能者とは【講習の内容や勉強のコツも解説します】にまとめています。

 

冷凍空調工事保安管理者

何をする資格? 冷凍能力3トン以上のアンモニア・フルオロカーボンの冷凍空調施設の設置工事や検査
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格
  • 所定の実務経験年数が必要(A区分:5年以上・B区分:3年以上・C区分:2年以上)
  • 技術士・冷凍機械責任者・冷凍空調技士・冷凍空気調和機器施工技能士は講習だけで資格を取得できる
試験の内容 講習→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 400~700万円

事前に講習があるので、試験には合格しやすいでしょう。

冷凍空調にかかわる人は、取得しておくのがおすすめです。

詳しくは、冷凍空調工事保安管理者とは【講習があるので難易度は低いです】にまとめています。

 

冷凍空気調和機器施工技能士

何をする資格? エアコンや冷凍庫などの施工
資格を取得するメリット
  • 登録冷凍空調基幹技能者の実務経験を得られる(1級のみ)
  • 冷凍空調工事保安管理者を取得できる
受験資格 所定の実務経験年数がある人
試験の内容
  • 学科(マークシート)
  • 実技(ペーパーテストと作業試験)
合格率 約50%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~700万円

作業試験があるため、きちんと練習が必要です。

銅管や継手を使って冷凍空調設備の配管を作ったり、気密度をチェックされます。

完成度だけでなく、作業スピードも見られるので何度も練習しましょう。

詳しくは、冷凍空気調和機器施工技能士の資格試験情報【勉強方法も解説します】にまとめています。

 

消防設備の資格は消防設備士

消防設備の資格は「消防設備士」です。

※スマホを横にすると読みやすいです。

何をする資格? 消防設備の点検・整備・工事などを行う
資格を取得するメリット
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
  • 自家用発電設備専門技術者の受験資格を得られる(甲種の第一類・第二類・第三類or乙種→保全部門のみ)
受験資格
  • 乙種:誰でも受験できる
  • 甲種:技術士・電気工事士・電気主任技術者・管工事施工管理技士・無線従事者・建築士・配管技能士・ガス主任技術者・給水装置工事主任技術者、所定の学歴や実務経験がある人など
試験の内容
  • 筆記試験(マークシート)
  • 実技試験(選択・記述・製図)
合格率
  • 甲種特類:約30%
  • 甲種1類:約26%
  • 甲種2類:約33%
  • 甲種3類:約35%
  • 甲種4類:約37%
  • 甲種5類:約36%
  • 乙種1類:約32%
  • 乙種2類:約35%
  • 乙種3類:約33%
  • 乙種4類:約35%
  • 乙種5類:約38%
  • 乙種6類:約40%
  • 乙種7類:約41%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 300~600万円

甲種と乙種があり、下記の種類があります。

  • 甲種:特類・1類・2類・3類・4類・5類
  • 乙種:1類・2類・3類・4類・5類・6類・7類

 

建物の消防設備を設置するときは、消防設備士の立ち会いが必要です。

消防設備士の詳細は、消防設備士の合格率や試験内容からみる難易度【勉強のコツも解説】にまとめています。

 

電気通信設備の資格7選

電気通信設備でおすすめの資格は下記の7つです。

  1. 工事担任者
  2. 電気通信主任技術者
  3. 電気通信工事施工管理技士
  4. CATV技術者
  5. 情報配線施工技能士
  6. 陸上無線技術士
  7. 陸上特殊無線技士

 

1つずつ解説していきますね。

ちなみに電気通信設備の資格については、電気通信工事の資格7選と難易度【未経験で転職する手順3ステップ】にもまとめています。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

工事担任者

何をする資格?
  • 工事の実施・実地の監督
  • 端末設備の機能確認試験
  • 端末をネットワークに接続する時の技術基準適合性の確認
資格を取得するメリット
  • 総合通信・第1級アナログ通信・第1級デジタル通信を取得後に3年以上の実務経験があると主任技術者になれる
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率
  • 総合通信:約30%
  • 第1級アナログ通信:約36%
  • 第2級アナログ通信:約71%
  • 第1級デジタル通信:約30%
  • 第2級デジタル通信:約76%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 300~450万円

屋内のインターネット設備の工事を行う資格です。

監督業務も行いますが、自信が施工するケースが多いです。

工事担任者の詳細は、電気通信の工事担任者の難易度を合格率などから解説【効率的な勉強法】にまとめています。

 

電気通信主任技術者

何をする資格? 通信事業者の設備と建物にインターネットを引く設備の工事の監督業務を行う
資格を取得するメリット
  • 資格取得後に5年以上の実務経験があると主任技術者になれる
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率
  • 伝送交換:約29%
  • 線路:約34%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 400~600万円

電気通信主任技術者は、下記の2種類があります。

  • 伝送交換主任技術者:伝送交換設備の工事・運用
  • 線路主任技術者:線路設備の工事・運用

 

電気通信工事や保守には、電気通信主任技術者の選任が義務付けられています。

そのため、資格を取得すると転職が有利になるでしょう。

電気通信主任技術者の詳細は、電気通信主任技術者の難易度を合格率などから解説【免除あり】を参考にどうぞ。

 

電気通信工事施工管理技士

何をする資格? 電気通信設備の施工管理(現場監督)を行う
資格を取得するメリット
  • 主任技術者・専任技術者になれる
  • 1級は監理技術者になれる
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格
  • 学校を卒業後に所定の実務経験年数がある
  • 電気主任技術者(1級は6年以上/2級は1年以上の実務経験が必要)など
試験の内容
  • 第一次検定(マークシート)
  • 第二次検定(記述式)
合格率
  • 1級:約18%
  • 2級:約24%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 400~700万円

令和元年に新設された資格です。

5GやIoTなど時代の追い風を受けている資格といえるでしょう。

電気通信工事施工管理技士を取得するコツは、下記の記事にまとめています。

 

CATV技術者

何をする資格? CATVの設計・施工・保守を行う
資格を取得するメリット CATVの設計・施工・保守スキルを証明できる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 eラーニング→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~600万円

CATV技術者には下記の3種類があります。

  • CATV総合監理技術者
  • 第1級CATV技術者試験
  • 第2級CATV技術者試験

 

デジタル放送の普及により、需要が大きい資格といえるでしょう。

詳細は、CATV技術者とは【資格試験の内容と勉強方法】にまとめています。

 

情報配線施工技能士

何をする資格? 建物内にネットワーク回線やLANケーブルなどを設置する
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格
  • 所定の実務経験がある人
  • 所定の学科を卒業して決められた実務経験年数がある人
  • 3級のみ誰でも受験できる
試験の内容
  • 学科(マークシート)
  • 実技(施工試験)
合格率 不明
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~600万円

光ファイバーなど情報配線の施工技術や知識を証明できる資格です。

実技試験の材料セットがネットで売っているので、事前に購入して練習すると良いでしょう。

詳しくは、情報配線施工技能士の試験情報や難易度【過去問中心で勉強しよう】にまとめています。

 

陸上無線技術士

何をする資格? 陸上無線の技術的な操作を行う
資格を取得するメリット
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 約30%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 400~500万円

第1級と第2級があります。

  • 第1級:陸上無線設備の技術的な操作
  • 第2級:テレビジョン基幹放送局などの空中線電力やレーダーの技術的な操作

 

陸上特殊無線技士

何をする資格? 陸上無線の技術的な操作を行う
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 筆記試験
合格率
  • 第1級:40%前後
  • 第2級:80%前後
  • 第3級:90%前後
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~500万円

テレビ・レーダー・人工衛星局などの技術的な操作を行います。

まずは陸上特殊無線技士を取得してから、先ほどの陸上無線技術士を取得するのが一般的です。

 

自家発電設備の資格2選

自家発電設備でおすすめの資格は下記の2つです。

  1. PV施工技術者
  2. 自家用発電設備専門技術者

 

こちらも1つずつ解説します。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

PV施工技術者

何をする資格? 太陽光発電設備の施工や点検を行う
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格 【PVマスター施工技術者】

  • JPEA認証研修機関で認証研修を修了した人
  • 各メーカー別の施工IDを取得している人
  • 平成23年の「住宅用太陽光発電システムに係る施工研修」を修了している人

【PVマスター保守点検技術者】

  • PV施工技術者
  • PVマスター技術者
  • 電気主任技術者
  • 電気工事士
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 約70%
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 400~500万円

信頼できる太陽光発電設備の工事業者であることを証明できます。

資格は2種類に分かれています。

  • PVマスター施工技術者:住宅と地上設置の太陽光発電設備の施工の資格
  • PV保守点検技術者:太陽光発電設備の点検の資格

 

詳しくは、PV施工技術者とは【マスター施工技術者とマスター保守点検技術者あり】を参考にどうぞ。

 

自家用発電設備専門技術者

何をする資格? 自家用発電設備の設計・製造・据付工事・運転管理・保全を行う
資格を取得するメリット
  • 特種電気工事資格者を取得できる(据付工事部門K)
  • 電気主任技術者選任の判断材料になる
  • 発電設備の点検が3ヶ月に1回以上でOKになる
  • 自家用発電設備・火気使用設備の点検と整備ができる
受験資格
  • 所定の実務経験がある
  • 機械工学or電気工学系の学科を卒業後に所定の実務経験がある
  • 電気主任技術者・ボイラータービン主任技術者・技術士(機械・電気電子)で1年以上の実務経験がある
  • 消防設備士(甲種の第一類・第二類・第三類or乙種→保全部門のみ)
  • 消防設備点検資格者(第一種→保全部門のみ)
試験の内容 2日間の講習→試験
合格率 不明
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 300~500万円

日本は災害が多いので、自家用発電設備専門技術者の需要は高いでしょう。

資格は下記の3種類があります。

  • 装置部門(S)
  • 据付工事部門(K)
  • 保全部門(M)

 

詳しくは、自家用発電設備専門技術者とは?資格取得のメリットや試験の難易度を参考にどうぞ。

 

衛生設備の資格3選

衛生設備でおすすめの資格は下記の3つです。

  1. 厨房設備士
  2. 空調給排水管理監督者
  3. 建築物環境衛生管理技術者

 

こちらも1つずつ解説します。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

厨房設備士

何をする資格? 厨房設備の施工を行う
資格を取得するメリット 内装工事や厨房設備の会社への転職が有利になる
受験資格 2級は誰でも受験できる
試験の内容
  • 学科(マークシート)
  • 実技(設計など)
合格率 不明
試験の難易度 ★★☆☆☆
年収相場 300~450万円

受講講習会があるので、参加するのがおすすめです。

試験の要点を教えてくれるので、試験に合格しやすくなるでしょう。

厨房設備士の詳細は、厨房設備士の試験の難易度【難しくない。合格率が上がる勉強方法】にまとめています。

 

空調給排水管理監督者

何をする資格?
  • 空気環境の調整
  • 給排水の管理
  • 飲料水の水質検査の監督など
資格を取得するメリット ビル管理会社や害虫駆除会社への転職が有利になる
受験資格
  • ビル設備管理技能士に合格した人
  • 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の免状交付を受けている人
試験の内容 2日間の講習→試験(マークシート)
合格率 不明
試験の難易度 ★☆☆☆☆
年収相場 400~500万円

講習会の内容をしっかり勉強すれば合格できる試験です。

市販のテキストはないので、講習会での勉強がすべてです。

詳しくは、空調給排水管理監督者を取得する方法【講習会1日目の夜に勉強しよう】にまとめています。

 

建築物環境衛生管理技術者

何をする資格? 建築物の環境衛生の維持管理の監督業務を行う
資格を取得するメリット
  • 床面積3000㎡以上の建築物には建築物環境衛生管理技術者を選任しなければいけないため転職が有利になる
  • 空調給排水管理監督者・建築設備総合管理士・建築設備診断技術者の受験資格を得られる
受験資格 建築物の環境衛生維持管理の実務経験が2年以上ある人
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 約20%
試験の難易度 ★★★★☆
年収相場 400~500万円

別名「ビル管理士」といいます。

具体的な仕事内容は下記など。

  • 水質の定期検査
  • 貯水槽の管理
  • 排水・下水の管理
  • 空調設備の管理
  • 清掃
  • ねずみや害虫の防除
  • 廃棄物対策
  • 電気設備の定期点検
  • 消防設備の定期点検

 

詳細は、建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の合格率や難易度にまとめています。

 

プラント設備の3資格

プラント設備でおすすめの資格は下記の3つです。

  1. 計装士
  2. エネルギー管理士
  3. 高圧ガス製造保安責任者

 

こちらも1つずつ解説します。

※スマホを横にすると読みやすいです。

 

計装士

何をする資格? 計測器などの設置・装備
資格を取得するメリット
  • 1級計装士を取得後に電気工事・管工事で1年以上の実務経験を積むと主任技術者になれる
  • 1級計装士は経営事項審査で1点が加点される
  • 建築設備総合管理士(1級計装士のみ)・建築設備診断技術者(1級計装士のみ)の受験資格を得られる
  • 年収アップしやすい
  • 転職が有利になる
受験資格 計装工事の設計や施工で所定の実務経験がある(指導監督的実務経験を1年以上含む)
試験の内容
  • 学科(マークシート)
  • 実地(記述式)
合格率
  • 1級:約42%
  • 2級:約48%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~700万円

2日間のオンライン講習会があるので参加しましょう。

講習会で学んだ内容が試験に出題されるから。

計装士の詳細は、計装士の合格率や難易度【1級と2級の試験内容や受験資格も解説】にまとめています。

 

エネルギー管理士

何をする資格? エネルギーを効率的に使用するための現場指揮
資格を取得するメリット 一定のエネルギー使用量を超える工場にはエネルギー管理士を配置しなければいけないため転職が有利になる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容 筆記試験(マークシート)
合格率 約30%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~700万円

大型のプラントにはエネルギー管理士の配置が必要です。

年収も高めなので、プラント系の人は取得しておいて損はないでしょう。

 

高圧ガス製造保安責任者

何をする資格? 高圧ガスや液化石油ガスの製造や販売・保安監督
資格を取得するメリット 転職が有利になる
受験資格 誰でも受験できる
試験の内容
  • 都道府県知事試験(マークシート)
  • 経済産業省試験(記述式)
合格率 40~50%
試験の難易度 ★★★☆☆
年収相場 400~500万円

高圧ガスを使用する第一種製造者などの事業所では、保安のために高圧ガス製造保安責任者を配置しなければいけないため、転職が有利になります。

資格は下記の種類があります。

  • 甲種化学責任者
  • 甲種機械責任者
  • 乙種化学責任者
  • 乙種機械責任者
  • 丙種化学(液化石油ガス)責任者
  • 丙種化学(特別試験科目)責任者
  • 第一種冷凍機械責任者
  • 第二種冷凍機械責任者
  • 第三種冷凍機械責任者

 

詳細は、高圧ガス製造保安責任者の合格率や試験内容からみる難易度を参考にどうぞ。

 

住宅設備の資格26選

住宅設備の資格は下記の26個です。

  1. 電気工事士
  2. 低圧電気取扱者
  3. 電気工事施工管理技士
  4. 登録電気工事基幹技能者
  5. 配管技能士
  6. 管工事施工管理技士
  7. 登録配管基幹技能者
  8. 給水装置主任技術者
  9. 排水設備工事責任技術者
  10. ガス主任技術者
  11. 簡易内管施工士
  12. ガス消費機器設置工事監督者
  13. ガス機器設置スペシャリスト
  14. 空調設備士
  15. 登録ダクト基幹技能者
  16. 工事担任者
  17. 電気通信主任技術者
  18. 電気通信工事施工管理技士
  19. CATV技術者
  20. 情報配線施工技能士
  21. 消防設備士
  22. PV施工技術者
  23. 自家用発電設備専門技術者
  24. 建築設備士
  25. 二級建築士
  26. マンションリフォームマネージャー

 

詳しくは、住宅設備の資格26選と仕事内容【資格を取得する4つの方法も解説】にまとめています。

 

建築設備系資格の難易度ランキング

勉強

考える男性
考える男性
建築設備系の資格ってたくさんあるみたいだけど、どれが一番難しいの?

あと、簡単に取得できそうな資格はどれ?

下記を加味して総合的に難易度ランキングを作ってみました。

  • 合格率
  • 受験資格
  • 試験内容

 

もちろん難易度は相対的なものなので、人によって変わります。

難易度を比較しにくい資格もあります。

難易度ランキングを見て「え~違うんじゃない?」と思う人もいると思います、あらかじめご了承ください。

あくまでも参考程度にご覧いただければ幸いです。※難しい順です。

  1. 電気主任技術者
  2. 建築設計一級建築士
  3. ガス主任技術者
  4. 建築設備士
  5. 建築物環境衛生監理技術者
  6. 電気通信工事施工管理技士
  7. 管工事施工管理技士
  8. 電気工事施工管理技士
  9. エネルギー管理士
  10. 陸上無線技術士
  11. 浄化槽設備士
  12. 空調設備士
  13. 電気通信主任技術者
  14. 配電制御システム検査技士
  15. 給水装置工事主任技術者
  16. 電気工事士
  17. 消防設備士
  18. 計装士
  19. 工事担任者
  20. 高圧ガス製造保安責任者
  21. ボイラー技士
  22. 排水設備工事責任技術者
  23. 配管技能士
  24. 冷凍空気調和機器施工技能士
  25. 冷凍空調技士
  26. 陸上特殊無線技士
  27. 自動ドア施工技能士
  28. 昇降機検査資格者
  29. PV施工技術者
  30. 浄化槽技術管理者
  31. 建築設備診断技術者
  32. 建築設備総合管理士
  33. 下水道管きょ更生施工管理技士
  34. 下水道管路更生管理技士
  35. 情報配線施工技能士
  36. 建築設備検査員
  37. ガス消費機器設置工事監督者
  38. ガス機器設置スペシャリスト
  39. 浄化槽管理士
  40. 特種電気工事資格者
  41. 登録電気工事基幹技能者
  42. 登録配管基幹技能者
  43. 登録冷凍空調基幹技能者
  44. CATV技術者
  45. 自家用発電設備専門技術者
  46. 空調給排水管理監督者
  47. 厨房設備士
  48. 冷凍空調工事保安管理者
  49. 簡易内管施工士
  50. 登録ダクト基幹技能者
  51. 低圧電気取扱者
  52. 高圧・特別高圧電気取扱者
  53. 認定電気工事事業者

 

建築設備系の資格を取得して年収アップしていく3つのコツ

コイン

考える男性
考える男性
資格を取得したら、きちんと年収アップしていきたいな。

結論、資格を取得して年収アップするコツは下記の3つです。

  1. 資格×スキルを両立する
  2. 複数の資格を組み合わせる
  3. 大きい会社に転職していく

 

1つずつ解説します。

 

資格×スキルを両立する

資格があっても、スキルが伴わないと評価されにくいからです。

きちんと業務スキルも上げていくように努力していきましょう。

業務スキルを上げるコツは、仕事ができる先輩をマネすること。

すでにうまくいっている方法をマネすれば、早くスキルアップできますよ。

 

複数の資格を組み合わせる

希少な人材になれて評価が上がるから。

資格手当も増えていき、年収が上がりやすいです。

例えば、下記のような組み合わせがおすすめ。

※スマホを横にすると見やすいです。

資格の組み合わせ 資格を組み合わせるメリット
第二種電気工事士×認定電気工事従事者 600V以下の自家用電気工作物の工事ができる
電気工事施工管理技士×電気工事士 電気工事施工管理技士が電気工事士を取得すれば、電気工事士さんの業務を理解して指示を出せる
管工事施工管理技士×配管技能士 管工事施工管理技士が配管技能士を取得すれば、配管工さんの業務を理解して指示を出せる

 

大きい会社に転職していく

一般的に、大きい会社の方が給料が高いから。

設備工事業の企業規模別(従業員数別)の平均年収は下記のとおり。

企業規模(従業員数) 平均年収
大企業(1000人以上) 711万円
中企業(100~999人) 553万円
小企業(10~99人) 492万円

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の設備工事業で計算

資格を取得するほど大きい会社に転職しやすくなります。

特に、下記の資格は年収アップに直結しやすいです。

  • 建築設備士
  • 設備設計一級建築士
  • 電気主任技術者
  • 管工事施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 電気通信工事施工管理技士

 

働きながら資格試験の勉強を継続する4つのコツ

鉛筆

考える男性
考える男性
資格がいっぱいあるから、取得していくのは大変そうだなぁ…

仕事をしながら勉強を継続していくコツも知りたい。

働きながら資格試験の勉強を継続するコツは、下記の4つです。

  1. 人に教える
  2. 一緒に学ぶ仲間を作る
  3. 自宅以外の勉強場所を決める
  4. スキマ時間で勉強できる環境を作る

 

1つずつ解説します。

 

人に教える

人に教えると記憶に残りやすいから。

アメリカ国立訓練研究所の研究によると、もっとも知識が定着しやすい学習法は「他の人に教える」だそうです。

参考:キャリア教育ラボ『平均学習定着率が向上する「ラーニングピラミッド」とは?

例えば、勉強したことを後輩に教えるのも良いと思います。

人に教えることで効率的に知識を定着させていきましょう。

 

一緒に学ぶ仲間を作る

仲間がいると学習を継続しやすいからです。

1人だと挫折しやすいですが、仲間がいると頑張れるものですよね。

同僚や同業の友人など、仲間を作って継続的に勉強するチームを作るのも良いでしょう。

 

自宅以外の勉強場所を決める

濃い勉強をしやすいからです。

自宅だとダラダラ勉強してしまいがちですよね。

カフェなどであれば、下記の理由で集中しやすいです。

  • 誘惑が少ない
  • 周りの目があるから集中できる
  • 閉店時間があるので短時間で集中して勉強できる

 

自宅以外の勉強場所を決めてみましょう。

 

スキマ時間で勉強できる環境を作る

仕事が忙しいと、机に向かって勉強するのは難しいからです。

具体的には下記などがおすすめ。

  • スマホアプリで勉強する
  • 音声学習・動画学習する
  • テキストや過去問題集の中身をスマホで撮影しておく

 

机に向かわなくても勉強できる環境を作るのが大事です。

 

まとめ:建築設備の資格を1つずつ取得していこう

勉強する男性

建築設備系のおすすめ資格や難易度ランキングを紹介してきました。

あなたの業務に合う資格を、1つずつ取得していきましょう。

資格を取得していけば、年収アップしていくことも可能です。

建築設備系の資格を取得して年収アップしていくコツは、下記の3つです。

  1. 資格×スキルを両立する
  2. 複数の資格を組み合わせる
  3. 大きい会社に転職していく

 

そして、働きながら資格試験の勉強を継続するコツは下記の4つです。

  1. 人に教える
  2. 一緒に学ぶ仲間を作る
  3. 自宅以外の勉強場所を決める
  4. スキマ時間で勉強できる環境を作る

 

あとは行動あるのみ。

さっそく勉強を始めていきましょう。

あなたのキャリアアップ・年収アップの参考になればうれしいです!

SAN-SUKE

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