ガス主任技術者の試験の合格率や過去問からみる難易度

ガス

ガス主任技術者の試験の合格率や過去問からみる難易度をご紹介します。

 

ガス主任技術者とは、ガス工作物の工事・維持・運用を行う保安監督の国家資格です。

ガスの取り扱いを間違えると爆発や火災事故になる危険性があるため、ガス主任技術者資格が必要です。

 

ガス主任技術者には甲種・乙種・丙種があり、業務の範囲が変わります。

 

ガス事業者はガス主任技術者を配置しなければならず、就職や転職にも有利な資格です。

 

この記事では、

  • ガス主任技術者とは?
  • ガス主任技術者の合格率からみる難易度
  • 合格基準からみる難易度
  • 過去問からみる難易度
  • ガス主任技術者の試験概要
  • 合格のための勉強方法や勉強時間
  • ガス主任技術者の仕事内容
  • ガス主任技術者の関連資格と難易度比較

などをご紹介します。

 

あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです(^^)

目次

ガス主任技術者とは?

ガスコンロ

ガス主任技術者とはガス工作物の工事・維持・保守運用をする保安監督の国家資格です。

一般家庭の燃料ガス製造から供給までできる資格です。

 

ガス事業者はガス事業法に基づきガス主任技術者を選任する義務があるため、需要のある資格です。

 

また、ガス工作物の工事・維持・保守運用はガス主任技術者の独占業務のため、手に職のつく資格といえます。

 

ガス主任技術者には甲種・乙種・丙種があり、取り扱いが異なります。

甲種 ガス工作物の工事、維持及び運用
乙種 最高使用圧力が中圧及び低圧のガス工作物の工事、維持及び運用

特定ガス工作物及び当該特定ガス工作物に係るガス工作物の工事、維持及び運用

丙種 特定ガス工作物及び当該特定ガス工作物に係るガス工作物の工事、維持及び運用

参考:一般財団法人日本ガス機器検査協会「ガス主任技術者試験 試験情報」

 

ガス主任技術者試験に合格して免状の交付を受けたあとに都道府県に申請すれば「特定第1種圧力容器取扱作業主任者免許」を試験なしで取得することができます。

 

ガス主任技術者の試験は一般財団法人日本ガス機器検査協会がおこなっています。

ガス主任技術者の甲種・乙種・丙種の合格率からみる難易度

デスク

近年のガス主任技術者の甲種・乙種・丙種ごとの合格率を見てみましょう。

 

甲種・乙種・丙種ごとに合格率が違います。

甲種の合格率からみる難易度

テスト

まずは甲種の合格率から見てみましょう。

年度 合格率
2013年 13.2%
2014年 13.5%
2015年 12.9%
2016年 17.9%
2017年 16.2%
2018年 18.9%
2019年 6.6%

2016年から合格率が上がっていますが、2019年からまた合格率が下がっています。

でも、合格率20%を切っているため難易度は高いです。

乙種の合格率からみる難易度

ペン

つづいて乙種の合格率です。

年度 合格率
2013年 16.5%
2014年 17.1%
2015年 17.5%
2016年 17.1%
2017年 16.5%
2018年 25.1%
2019年 11.6%

甲種よりは乙種の方が少々合格率は高いですが、平均すると合格率は20%を切るためやはり難易度の高い試験です。

丙種の合格率からみる難易度

勉強

最後に丙種の合格率です。

年度 合格率
2013年 22.5%
2014年 28.3%
2015年 26.8%
2016年 32%
2017年 25%
2018年 23.1%
2019年 17%

甲種・乙種に比べると丙種は合格率が高いです。

丙種はガス主任技術者の中ではもっとも難易度が低いといえます。

ガス主任技術者の甲種・乙種・丙種の全体の合格率

パーセント

ちなみに、ガス主任技術者の甲種・乙種・丙種の全体の合格率は22.2%です。

 

10人中7~8人は不合格になるため、難易度高めの資格です。

参考:一般財団法人日本ガス機器検査協会「ガス主任技術者試験 合格者の発表」

ガス主任技術者の試験内容

セミナールーム

ガス主任技術者の試験は、

  • マークシート方式(午前中の試験)
  • 論述・記述問題(午後の試験)

があります。

 

甲種・乙種・丙種ともに、午前中のマークシート方式の試験の内容は、

  • 法令:16問にすべて解答(五肢択一)
  • 基礎:15問中10問を選択して解答(五肢択一)
  • ガス技術:27問中20問を選択して解答(五肢択一)

となっており、法令・基礎・ガス技術合わせて試験時間は2時間です。

マークシート

午前中のマークシート方式の試験科目は、

  • ガス事業関係法令(保安に関するものに限る)
  • ガスに関する物理および化学理論
  • ガス工作物の工事、維持および運用に関する技術
  • ガス工作物の構造および機能
  • ガスの成分分析および熱量等の測定
  • ガス器具の構造および機能

です。

 

午後の論述・記述式の試験内容は、

  • 法令:必須問題
  • ガス技術:製造・供給・消費問題の3問中から1問を選択して解答

となっており、試験時間は1時間です。

参考:一般財団法人日本ガス機器検査協会「ガス主任技術者試験の問題と解答」

合格基準からみる難易度!足切りラインに要注意

やっちまった

ガス主任技術者の合格基準は、

  • マークシート問題と論述問題の合計得点が180点以上(満点は300点)
  • マークシート問題の法令科目が25点以上(満点は80点)
  • マークシート問題の基礎科目が15点以上(満点は50点)
  • マークシート問題のガス技術科目が30点以上(満点は100点)
  • 論述問題が20点以上(満点は70点)

となっています。

 

試験全体で6割以上の正答で合格です。

反対にいうと、4割は不正解でも良いため合格基準からみる難易度は低めです。

 

ただし、マークシートの法令・基礎・ガス技術と論述問題すべてで3割以上の正答が必要です。

 

足切りラインがあるため、まんべんなく正答する必要があります。

 

例えば、総合得点で200点でも、どれか1つの科目で最低合格基準を下回れば不合格となります。

不得意科目がないように勉強しなければいけません。

ガス主任技術者の過去問からみる難易度

テスト

ガス主任技術者の過去問を見てみましょう。

 

過去問を見て「わからない…!」という人はしっかり勉強しましょう(^^)

甲種の過去問

試験会場

まずは甲種のマークシート問題の過去問を見てみましょう。

法令で規定されている用語の定義に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

イ 「託送供給」とは、一般の需要に応じ導管によりガスを供給すること(特定ガス発生設備においてガスを発生させ、導管によりこれを供給するものにあっては、一の団地内におけるガスの供給地点の数が70以上のものに限る。)をいう。

ロ 「一般ガス導管事業」には、最終保障供給を行う事業(ガス製造事業に該当する部分を除く。)を含む。

ハ 「ガス小売り事業者」とは、ガス小売事業を営もうとして、経済産業大臣の登録を受けた者をいう。

二 「特定ガス導管事業者」とは、特定ガス導管事業を営もうとして、経済産業大臣の登録をうけた者をいう。

ホ 「ガス製造事業者」とは、ガス製造事業を営もうとして、経済産業大臣の許可を受けた者をいう。

(1)1 (2)2 (3)3 (4)4 (5)5

 

温度27℃、圧力0.1MPa、体積600㎥のプロパンの質量(kg)として、最も近い値はどれか。ただし、プロパンは理想気体とし、気体定数R=8.3J/(mol・K)とする。

(1)1060 (2)1080 (3)1100 (4)1120 (5)1140

 

都市ガスの製造において使用される流量計に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。

イ オリフィス式流量計は、カルマン渦式流量計よりも圧力損失が大きく、レンジアビリティが小さい。

ロ カルマン渦式流量計は、タービン式流量計よりレンジアビリティが大きく、圧力損失も大きい。

ハ オリフィス式流量計、超音波式流量計、電磁式流量計は、いずれも可動部がない。

二 オリフィス式流量計は直管部を設ける必要があるが、タービン式流量計は直管部を設ける必要がない。

ホ 電磁式流量計は導電性の液体しか測定できないが、カルマン渦式流量計は非導電性の液体でも測定できる。

引用元:一般財団法人日本ガス機器検査協会「平成30年度 ガス主任技術者試験問題 マークシート(甲種)

甲種の試験問題はかなり難しいです。

 

「正しいものはいくつあるか」「誤っているものはいくつあるか」など、正誤の数を問う問題が多いです。

 

よくある「正しいものはどれか」「誤っているものはどれか」というタイプではないため難易度が高いです。

 

続いて、甲種の論述・記述式の過去問を見てみましょう。

ちなみに、甲種と乙種の論述・記述式の問題は同じです。

以下の2点について、それぞれ要点を述べよ。

(1) 「保安規程」に関して、ガス事業法で規定されている目的と内容、及び省令に規定されている保安規程に定めるべき事項

(2) 「消費機器に関する調査」に関して、ガス事業法で規定されている内容

 

製造所の設備における①保全方式の分類とその内容、②経年劣化事象とその要因、について述べよ。

引用元:一般財団法人日本ガス機器検査協会「平成30年度 ガス主任技術者試験問題 論述(甲種・乙種)

論述・記述式の問題は文章の書き方も勉強しておく必要があります。

 

知識はあってもわかりにくい文章だと減点されてしまいます。

 

また、論点やキーワードなどを盛り込んだ文章にしないと点がもらえません。

文章を書くという点でも練習がいるため、難易度が高いです。

乙種の過去問

黒板

つづいて、乙種のマークシート問題の過去問を見てみましょう。

一般ガス導管事業者が託送供給するガスに係る事故に関する次の記述のうち、法令に基づき一般ガス導管事業者が事故報告をしなければならないものはいくつあるか。

イ ガス栓の欠陥によりガス栓から漏えいしたガスに引火することにより発生した負傷事故

ロ ガス栓の仕様に伴い人が酸素欠乏症となった事故

ハ 一般ガス導管事業者又はガス小売事業者のいずれに係るものであるか特定できない事故

二 消費機器の使用に伴い人が中毒となった事故

ホ 消費機器から漏えいしたガスに引火することにより発生した物損事故

(1)1 (2)2 (3)3 (4)4 (5)5

 

温度27℃、体積3.0L、圧力100kPaの理想気体を、温度-23℃、体積2.5Lにしたときの圧力(kPa)として、最も近い値はどれか。

(1)50 (2)83 (3)100 (4)120 (5)144

 

起点圧力2.1kPa、末端圧力2.0kPaである低圧導管において、流量を2倍にすることになった。このとき、起点圧力を2.1kPaのままとする場合の末端圧力(kPa)の値として最も近いものはどれか。

(1)2.0 (2)1.9 (3)1.8 (4)1.7 (5)1.6

引用元:一般財団法人日本ガス機器検査協会「平成30年度 ガス主任技術者試験問題 マークシート(乙種)

計算問題も多いため、計算式をしっかり勉強しておきましょう。

 

また、「正しい組み合わせはどれか」「誤っている組合せはどれか」など選択肢の組合せを問う問題も多いです。

 

乙種の問題も難易度が高いです。

丙種の過去問

チェック

つづいて、丙種のマークシート問題の過去問を見てみましょう。

法令で規定されている用語の定義に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

イ 「ガス小売事業」とは、小売供給を行う事業(一般ガス導管事業、簡易ガス事業及びガス製造事業に該当する部分を除く。)をいう。

ロ 「低圧」とは、ガスによる圧力であって、10kPa未満の圧力をいう。

ハ 「小売供給」とは、一般の需要に応じ導管によりガスを供給すること(特定ガス発生設備においてガスを発生させ、導管によりこれを供給するものにあっては、一の団地内におけるガスの供給地点の数が70以上のものに限る。)をいう。

二 「特定導管」とは、特定ガス発生設備から供給される導管をいう。

ホ 「ガス用品」とは、主として一般消費者等がガスを消費する場合に用いられる機械、器具又は材料であって、政令で定めるものをいう。

(1)イ、ロ (2)イ、ハ (3)ロ、二 (4)ハ、ホ (5)二、ホ

 

次の気体のうち、1kgあたりの標準状態(温度0℃、圧力0.1MPa)における体積が最も大きいものはどれか。

(1) 二酸化炭素

(2) 酸素

(3) メタン

(4) ブタン

(5) 水素

 

特定ガス発生設備の自然気化方式と強制気化方式の特徴に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 自然気化方式は、気化器や動力等が不要である。

(2) 強制気化方式は、設置面積が少なく、ガス発生能力の増強が比較的容易である。

(3) 自然気化方式は、ピーク時のガス発生能力を常に確保できるよう、十分な容器本数が必要である。

(4) 強制気化方式は、需要量が比較的多い場合に多く採用されている。

(5) 自然気化方式のガス発生能力は、外気温に左右されない。

引用元:一般財団法人日本ガス機器検査協会「平成30年度 ガス主任技術者試験問題 マークシート(丙種)

丙種は合格率がもっとも高いだけあって「誤っているものはどれか」など答えやすい問題もあります。

丙種は簡易ガスの問題が多いため簡単です。

 

ただ、計算問題や選択肢の組合せを選ぶ問題もあるため、しっかりと勉強が必要です。

 

続いて、丙種の論述・記述式の過去問を見てみましょう。

自然気化方式における自動切替式調整器に関して、以下の2点について述べよ。

(1) 自動切替式調整器の機能と作動原理

(2) 自動切替部の検査方法、検査箇所、異常の主要因と対策

 

屋内設置型の家庭用ふろがま(ふろ給湯器含む)について、①想定される事故とその原因、②ガス小売事業者として留意すべき事項を具体的に述べよ。

引用元:一般財団法人日本ガス機器検査協会「平成30年度 ガス主任技術者試験問題 論述(丙種)

丙種も論点やキーワードを盛り込んだ文章を書きましょう。

 

全体的に見ると、丙種の試験問題の難易度は低めです。

ガス主任技術者の試験概要

マークシート

ガス主任技術者の試験概要をご紹介します。

願書申込期間 5月下旬~6月上旬
試験日程 9月下旬
合格発表日 12月下旬
試験地 北海道、宮城県、東京都、愛知県、富山県、

大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

受験料 12700円(非課税)
受験資格 誰でも受験できる

ちなみに、合格発表は一般財団法人日本ガス機器検査協会のホームページに掲載されます。

 

受験資格がないので誰でも受けられる点では門戸の広い資格です。

 

ただし、試験は年1回しかないため不合格になると1年待たなければいけません。

参考:一般財団法人日本ガス機器検査協会「ガス主任技術者試験 試験情報」

ガス主任技術者に合格するための勉強法や勉強時間

勉強

ガス主任技術者の試験に合格するために、もっとも効果的な勉強方法は「過去問を繰り返し解く」です。

過去5年分の過去問を勉強しておけば合格が見えてきます。

 

ガス主任技術者の試験問題は、過去問にのっていない新しい問題は毎年出題されます。

「過去問意味ないじゃん!」と思うかもしれませんが安心してください。

 

毎年新しい問題が出題されるといっても、出題の多くは過去問と似ている問題です。

 

ガス主任技術者の合格基準は全体で6割以上の正答なので、過去問を勉強することでも合格できます。

 

「満点をとる」となると過去問だけでは難しいですが、あくまでも目指すのは合格のため過去問を勉強しましょう。

 

仕事をしながら受験する人も多いので、効率よく勉強するためにも過去問がおすすめです。

本

参考書・テキストは読むだけで大丈夫です。

 

隅から隅まで理解しようとすると時間がかかるので、

  1. まずは参考書・テキストを読む
  2. 過去問を繰り返し解く

の順序で勉強しましょう。

 

特に重点を置いて勉強すべきは法令科目と基礎科目です。

理由は「過去問から出題されやすいから」です。

法令科目のマークシート試験の勉強法

鉛筆

法令科目は8割近くが過去問から出題されるため、過去問中心で勉強しましょう。

 

丸暗記で点数を稼げるため、過去問をしっかり覚えましょう。

 

法令は全体の総得点を上げるのに役立つので、しっかり点数をとれるようにしておいてください。

基礎科目のマークシート試験の勉強法

勉強する子供

基礎科目も過去問から多く出題されるので、過去問中心で勉強しましょう。

基礎科目は暗記系の問題だけでなく計算問題があります。

 

計算問題は基本公式がわからないと解けないため、参考書・テキストで基礎公式を覚えてから過去問を繰り返し解きましょう。

ガス技術科目のマークシート試験の勉強法

鉛筆と消しゴム

法令科目や基礎科目に比べるとガス技術科目は難易度が高いです。

理由は、ガス技術科目は新しい問題が出題されやすく過去問の勉強の成果を発揮しにくいからです。

 

ガス技術科目は製造・供給・消費問題の3テーマがあり選択して解答しますが、難易度が高い順に並べると、

  1. 消費問題
  2. 供給
  3. 製造

です。

 

つまり、製造を勉強するのが合格には効率的です。

ガス技術科目は高得点をとるのが難しい科目なので、ある程度捨ててかかる勇気も大切です。

 

ガス技術科目のマークシート試験は100点満点中30点以上が合格ラインなので、高得点を狙うより30点以上とることを目標にして勉強することをおすすめします。

法令科目の論述試験の勉強法

白紙

午後は論述試験で法令科目とガス技術科目があります。

法令科目の論述試験は必須科目なので、しっかり対策しましょう。

 

法令科目の論述試験も過去問で勉強しましょう。

  1. ガス主任技術者制度
  2. ガス事業法における保安管理体制
  3. 保安規定
  4. 消費機器の使用に伴う事故防止

の4分野をおさえておけば文章を書けます。

 

ガス技術科目の論述よりも法令科目の方が書きやすく、点数を稼ぎやすいので落とさないようにしてください。

ガス技術科目の論述試験の勉強法

勉強

ガス技術科目の論述も過去問にない問題が出されるときがあるので注意が必要です。

とはいえ、勉強は過去問をするしかありません。

 

製造はガスの保全方式、品質管理、地震などの災害対策を中心に勉強しましょう。

共有は工事での事故防止、経年管、地震などの災害対策の勉強が良いです。

消費機器は事故防止について勉強しましょう。

 

午後の論述試験も70点中20点以上の足切りラインがあるため、きちんと得点できるように勉強しましょう。

論述試験は時間との闘い

腕時計

論述試験最大の難関は時間です。

試験時間は1時間しかありません。

 

問題文を読んで、解答の構成を作って、文章を書くのを1時間でやりきるのは大変です。

 

論述試験は知識の勉強と「文章を書く練習」をしておいてください。

 

文字数は800~1000文字が適当なので、何度も練習しておきましょう。

自分が文章を書くのにかかる時間も事前に計っておくと本番で焦りません。

合格するための勉強時間や勉強期間

勉強する女の子

ガス主任技術者の合格に必要な勉強時間は80~100時間くらいです。

 

1日1時間勉強するなら3ヶ月前から(6月下旬くらいから)勉強を始めましょう。

 

1日2時間勉強できるなら1ヶ月半~2ヶ月前から(7月下旬~8月上旬から)勉強を始めましょう。

ガス主任技術者の勉強におすすめの過去問題集・テキスト・参考書

本

ガス主任技術者の勉強におすすめの過去問題集・テキスト・参考書をご紹介します。

などがおすすめです。

 

また、過去問集やテキストではありませんがeラーニングもおすすめです。

などが良いでしょう。

 

i-netschoolでは模擬試験もやっているため、試験本番前に模試を受けるのも良いでしょう。

ガス主任技術者の仕事内容

やかん

ガス主任技術者は主にガス事業者でガス工作物の工事・維持・運用を行う保安監督を行います。

 

ガス事業者はガス主任技術者を選任しなければならず、ガス工作物の工事・維持・運用はガス主任技術者の独占業務です。

ガス事業者は事業を営むにあたりガス主任技術者が必要不可欠です。

 

そのため、ガス主任技術者資格を取得すると昇給や昇格になる会社も多いです。

また、ガス主任技術者を取得することで転職にも有利になります。

 

受験資格がないため学生の取得者も多く、就職活動に役立つ資格でもあります。

スーツの女性

今後もガス技術やガス関連設備の技術開発は進むため、ガス主任技術者は将来性のある資格といえます。

また、ガス自由化もあるため需要は伸びています。

 

ガス業界で働くなら必ず取得しておきたい資格です。

 

ガス事業者の規模にもよりますが、ガス主任技術者の平均年収は600万~800万円くらいです。

 

ただし、ガス主任技術者には独立という概念はありません。

あくまでもガス事業者の社員として活躍するイメージです。

同意

ガス主任技術者の試験に合格したら、免状の交付を受けるためには免状交付申請書を申請しましょう。

免状の申請に必要は書類は、

  • 免状交付申請書
  • 合格通知書のコピー
  • 免状交付手数料の振込受付証明書

が必要です。

 

ちなみにガス主任技術者の資格を得ると、

  • 社会保険労務士の受験資格
  • 消防設備士甲種第4類の受験資格

も与えられます。

ガス主任技術者の関連資格と難易度比較

勉強

ガス主任技術者の関連資格と試験の難易度を比較してご紹介します。

 

「どの資格から受験するか?」を考えている人も多いので、受験する順番の参考にもなればうれしいです(^^)

ガス主任技術者と高圧ガス製造保安責任者の難易度比較

石油コンビナート

ガス主任技術者と高圧ガス製造保安責任者なら、ガス主任技術者の方が難易度が高いです。

  • ガス主任技術者の合格率:22.2%
  • 高圧ガス製造保安責任者の合格率:35~65%

となり、ガス主任技術者の方が合格率が低いです。

 

細かくいうと、

  • ガス主任技術者の方が論述試験が難しい
  • ガス主任技術者の方が細かい質問が多い

などもあげられます。

 

ちなみに、高圧ガス製造保安責任者の難易度についてくわしく知りたい場合は『高圧ガス製造保安責任者の合格率や試験内容からみる難易度』も読んでみてください(^^)

高圧ガス製造保安責任者の合格率や試験内容からみる難易度

ガス主任技術者と液化石油ガス設備士の難易度比較

工場

ガス主任技術者と液化石油ガス設備士なら、ガス主任技術者の方が難易度が高いです。

  • ガス主任技術者の合格率:22.2%
  • 液化石油ガス設備士の合格率:35~45%

となっており、ガス主任技術者の方が合格率が低いです。

ガス主任技術者と電気主任技術者(電験)の難易度比較

電球

ガス主任技術者と電気主任技術者(電験)なら、電気主任技術者の方が難易度が高いです。

  • ガス主任技術者の合格率:22.2%
  • 第三種電気主任技術者(電験三種)の合格率:5~10%

となっています。

 

電気主任技術者は電気系資格の中でも最難関の資格です。

もっとも下の第三種電気主任技術者でも5~10%の合格率しかなく、第一種の問題は超難問です。

 

ちなみに、電気主任技術者の難易度についてくわしく知りたい場合は『電気主任技術者・電験試験の難易度や年収!三種二種一種のコツ』も読んでみてください(^^)

電気主任技術者・電験試験の難易度や年収!三種二種一種のコツ

ガス主任技術者と給水装置主任技術者の難易度比較

水道

ガス主任技術者と給水装置主任技術者の難易度比較は、

  • 試験問題はガス主任技術者の方が難しい
  • 受験資格は給水装置主任技術者の方が難関

という感じです。

 

ガス主任技術者は誰でも受験できますが、給水装置主任技術者は3年以上の実務経験が必要です。

ガス主任技術者とボイラー技士の難易度比較

ボイラー

ガス主任技術者とボイラー技士の合格率を比較すると、

  • ガス主任技術者の合格率:22.2%
  • 二級ボイラー技士の合格率:50~60%
  • 一級ボイラー技士の合格率:40~50%
  • 特級ボイラー技士の合格率:20~30%

となります。

 

つまり、一級・二級ボイラー技士はガス主任技術者よりも難易度は低いですが、特級ボイラー技士はガス主任技術者と同じくらいに難易度といえます。

 

ちなみに、ボイラー技士の難易度についてくわしく知りたい場合は『ボイラー技士二級・一級・特級試験の難易度や合格率』も読んでみてください(^^)

ボイラー技士二級・一級・特級試験の難易度や合格率

ガス主任技術者と特定高圧ガス取扱主任者の難易度比較

ガスコンロ

ガス主任技術者と特定高圧ガス取扱主任者なら、圧倒的にガス主任技術者の方が難易度が高いです。

 

特定高圧ガス取扱主任者は講習と修了考査だけで取得できるからです。

ガス取扱主任者と簡易内管施工士の難易度比較

メガネと本

ガス取扱主任者と簡易内管施工士なら、圧倒的にガス主任技術者の方が難易度が高いです。

 

簡易内管施工士は3日間の講習を受けて、最終日に学科と実技の試験があります。

試験はテキストを見て解答できるため、合格率は9割以上です。

ガス主任技術者と管工事施工管理技士の難易度比較

管工事

ガス主任技術者と管工事施工管理技士の難易度を比較すると、

  • 試験問題はガス主任技術者の方が難しい
  • 受験資格は管工事施工管理技士の方が難関

という感じです。

 

管工事施工管理技士は実務経験が必要なので、誰でも受験できる試験ではありません。

 

ちなみに、管工事施工管理技士の難易度についてくわしく知りたい場合は『1級2級管工事施工管理技士の難易度や合格率』も読んでみてください(^^)

1級2級管工事施工管理技士の難易度や合格率

ガス主任技術者と第1種圧力容器取扱作業主任者の難易度比較

勉強する子供

ガス主任技術者と第1種圧力容器取扱作業主任者なら、圧倒的にガス主任技術者の方が難易度が高いです。

 

第1種圧力容器取扱作業主任者は講習と修了考査だけで取得できるからです。

まとめ

応援する女性

ガス主任技術者は試験の合格率は20%くらいなので難易度は高いです。

甲種・乙種・丙種がありますが、特に甲種は難易度が高いと思ってください。

 

法令科目と基礎科目は過去問で対策できますが、ガス技術科目は過去問では通用しないこともあります。

また、論述試験もあるため文章を書く練習をしておきましょう。

 

今後はガス設備の技術発展がさらに進むため、ガス主任技術者は需要のある資格です。

就職や転職にも有利になるため取得しておくことをおすすめします。

 

試験の3ヶ月前から勉強を始めると安心です。

あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです(^^)

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    2018.12.14

  5. 修理

    電気設備は法定点検や安全点検の義務がある!有効な資格とは?

    2018.11.30

  1. ライト

    よく使う電気設備の図面記号186選

    2019.01.16

  2. ボイラー

    ボイラー技士二級・一級・特級試験の難易度や合格率

    2018.12.13

  3. 空調点検

    空調設備の資格や難易度

    2018.11.30

  4. 電球

    電気主任技術者・電験試験の難易度や年収!三種二種一種のコツ

    2018.11.30

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