受験資格とかってどうなってるの?
あと、試験の難易度も知りたいな。
難しい試験なのかなぁ…?
勉強のコツとかも知っておきたい。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 建築設備診断技術者の概要がわかる
- 建築設備診断技術者の難易度がわかる
- 建築設備診断技術者の勉強のコツがわかる
建築設備診断技術者は、昇降機以外の建築設備の劣化を診断して保全する民間資格です。
建築設備の仕事をしている人は、キャリアアップのために取得しておくと良いでしょう。
この記事では、建築設備診断技術者の内容・試験の難易度・勉強のコツを解説します。
資格取得の参考にしてみてください。
目次
建築設備診断技術者とは【建築設備の劣化を診断する資格】
建築設備診断技術者は、昇降機以外の建築設備の劣化を診断して保全する民間資格です。
ここでいう「劣化」には社会的な劣化も含み、時代に合わせて建築設備を整えるのも仕事ですね。
建築設備の劣化が原因の事故を防ぐために、平成7年に作られた資格です。
主宰は下記の2つ。
- 公益社団法人ロングライフビル推進協会
- 一般財団法人日本建築設備・昇降機センター
建築設備診断技術者の講習と修了考査
建築設備診断技術者は、3日間の講習の後に修了考査(試験)に合格すると取得できます。
修了考査の内容は下記の2つです。
- マークシート問題
- 記述式問題
建築設備診断技術者の難易度【合格率は高い】
結論、試験の難易度は低いです。
なぜなら、事前に講習があるから。
試験に出そうなところは講習で教えてくれるので、きちんと講習を聞いていれば問題なしです。
正確な合格率は発表されていませんが、ほとんどの人が合格しています。
講習で寝たりしなければ大丈夫かと。
講習+試験は年に1回しかないので、きちんと講習を聞いて1回で合格しましょう。
建築設備診断技術者の勉強のコツ【1日目と2日目の夜に復習】
最大のコツは、1日目と2日目の夜に、講習の内容を復習することです。
なぜなら、復習できるのは1日目と2日目の夜しかないから。
3日目の講習の後は、そのまま修了考査(試験)に入ってしまうので、復習の時間は限られています。
ちょっと大変ですが、下記のような勉強スケジュールがおすすめです。
- 1日目の夜:講習1日目の内容を復習
- 2日目の夜:講習2日目の内容を復習、1日目の内容も復習
たった3日間なので、ここは本気で勉強しましょう。
※3日目の講習内容の復習は、3日目の昼休みにすればOK。
【ちなみに】建築設備診断技術者の市販テキストはない
と思うかもですが、残念ながら建築設備診断技術者の市販テキストはありません。
※Amazonを検索してもらえばわかります。
なので、講習をしっかり聞いて、1日目と2日目の夜に復習するしかないですね。
繰り返しですが、3日間は本気で勉強しましょう。
まとめ【建築設備診断技術者を取得してキャリアアップしよう】
この記事をまとめます。
- 建築設備診断技術者は、建築設備の劣化を診断して保全する民間資格
- 3日間の講習を受けて、修了考査(試験)に合格しないと取得できない資格
- きちんと講習を受ければ合格できる
- 1日目と2日目の夜に、講習の内容を復習すること
本気で建築設備診断技術者を取得したい人は、さっそく公益社団法人ロングライフビル推進協会のホームページから申し込みしてみてください。
また、建築設備診断技術者の受験資格に関わる資格については、下記の記事を参考にどうぞ。
あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです。