未経験で転職を考えてるけど、きついところを知ってから考えたい。
あと、やりがいとか魅力も知りたいな。
でも、自分は消防設備の施工管理に向いてるのかなぁ…
こういった疑問や不安に答える記事です。
この記事でわかることは以下のとおり。
- 消防設備の施工管理の仕事内容
- 消防設備の施工管理のきついところ3選
- 消防設備の施工管理のやりがい・魅力3選
- 消防設備の施工管理に向いてる人の特徴7選
- 未経験で消防設備の施工管理に転職するコツ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から消防設備の施工管理に転職したい人を募集しています。
結論、消防設備の施工管理にはきついところがあります。
決して楽な仕事ではありません。
消防設備の施工管理のきついところも知った上で転職を検討しましょう。
また、やりがい・魅力も解説するので、きついところと比較して、やりがい・魅力の方が大きいと感じるなら転職しても良いと思います。
消防設備の施工管理に向いてる人の特徴もまとめたので、未経験の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
消防設備の施工管理の仕事内容
消防設備の施工管理は、建築物に必要な消防設備が法的な基準を満たして設置・工事されるように管理する仕事です。
主な業務は以下のとおり。
- 設計図の確認
- 品質管理
- 安全確保
- 施工の進行状況のチェック
また、現場で働く作業員さんと連携して、納期や予算内で工事が進むようコミュニケーションを取ります。
不具合や違反があれば、すぐに対応策を考えます。
ちなみに施工管理全般の仕事内容は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説|未経験者向けに詳しくまとめています。
消防設備の種類
消防設備には以下のものがあります。
- 火災報知器
- 煙感知器
- 温度感知器
- スプリンクラー
- 泡消火設備
- ガス消火設備
- 消火栓
- 非常口
- 非常階段
- 避難器具
- 案内表示
- 火災報知盤
- 自動消火設備制御盤
- 排気設備
- 排煙設備
以下の記事も参考にしてみてください。
消防設備の施工管理の年収相場
消防設備の施工管理の年収相場は450〜500万円ほどです。
資格を取得したり、経験年数が長いとさらに年収が上がる傾向で、年収700万円以上を稼ぐ人もいます。
詳しくは、設備施工管理の年収は500万円くらい【給料アップの5つのコツも解説】を参考にどうぞ。
消防設備の施工管理に関係する資格
結論、資格がなくても転職できます。
転職して仕事を始めたら、以下のような資格を取得していけばOKです。
- 電気工事士:消防設備を含む電気工事を行う資格
- 消防設備士:消防設備の設計・施工・保守・点検を行う資格
- 管工事施工管理技士:消防設備の配管工事の管理を行う資格
詳しくは、以下の記事にまとめています。
消防設備の施工管理のきついところ3選
結論、以下の3つです。
- 責任が大きい
- 継続的に勉強しなければいけない
- 短期間で工事を進めなければいけない
1つずつ解説します。
責任が大きい
消防設備の施工管理は、責任が大きいのがきついところです。
消防設備は人の命を守る設備だから。
もし工事のミスがあれば、最悪の場合は人命にかかわります。
責任とプレッシャーがある仕事です。
継続的に勉強しなければいけない
消防設備の施工管理は、継続的に勉強しなければいけないのもきついところです。
電気工事・配管・機械設備・建築基準など広い知識が必要で、なおかつ法令・技術基準・機器の仕様などが更新されていくから。
常に最新の情報を把握しなければいけないため、継続的な勉強が必要です。
ときには、仕事が終わった後や休日を利用して勉強することもあります。
短期間で工事を進めなければいけない
消防設備の工事は、期間が短いことがありきついです。
そもそも建築工事や電気工事などが終わらないと、消防設備の工事に取りかかれないことがあるから。
建築工事や電気工事が遅れていると、さらに工事のスケジュールがタイトになります。
限られた時間内に効率的に工事を進めなければいけません。
消防設備の施工管理のやりがい・魅力3選
以下の3つです。
- 人の命を守れる
- 需要がなくならない
- スキルアップすると年収が上がる
こちらも1つずつ解説します。
人の命を守れる
消防設備の施工管理は、人命を守れるのがやりがいです。
きちんと消防設備が設置されていれば、有事の際に人命を救えます。
社会貢献度が大きい仕事といえるでしょう。
需要がなくならない
消防設備の施工管理は、需要がなくならないのが大きな魅力です。
そもそも消防設備がなくなることは考えにくいから。
長期で安定して稼ぎたい人に、消防設備の施工管理はおすすめです。
スキルアップすると年収が上がる
消防設備の施工管理は、スキルアップすると年収が上がっていきます。
現場で経験を積むことはもちろん、前述の資格を取得することでも年収アップします。
手に職をつけて稼ぎたい人にも、消防設備の施工管理はおすすめです。
消防設備の施工管理に向いてる人の特徴7選
結論、向いてる人の特徴は以下の7つです。
半分以上に当てはまるなら、あなたは消防設備の施工管理に向いています。
- 責任感がある人
- 交渉力がある人
- 落ち着いている人
- 勉強を継続できる人
- 逆算して考えられる人
- リーダーシップがある人
- コミュニケーション能力が高い人
こちらも1つずつ解説していきます。
責任感がある人
責任感がある人は消防設備の施工管理に向いています。
前述のとおり、消防設備は人命を守る設備なので、責任をもって仕事を進める必要があるから。
責任ある仕事をした経験がある人なら、消防設備の施工管理でもやっていけるでしょう。
交渉力がある人
消防設備の施工管理は、以下の人たちと交渉する必要があるからです。
- お客様
- 関連業者
- 現場の作業員さんなど
具体的には工事方法や金額について交渉を行います。
今までに交渉を伴う仕事を経験している人は、消防設備の施工管理でも活かせるでしょう。
落ち着いている人
落ち着いている人も消防設備の施工管理に向いています。
工事現場では、予期せぬトラブルが起きるから。
- 急な人員不足
- 急な仕様変更
- 機材の到着の遅れなど
こうしたトラブルに落ち着いて対処できる人が求められます。
勉強を継続できる人
前述のとおり、電気工事・配管・機械設備・建築基準など勉強することが多いからです。
また、キャリアアップのために資格の勉強をする必要もあります。
学生時代から勉強が習慣化している人は、消防設備の施工管理もやっていけるでしょう。
逆算して考えられる人
限られた期間に効率的に工事を進める必要があるからです。
まずはゴールを設定して、いつまでに何をしなければいけないかを考えないといけません。
普段から逆算思考の人は向いています。
リーダーシップがある人
消防設備の施工管理は、現場の作業員さんに指示を出す仕事だから。
ある程度のリーダーシップがないと、作業員さんたちがついてきてくれないこともあります。
前職でリーダー職をやっていた人などは良いでしょう。
コミュニケーション能力が高い人
消防設備の施工管理は、作業員さん・お客様・関連業者などとコミュニケーションをとる仕事だから。
具体的には以下のようなコミュニケーションをとります。
- 作業員さんにわかりやすく説明する
- お客様にわかりやすくプレゼンする
- 関連業者に電話で発注する
人と話すのが苦でない人は、消防設備の施工管理に向いているでしょう。
未経験で消防設備の施工管理に転職するコツ
未経験だから転職に失敗しないか不安…
結論、未経験で消防設備の施工管理に転職するときは、以下の9ステップがおすすめです。
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
このステップで転職活動を進めていくと、失敗を防ぎやすいです。
詳しくは、未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせるにまとめたので、参考にしてみてください。
未経験者は技術者派遣もおすすめ
未経験から消防設備の施工管理に転職するときは、技術者派遣もおすすめです。
技術者派遣は研修がしっかりしているから。
「技術者派遣」とは、派遣会社の正社員で雇用されて、他社の現場で働くスタイルです。
他社の現場に派遣する関係上、きちんと研修をしないとクレームになってしまいます。
そのため、技術者派遣は新人研修が充実している傾向です。
以下の7つをチェックしてみてください。
- 優良派遣事業者に認定されているか
- 求人数が多いか
- 定着率は高いか
- 研修制度がしっかりしているか
- 福利厚生は整っているか
- サポート体制はあるか
- 口コミ・評判は良いか
詳しくは、施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由にまとめています。
ワット・コンサルティングは60日の研修でしっかり学べる
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングも技術者派遣の会社です。
未経験で消防設備の施工管理に転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強みは以下の6つ。
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
特に未経験者さん向けの研修に力を入れているため「しっかりと基礎を学んでから働きたい!」という人に向いていると思います。
転職活動の参考にしてみてください。
消防設備の施工管理でよくある質問
最後に、消防設備の施工管理でよくある質問に答えていきます。
他の施工管理と比べて消防設備施工管理のきついところは?
前述のとおり、短期間で工事を進めなければいけない点です。
ちなみに、他の施工管理のきついところは以下のとおり。
- 土木:暑い、寒い、山奥など遠方の現場もある
- 建築:暑い、寒い、関連業者が多いためコミュニケーションが大変
- 配管:短期間で工事を進めなければいけない
- 電気:危険を伴う、短期間で工事を進めなければいけない
- 造園:暑い、寒い、虫が多い
- 通信:短期間で工事を進めなければいけない
- プラント:幅広い知識が必要、危険を伴う、海外の現場もある
以下の記事も参考にどうぞ。
「消防設備の施工管理はやめとけ」ってホント?
どんな仕事でも「やめとけ」という声はあります。
この記事でも解説したとおり、きついところとやりがい・魅力を理解した上で判断しましょう。
まとめ:消防設備の施工管理のきついところを理解して転職活動を始めよう
最後にもう一度、消防設備のきついところとやりがい・魅力をまとめておきます。
きついところ | 責任が大きい
継続的に勉強しなければいけない 短期間で工事を進めなければいけない |
やりがい・魅力 | 人の命を守れる
需要がなくならない スキルアップすると年収が上がる |
そして、消防設備の施工管理に向いてる人の特徴は以下の7つです。
- 責任感がある人
- 交渉力がある人
- 落ち着いている人
- 勉強を継続できる人
- 逆算して考えられる人
- リーダーシップがある人
- コミュニケーション能力が高い人
消防設備の施工管理に興味がある人は、さっそく転職活動を始めましょう。
まずは求人情報を集めてみてください。
未経験から消防設備の施工管理に転職する場合は、技術者派遣もおすすめです。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングも施工管理の技術者派遣の会社で、未経験から消防設備の施工管理に転職したい人を募集しています。
60日間の研修を受けてから働けるので「しっかりと基礎を学びたい!」という人は、転職活動の参考にしてみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!