独立を考えてるんだけど、やっぱり不安…
収入が安定しないだろうし、もし貯金もなくなったらどうしよう…
どうせ独立するなら、なんとか稼ぎたいなぁ。
こういった不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 電気工事士が独立して失敗しにくい方法がわかる
- 独立するときの注意点がわかる
- 独立して稼ぐコツがわかる
電気工事士の独立で失敗しにくい方法を解説します。
独立は魅力的ですが、やはり不安はつきないですよね。
できるだけリスクを下げて、安定して稼ぐためのコツを知っておきましょう。
ちなみに、私の知り合いで破産した電気工事士もいます。
独立は甘くないので、慎重に準びを進めていきましょう。
目次
電気工事士が独立で失敗しにくい3つの方法
結論、電気工事士が独立で失敗しにくい方法は、下記の3つです。
- 営業する
- 業務提携を広げる
- 人脈を広げる
1つずつ解説します。
①営業する
必ず営業してください。
待っていても仕事は来ないので。
具体的には、下記を独立前から準備しておきましょう。
- 業務提携の拡大(後述します)
- ホームページを作る
- リスティング広告を出す
- SNSを頑張る
- Youtubeをやってみる
結論、できることは何でもやるくらいで丁度いいです。
独立すると、いつ仕事がなくなるか恐怖なので、独立前に営業の仕組みを作るべきです。
ホームページは無料でできます
下記を使えば、無料で1日でホームページはできます。
Web知識がなくても、誰でも1日でホームページが作れる時代です。
簡単なので、やっておきましょう。
リスティング広告を出す【地域に宣伝】
「リスティング広告」とは、上記の画像のような広告です。
今のGoogleは地域別に表示される広告が違うので、あなたの地域だけで広告を出しましょう。
リスティング広告は、クリックされて初めて広告料金が発生するので、成果報酬形の広告です。
※クリックされなければ、広告料金は発生しません。
SNSを頑張る
無料なのでやっておきましょう。
おすすめのSNSは、下記の2つです。
どちらも、あなたの顔が見えやすいSNSだからです。
人は顔を見て安心するので、SNS上にあなたの露出を増やしましょう。
Youtubeをやってみる
こちらも無料なので、やって損はないです。
特に、電気工事士のYoutube動画はまだガラ空きなので、今のうちに始めれば先行者利益を取れますよ。
有名になれば、仕事も入りやすくなるでしょう。
②業務提携を広げる
電気工事士の仕事は、業務提携からもっとも入ってくるからです。
具体的には、下記のようなところと業務提携すると、収入が安定しやすいです。
- 家電量販店
- 電気工事会社
- 工務店
もちろん、複数の提携を作ってください。
下請けにはなりますが、仕事がもらえるので必須です。
③人脈を広げる
紹介をもらえるからです。
具体的には、下記のようなところで人に会えばOK。
- 電気関係の集まり
- 建築関係の集まり
- 異業種交流会
どこから話が出てくるか分からないので、特に独立してすぐは行動しましょう。
メンドくさがらず行動すれば、安定度が高まっていきます。
電気工事士が独立するときの3つの注意点
電気工事士が独立するときの注意点は、下記の3つ。
- 登録電気工事業者の届け出を出す
- 開業前に貯金しておく
- 夏のエアコン設置工事に依存しない
こちらも1つずつ解説します。
①登録電気工事業者の届け出を出す
独立するときは、都道府県に「登録電気工事業者」の届け出が必要です。
届け出を出せる条件は、下記の2つ。
- 第二種電気工事士以上の資格がある
- 実務経験3年以上
届け出を出さないと、そもそも独立できません。
ちなみに、登録手数料は22000円です。
詳しくは、お住まいの都道府県に問い合わせてみてください。
②【必須】開業前に貯金しておく
必ずお金に困るときがやってくるからです。
特に、独立したてのときは収入が安定しないので、貯金が必須。
道具や移動車の購入資金も必要ですしね。
貯金なしで独立すると、割とすぐに資金が底をついて廃業に追い込まれる可能性アリです。
③夏のエアコン設置工事に依存しない
夏のエアコン設置工事は、正直けっこう稼げますが、依存してはダメです。
春・秋・冬に資金不足になるから。
たしかに夏はかきいれ時ですが、夏以外の季節も稼げる基盤を作っておきましょう。
具体的には前述のとおり、下記が最重要。
- 営業する
- 業務提携する
- 人脈を広げる
結論、独立したら営業を怠ってはいけません。
【事例】破産する電気工事士もいる
私の知り合いの電気工事士ですが、独立したもののうまくいかず破産しました。
理由は、夏に体を壊したから。
かきいれどきである夏のエアコン設置工事で稼げず、借金が膨らんでしまった感じです。
住宅ローンもあったので、家も銀行に取り上げられてました。
体を壊すのは仕方ないとして、夏のエアコン設置工事に頼りすぎたのが敗因です。
結論、常に営業して夏以外も稼げるようにできるかが勝負です。
電気工事士が独立して稼ぐコツ【資格を増やそう】
どうすれば稼げるかな?
結論、営業を頑張るのは当たり前として、さらに保有資格を増やしましょう。
開拓した営業先で、追加の仕事をもらえるからです。
具体的には、下記の資格取得が年収アップに有効です。
- 上位資格の取得
- 他の資格の取得
それぞれ解説します。
上位資格の取得
具体的には、下記の2つを取得しておきましょう。
- 認定電気工事従事者
- 第一種電気工事士
工事範囲が広がるので、受けられる仕事の数と単価が上がります。
特に、認定電気工事従事者は試験がないので、取得しておくと良いですよ。
2つの資格については、下記の2記事にまとめたので参考にどうぞ。
他の資格の取得
具体的には、下記の資格も取得しておくとベストですね。
- 消防設備士
- 電気主任技術者
こちらも、受けられる仕事の数と単価が上がりやすいです。
2つの資格のついては、下記の2記事にまとめたのでどうぞ。
資格取得は独立前が望ましい
可能であれば、上位資格や他の資格は、独立前に取得しておきましょう。
独立すると時間がなくなるので、資格の勉強をしにくいから。
正直、独立してから軌道にのせるまでは無休だと思っておいた方がいいですよ。
- できるだけ工事を詰め込む
- 工事がない日は営業活動
って感じなので、勉強してる暇がありません。
会社員なら、仕事の後や休日に勉強できます。
できれば、会社員時代に資格を取得しておきましょう。
まとめ【電気工事士の独立に失敗しないために、準備しておこう】
最後にもう一度、電気工事士が独立で失敗しにくい3つの方法をまとめておきます。
- 営業する
- 業務提携を広げる
- 人脈を広げる
また、独立するときの注意点は下記の3つです。
- 登録電気工事業者の届け出を出す
- 開業前に貯金しておく
- 夏のエアコン設置工事に依存しない
そして、独立して稼ぐコツは、追加の資格取得です。
重要資格の記事を下記にまとめておくので、参考にどうぞ。
あなたの独立が成功することを祈っています。