未経験で電気工事士に転職を考えてるんだけど、最初はどんな仕事をするのかな?
僕にやっていけるかな…?
見習いのときは、給料ってどれくらいなの?
あと、電気工事士の資格って、転職前に取得した方がいいの?
念のため、他にもおすすめの仕事があれば知っておきたい。
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 電気工事士の見習いの仕事内容がわかる
- 電気工事士の見習いのきついところがわかる
- 電気工事士の見習いの給料相場がわかる
- 電気工事士の魅力がわかる
- 電気工事士の見習いに転職する前に資格を取得した方がいいとわかる
- 電気工事士以外でおすすめの仕事がわかる
私たち「ワット・コンサルティング」は、電気工事施工管理を含む施工管理の技術者派遣や技術研修の会社です。
電気工事士の見習いの仕事内容や給料相場を解説します。
見習い期間は大変なこともあるので、知っておきましょう。
ただ、頑張って見習い期間をすぎると、どんどん魅力が高まっていく仕事です。
見習いに転職するときのコツもまとめたので、転職活動の参考にしてみてください。
また、電気工事士以外でおすすめの仕事も紹介します。
あなたの仕事選びの参考になればうれしいです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
【そもそも】電気工事士の仕事内容
見習いの仕事内容の前に、電気工事士の仕事内容を知っておきましょう。
名前のとおり、電気工事士は「電気工事」を行う仕事です。
電気工事には下記のような種類があります。
- 電灯設備工事:照明など
- 幹線設備工事:構内の配線設備
- 放送設備工事:館内の放送設備など
- コンセントの設置工事:室内のコンセントなど
- 通信設備工事:電話やインターネット回線など
- 防災設備工事:火災報知器、排煙設備、非常灯など
- 動力設備工事:エレベーター、エアコン、ポンプなど
- 避雷針の工事:ビルやマンションに設置する避雷針の工事など
- 鉄道電気工事:線路や駅構内の電気工事など
鉄道電気工事は特殊なので、鉄道電気工事のきついところ5選【ただし、年収など魅力も多いです】で詳しく解説してます。
工事・建築物の種類は、大きく分けて下記の2つ。
- 新築の建築物の電気設備の工事
- 既存の建築物の電気設備のメンテナンス工事
「既存の建築物の電気設備のメンテナンス工事」については、例えば、エアコンの設置・修理工事なども含まれます。
電気工事士の仕事をするには国家資格が必要
そもそも、電気工事をするには「電気工事士」の国家資格が必要です。
電気工事は危険をともなうので、電気工事士しか工事が許されていないから。
後述しますが、できれば電気工事士の資格を取得してから転職活動を始めましょう。
電気工事士を取得するコツは、電気工事士1種2種の資格難易度や合格率!勉強や技能試験のコツにまとめてます。
電気工事士の見習いの仕事内容【無資格者の業務範囲】
結論、下記のような仕事をします。
- 必要な道具を準備する
- 車に道具を積み込む
- 現場への車の運転
- 先輩に道具を渡す
- 現場の掃除
- 倉庫内の整理
- 事務所の電話対応
- 事務作業・雑用
- エアコンの取り付け・取り外し
- 照明器具の取り付け・取り外し
- 簡単な電気工事(有資格者のみ)
無資格者はそもそも電気工事ができないので、先輩の補助などがメインです。
無資格者は電気工事以外の作業を行います。
電気工事士の見習いのきついところ
電気工事士の見習いのきついところは下記のとおりです。
- 先輩に怒られる
- 工具の名前を覚えるのが大変
- なかなか工事をさせてもらえない
見習いのうちは、けっこう怒られると思ってください。
特に、電気工事は工具が多いので、名前を覚えるだけでも一苦労です。
また、経験が少ないので限られた工事しか任せられないのも辛いところです。
でも、どんな仕事でもきついところがあるもの。
見習い期間はきついかもしれませんが、先輩の仕事を見て勉強していきましょう。
ちなみに、電気工事士のきついところについては、電気工事士はやめとけと言われる3つの理由【向いてる人の5つの特徴】でも解説しています。
「電気工事士に向いてる人の特徴」も解説しているので、あなたが電気工事士でやっていけそうか適性診断に活用してみてください。
電気工事士が一人前になるまでの期間は3~5年が目安
ちなみに、電気工事士で一人前になるまでの期間は3~5年です。
※もちろん個人差はありますが。
詳細は、電気工事士で一人前になるまでの下積み期間は3~5年【一人前になる5つのコツ】にまとめたので参考にどうぞ。
電気工事士の見習いの給料相場
会社によりますが、下記のようなイメージです。
- 月給:15~20万円
- 年収:200~250万円
当然ですが、見習いのうちからたくさん給料をもらうことはできません。
電気工事士は技術職なので、スキルアップや資格取得で年収アップしていきます。
ちなみに、電気工事士の年収については、電気工事士の平均年収【さらに給料を上げる4つの方法】を参考にどうぞ。
電気工事士の魅力【手に職がつく・独立できる】
見習い期間は大変かもしれませんが、電気工事士は下記のような魅力があります。
- 手に職がつく
- 転職が有利になる
- 年収アップできる
- 独立できる
電気工事士の将来性は問題ないと思われます。
理由は下記の2つ。
- 電気工事がなくなることは考えにくい
- 電気工事は電気工事士しかできない
手に職がつく仕事なので、スキルが身につけば食いっぱぐれはないでしょう。
スキルアップ×資格取得で転職も有利になるので、大手に転職して年収600万円以上を稼ぐ人もいます。
また、経験を積んでから独立する人もいますよ。
参考:電気工事士が独立で失敗しにくい3つの方法【独立前に準備しよう】
結論、電気工事士は魅力があるしカッコいい仕事なので、見習い期間をのりこえていきましょう。
参考:電気工事士のかっこいいところ3選【それ以外でかっこいい仕事も紹介】
電気工事士に転職する前に資格を取得しよう【4つの理由】
でも、求人情報を見ると「資格不問」みたいな求人もあるよ?
それでも電気工事士の資格は取得した方がいい?
たしかに、求人によっては無資格で転職できる会社もあります。
ですが、先に電気工事士の資格を取得する方がおすすめ。
理由は下記の4つです。
- 電気工事の基礎がわかるから
- あなたが本当に電気工事に興味があるかわかるから
- あなたがやっていけそうかイメージしやすいから
- 転職後に仕事に入っていきやすいから
なので、先に電気工事士を取得するのが良いかと思います。
仮に資格なしで転職しても、入社後すぐに試験を受けることになります。
それなら、先に資格を取得してしまった方が効率的かと。
電気工事士の資格がある方が転職活動も有利なので、勉強を始めましょう。
第2種電気工事士であれば、実務経験がなくても受験・取得できます。
電気工事士を取得するコツは、電気工事士1種2種の資格難易度や合格率!勉強や技能試験のコツにまとめています。
40代で電気工事士の見習いに転職する人もいる
ちなみに、40代×未経験で電気工事士の見習いに転職する人もいますよ。
40代であっても、電気工事士の資格があれば転職できる可能性があるから。
「やる気があれば年齢はあまり気にしない」という会社もあります。
先に電気工事士を取得しておくことで「本気」が伝わって、採用されやすくなりますよ。
結論、先に電気工事士を取得しておきましょう。
電気工事士以外でおすすめの仕事【電気工事施工管理】
やっぱり見習い期間は不安だから、他の選択肢も知っておきたい。
先にお伝えしておくと、どんな仕事であれ、最初は大変です。
なぜなら、未経験だから。
電気工事士であろうと、他の仕事であろうと、見習い期間は頑張らないといけません。
で、電気工事士以外でおすすめの仕事は「電気工事施工管理」です。
電気工事士との違いは下記のとおり。
- 電気工事士:電気工事を行う技術者
- 電気工事施工管理:電気工事の現場監督
意外かもしれませんが、電気工事施工管理は未経験×無資格でも転職できます。
※30代前半くらいまでなら未経験でも採用される可能性アリ。
向いている人の違いは下記のとおりです。
電気工事士に向いてる人 | 電気工事施工管理に向いてる人 |
修行の覚悟がある人打たれ強い人
継続的に勉強できる人 体力がある人 電気工事が好きな人 |
体力がある人電気工事に興味がある人
仕事が多少きつくても手に職をつけたい人 頭の回転が速い人 コミュニケーションスキルが高い人 |
共通する部分もありますが、電気工事施工管理は管理系の仕事なので、コミュニケーションスキルなども求められます。
電気工事施工管理の仕事内容は、電気工事の現場監督(施工管理)の仕事内容や給料【未経験の会社選び】に詳しくまとめてます。
未経験×無資格で電気工事施工管理に転職するときのコツ
結論、研修が充実している会社を選びましょう。
未経験なので、研修で学んでおかないと現場にパニックになるから。
2ヶ月くらい研修がある会社だと安心かなと思います。
ちなみに、私たち「ワット・コンサルティング」では、未経験で電気工事施工管理になりたい人を採用しています。
60日間の研修があるので、しっかりと基礎を身につけた上で業務に入っていけますよ。
会社説明会もあるので、興味がある人は情報収集して仕事選びの参考にしてみてください。
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まとめ【電気工事士の見習い期間は大変なこともあるけど魅力が大きい】
最後にもう一度、見習いの電気工事士の仕事内容をまとめておきます。
- 必要な道具を準備する
- 車に道具を積み込む
- 現場への車の運転
- 先輩に道具を渡す
- 現場の掃除
- 倉庫内の整理
- 事務所の電話対応
- 事務作業・雑用
- エアコンの取り付け・取り外し
- 照明器具の取り付け・取り外し
- 簡単な電気工事(有資格者のみ)
見習い期間は大変こともありますが、経験を積んでいけば下記のように魅力が大きいので挑戦してみましょう。
- 手に職がつく
- 転職が有利になる
- 年収アップできる
- 独立できる
くりかえしですが、未経験から転職するなら、先に「電気工事士」の資格を取得するのがおすすめ。
電気工事士を取得するコツは、電気工事士1種2種の資格難易度や合格率!勉強や技能試験のコツにまとめています。
また、電気工事士以外なら「電気工事施工管理」もおすすめです。
電気工事施工管理の仕事内容は、電気工事の現場監督(施工管理)の仕事内容や給料【未経験の会社選び】も参考にどうぞ。
私たち「ワット・コンサルティング」では、未経験で電気工事施工管理になりたい人を採用しており、60日間の研修で基礎を身につけた上で仕事を始められます。
興味がある人は情報収集して仕事選びの参考にしてみてください。
あなたの転職の参考になればうれしいです!