けっこう難しい試験なのかな…?
合格するための勉強方法とかも知っておきたい。
あと、ガス機器設置スペシャリストと併せて取得した方がいい資格があれば知りたい。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- ガス機器設置スペシャリストの合格率がわかる
- ガス機器設置スペシャリストに合格するための勉強方法がわかる
- ガス機器設置スペシャリストと併せて取得した方がいい資格がわかる
ガス機器設置スペシャリストは、ガス機器の設置や施工の知識やスキルを証明する資格です。
近年は下記のような高機能ガス機器が誕生しているので、その技術を証明できる有利な資格と言えますね。
- エコジョーズ
- エコウィル
- エネファーム
キャリアアップしたい人は、ぜひとも取得しておきましょう。
勉強方法のコツや、他に取得した方がいいガス系の資格も紹介します。
目次
ガス機器設置スペシャリストの合格率
ガス機器設置スペシャリストのおおよその合格率は85%前後です。
※もちろん年によって変わりますが。
比較的、難易度は低い資格と言えるでしょう。
講習を経て、修了試験に合格すると資格取得できます。
実務経験があれば誰でも受験できるため、ぜひとも挑戦してみましょう。
ガス機器設置スペシャリストの資格取得は講習に参加が必要
ガス機器設置スペシャリストの資格取得には、3日間の講習の受講が必要です。
1日目が講義、2日目と3日目は実技を行います。
そして、講習後の修了試験に合格すると資格を取得できます。
のべ3日間の時間を割く必要はありますが、キャリアアップのために取得しておくと良いですね。
資格の有効期間は3年間
ちなみに、資格取得後は3年ごとに更新講習を受ける必要があります。
更新講習を受けないと1年の資格停止、そして1年以降は資格が失効します。
更新講習は1日で、講習を受けると資格を3年延長できます。
継続的に必要な資格のため、きちんと更新していきましょう。
ガス機器設置スペシャリストの仕事内容
ガス機器設置スペシャリストの仕事内容は、下記の設置や施工です。
- 家庭用常設型ガス機器の設置・施工
- ガス可とう管(都市ガス用)・液化石油ガス燃焼機器接続用継手金具付ホース(LPガス)
簡単にいうと、下記のガス機器工事を行えます。
- 浴槽
- キッチン
- 洗面所
- ガス給湯器の設置
- 給油管の配管
詳しくは、一般財団法人日本ガス機器検査協会のサイトを確認してみましょう。
ガス機器設置スペシャリストに合格するための勉強方法
結論、講習をしっかり聞いて勉強しましょう。
なぜなら、ガス機器設置スペシャリストはテキストや過去問集がないから。
事前の学習が難しいので、講習をまじめに聞くしかありません。
講習は3日間なので、1日目と2日目の夜は必ず復習してください。
合格率は約85%と高いですが、約15%の人は落ちてるので気を引き締めていきましょう。
3日間、きちんと講習を聞いて勉強すれば、取得できる資格です。
ガス機器設置スペシャリストと併せて取得したい資格
結論、下記の2つは取得しておいて損はないかと。
- ガス消費機器設置工事監督者
- 簡易内管施工士
同じくガス系の資格ですが、業務範囲が広がるのでキャリアアップに有効です。
2つの資格の詳細は下記の記事にまとめています。
ガス工事の管理をする3つの資格
ちなみに、ガス工事の管理をする資格なら下記の3つ。
- 管工事施工管理技士:ガス配管の施工管理(現場監督)
- ガス主任技術者:ガス工作物の工事・維持・運用の保安監督
- 高圧ガス製造保安責任者:高圧ガスの製造・販売の保安監督
工事管理をやりたい人は、いずれこちらの3つの資格も取得しましょう。
3つの資格の詳細は、下記の記事を参考にどうぞ。
まとめ【ガス機器設置スペシャリストの合格率は約85%】
ということで、ガス機器設置スペシャリストを取得したいなら、さっそく講習に申し込みましょう。
一般財団法人日本ガス機器検査協会のホームページから、申し込みが可能です。
3日間の講習をしっかり聞いて、夜も復習すれば高確率で合格できます。
キャリアアップのためにも、ぜひとも取得してみてください。
また、いずれは下記の資格も取得して、更なるキャリアアップを目指しましょう。
- ガス消費機器設置工事監督者
- 簡易内管施工士
- 管工事施工管理技士
- ガス主任技術者
- 高圧ガス製造保安責任者
あなたの資格取得の参考になればうれしいです。