電気工事士2種を取得すると、どんな仕事に就職できるの?
できれば自分に向いてる仕事がいいなぁ。
電気工事士を取得して手に職をつけたいな。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかること
- 第二種電気工事士とは
- 電気工事士2種を活かせる仕事5選と向いてる人の特徴
- 電気工事士のきついところ6選
- 電気工事士の資格を取得するメリット6選
- 第二種電気工事士の合格率や難易度
- 第二種電気工事士の資格を取得して就職・転職するコツ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から電気施工管理に転職したい人を募集しています。
この記事では、電気工事士2種の資格を活かせる仕事を5つ紹介していきます。
それぞれの仕事に「向いている人の特徴」と「向いていない人の特徴」もまとめました。
できるだけホワイトに近い環境で働ける会社を選ぶコツもわかります。
今回の転職に失敗したくない人は、最後まで読んでみてください!
目次
第二種電気工事士とは|電気工事の国家資格
第二種電気工事士とは、電気工事を行うために必要な国家資格です。
主に住宅や小規模なビルの電気設備の工事や、修理ができるようになります。
第二種電気工事士の資格は、電気工事の世界に入るための入門資格としても位置づけられています。
第二種電気工事士の仕事内容
第二種電気工事士の仕事内容は以下のとおりです。
第二種電気工事士の仕事内容
- 家庭やビルの電気配線の設置と修理
- 電気設備や照明器具の取り付けとメンテナンス
- 配電盤、ブレーカー、スイッチなどの電気機器の設置と交換
- 電気に関する安全確保とトラブルシューティング
- 施設の電気システムの設計と施工計画の立案
- 工事の現場管理と安全管理
- 定期的な電気設備の点検と保守
- 新しい技術や規制に関する知識の更新と適用
- 顧客とのコミュニケーションとアドバイス提供
- 電気工事に関連する書類作成や報告
幅広い電気工事を担当します。
第二種電気工事士の年収相場
電気工事士の平均年収は480万円です。
※賃金構造基本統計調査より計算
国税庁のデータによると、日本の給与所得者の平均年収は461万円なので、電気工事士の年収は高めといえるでしょう。
電気工事士の年収が高い理由は、技術が必要な仕事だからです。
手に職をつけて安定して稼ぎたい人にも、電気工事士はおすすめです。
電気工事士の年収については、電気工事士の平均年収【さらに給料を上げる4つの方法】に詳しくまとめています。
第一種・第二種電気工事士の違いとできること
電気工事士には「第一種」と「第二種」があり、工事できる範囲が違います。
違い
- 第一種:すべての電気工作物の工事ができる
- 第二種:600V以下の住宅・小規模店舗などの工事しかできない
第一種電気工事士は、5年以上の実務経験がないと免状が交付されません。
そのため、まずは第二種電気工事士を取得しましょう。
電気工事士2種を活かせる仕事5選|向いてる人の特徴
で、電気工事士2種はどんな仕事に活かせるの?
自分が向いてる仕事も知りたいな。
結論、電気工事士2種を活かせる仕事は以下の5つです。
電気工事士2種を活かせる仕事
- 電気工事士
- 電気工事施工管理
- ビルメンテナンス
- 電気系の公務員
- サービスエンジニア
それぞれ「向いている人の特徴」「向いていない人の特徴」も解説するので、あなたに合う仕事を選びましょう。
電気工事士
「電気工事士」とは、文字どおり電気工作物の工事を行う仕事です。
向いている人の特徴
- 集中力がある人
- 手先が器用な人
- 向上心がある人
- ルールを守れる人
- 体力に自信がある人
- 勉強し続けられる人
- 暑さ・寒さに強い人
- 丁寧に仕事をできる人
- 機械いじりが好きな人
- コツコツと努力できる人
向いていない人の特徴
- 不器用な人
- 飽きっぽい人
- 先を読めない人
- 時間にルーズな人
- あいさつや返事ができない人
詳しくは、電気工事士に向いてる人の特徴10選|向き不向きを理解して転職しようにまとめています。
電気工事施工管理
電気工事施工管理とは、電気工事現場の監督業務を行う仕事です。
別名「現場監督」ともいわれます。
実際に電気工事を行うわけではなく、以下のような管理を行います。
電気工事施工管理の仕事内容
- 事務作業
- 朝礼の指揮
- 現場の掃除
- 電力会社への申請作業
- 現場の進捗を写真にとる
- 顧客や業者との打ち合わせ
- 工事が予算内におさまるように工事費を調整する
- 期限内に工事が完了するようにスケジュールを管理する
- 電気工事士さんたちが働きやすいように現場の準備をする
- 電気工事士さんたちがケガをしないように安全な作業環境を作る
電気工事施工管理は、電気工事士の資格がなくてもできます。
ただ、電気工事士の資格があることで、電気工事を理解しながら監督業務ができるメリットがあります。
現場の電気工事士さんに指示を出す際も、電気工事を理解していることで電気工事士さんの信頼も得られて、スムーズに仕事ができるでしょう。
電気工事施工管理の仕事内容は、電気工事の現場監督(施工管理)の仕事内容や給料【未経験の会社選び】に詳しくまとめています。
向いている人の特徴
- コミュニケーション能力がある
- リーダーシップがある
- チームワークを活かせる
- マネジメント能力がある
- スケジュール調整能力がある
- リスク管理できる
- 臨機応変に対応できる
- マルチタスクができる
- 交渉力がある
- 細かいことに気がつく
- 向上心・チャレンジ精神がある
向いていない人の特徴
- コミュニケーション能力がない
- リーダーシップがない
- チームで働くのが苦手
- マネジメント能力がない
- スケジュール管理できない
- リスクに気付けない
- トラブルが起きるとパニックになる
- マルチタスクが苦手
- 交渉力がない
- 細かいことに気づけない
- 向上心・チャレンジ精神がない
ワット・コンサルティングでは電気工事施工管理の未経験者を募集中
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでは、未経験から電気工事施工管理に転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強みは以下の6つです。
ワット・コンサルティングの強み
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
特に新人研修に力を入れているため、
基礎をしっかり勉強してから働きたい…
という人に合っていると思います。
転職先の1つとして候補に入れてみてください。
ビルメンテナンス
ビルメンテナンスとは、ビルや施設の安全性、快適性、機能性を維持する仕事です。
主な仕事内容は以下のとおり。
ビルメンテナンスの仕事内容
- ビルの電気設備、空調設備、給排水設備などの維持管理と修理
- 共用部分やオフィススペース、トイレ、窓ガラスなどの清掃
- 消防設備のチェック、避難経路の確保、セキュリティシステムの管理
- ゴミの分別と回収、害虫駆除、緑化管理など
電気工事を行うことがあるため、第二種電気工事士を取得しておくと良いでしょう。
向いている人の特徴
- 体力がある
- 責任感がある
- 問題解決能力がある
- 細かな注意力がある
- 継続的に勉強できる
- 忍耐力と柔軟性がある
- コミュニケーション能力がある
向いていない人の特徴
- あまり体力がない
- 責任感がまったくない
- 問題解決能力が低い
- 注意力が弱い
- 勉強が苦手
- 忍耐力と柔軟性がない
- コミュニケーションが苦手
電気系の公務員
各自治体では、電気系の公務員の募集があります。
電気の公共工事を発注する仕事です。
電気工事士の資格があると、電気工事を理解した上で発注業務ができるため有効です。
向いている人の特徴
- 責任感がある
- 問題解決能力がある
- 細かな注意力と慎重さ
- 継続的な学習ができる
- チームワークを重視できる
- コミュニケーション能力が高い
向いていない人の特徴
- 責任感がない
- 問題解決能力がない
- 細かな注意力と慎重さがない
- 継続的に勉強するのが苦手
- チームで働くのが苦手
- コミュニケーションが苦手
サービスエンジニア
サービスエンジニアとは、機械や電子機器、コンピュータシステムなどの設置、修理、メンテナンスを行う仕事です。
仕事内容
- 部品の交換
- 定期的な点検
- 機器の故障診断
- アップグレードの実施
- 顧客への操作指導や技術サポートなど
電気系の機械の修理を行うことがあり、電気工事士の資格が必要です。
向いている人の特徴
- 問題解決能力がある
- 人のために行動できる
- 忍耐力と柔軟性がある
- 注意力と慎重さがある
- コミュニケーション能力が高い
向いていない人の特徴
- 問題解決能力が低い
- 人のために行動できない
- 忍耐力と柔軟性がない
- 注意力と慎重さに欠ける
- コミュニケーション能力が低い
電気工事士のきついところ6選
電気工事士に挑戦してみたいけど、きついところも知っておきたいな…
結論、電気工事士のきついところは以下の6つです。
電気工事士のきついところ
- 体力的にきつい
- 上下関係が厳しい
- ケガをする恐れがある
- 休日が少ない
- 繁忙期は残業が増える
- 働きながら資格の勉強をするが大変
きついところも知った上で、転職を検討しましょう。
1つずつ解説していきます。
体力的にきつい
電気工事士は、体力的にきついことがあります。
体力的にきついところ
- 長時間の作業になる日がある
- 重い機材を運搬することがある
- 高所での作業で気が抜けない
- 狭いスペースの工事は体勢がきつい
- 屋外工事は暑い・寒い
ある程度の体力がある人ならやっていけるでしょう。
上下関係が厳しい
電気工事士は上下関係が厳しいといわれることがあります。
上下関係が厳しい理由
- 事故を防ぐためにベテランの指示に従う必要があるから
- 伝統的に上下関係が厳しい風潮だから
- チームワークが必要な仕事だから
体育会系出身の人などは、馴染みやすいでしょう。
ただし、近年はそこまで上下関係が厳しくない会社も増えています。
ケガをする恐れがある
電気工事士はケガをする恐れがあります。
ケガをする可能性
- 高所作業を落下
- 電気工事で感電
- 重い機材の運搬でケガ
ケガをしてしまうと仕事にも支障がでます。
また、ケガをしないように常に気を張っている必要があるため「きつい」と感じる人もいます。
休日が少ない
電気工事士は休日が少ないことがあります。
休日が少なくなる理由
- 緊急の復旧工事があるから
- 顧客に合わせて働くことがあるから
- 電気工事士が不足しているから
ただし、休めるときもあるため、常に休日が少ないわけではありません。
繁忙期は残業が増える
電気工事士には繁忙期があり、当然ながら残業が増えます。
電気工事士の繁忙期
- 年度末:公共工事が増えるから
- 夏場:エアコン工事が増えるから
- 災害発生時:電気の復旧工事が増えるから
どの業界にも繁忙期があるものですが、電気工事士も繁忙期があり、残業することがあると知っておきましょう。
働きながら資格の勉強をするが大変
電気工事の仕事は資格がつきもので、仕事をしながら資格の勉強をするのは大変です。
「仕事が終わってから資格試験の勉強をするのがきつい」という人もいます。
ただし、仕事をしながら勉強するのは他の職種でも一緒です。
キャリアアップしていくためには、どんな仕事でも勉強が必要です。
参考:第二種電気工事士におすすめの資格
- 第一種電気工事士:すべての電気工作物の工事が可能
- 消防設備士:消防設備の設置・保守・点検に関する資格
- 電気主任技術者:電気設備の運用・管理に関わる専門的な資格
電気工事士の資格を取得するメリット5選
きついところはわかった。
じゃあ、電気工事士の資格を取得するメリットも教えて。
結論、メリットは以下の5つです。
電気工事士を取得するメリット
- 将来性がある
- 業務独占資格
- 転職が有利になる
- 年収アップしやすい
- 主任技術者になれて需要がある
電気工事士を取得するメリットは大きいです。
こちらも1つずつ解説します。
将来性がある
電気工事士は将来性がある仕事です。
将来性
- IoTやAIの進化:電力の需要が高まる
- 5Gの普及:電気通信の需要が高まる
- 災害復旧:電気設備の復旧工事が必要
- 無電柱化:電線の埋没工事の需要が高まる
- LEDの普及:照明設備工事の需要が高まる
- オール電化の普及:新築やリフォームで需要あり
- 自然エネルギー化:発電設備工事の需要が高まる
- 自動運転の普及:自動運転車の電気設備が必要になる
- 電気自動車の普及:自動車工場の設備工事の需要が高まる
- メンテナンス工事:電気設備は継続的なメンテナンスが必要
- リニア中央新幹線の建設:鉄道電気工事や駅構内の電気設備工事が必要
電気工事業界の将来性は、電気工事業界の将来性や動向は明るい【未経験で転職する手順も解説】も参考にどうぞ。
そのため、今後も安定して稼いでいきたい人は電気工事士がおすすめです。
業務独占資格
そもそも電気工事を行うには、電気工事士の資格が必要です。
電気工事士は業務独占資格なので、需要があります。
手に職をつけたい人にも、電気工事士はおすすめです。
転職が有利になる
電気工事士は技術職なので、スキルアップするほど転職が有利になります。
どこも電気工事士が不足しているため、転職に困ることはないでしょう。
くりかえしですが、手に職をつけたい人は電気工事士がおすすめです。
年収アップしやすい
スキルアップしていったり、第一種電気工事士を取得すると年収アップしやすいです。
また、電気工事士で独立して、さらに稼ぐ人もいます。
たくさん稼ぎたい人にも、電気工事士はおすすめです。
主任技術者になれて需要がある
電気工事士は、現場に配置が必要な「主任技術者」という責任者になれます。
※第二種電気工事士が主任技術者になるには、免状交付後に3年以上の実務経験が必要。
そもそも主任技術者がいないと工事を受注できないため、電気工事士は会社の売上に貢献できる資格です。
当然ながら他の会社も主任技術者になれる電気工事士を求めているため、需要があります。
第二種電気工事士の合格率や難易度
電気工事士を取得してみたいけど、合格率とか難易度はどうなの?
電気工事士試験には学科試験と技能試験があります。
近年の第二種電気工事士の合格率は以下のとおりです。
学科試験合格率 | 技能試験合格率 | |
---|---|---|
平成30年度 | 55.4% | 67.5% |
令和元年度 | 65.9% | 65.3% |
令和2年度 | 62.1% | 72.4% |
令和3年度 | 59.2% | 72.8% |
令和4年度 | 56% | 72.6% |
結論、合格率は高めなので、そこまで難易度は高くありません。
技能試験は配線図の作成や組み立てを行いますが、試験前に問題が公表されるので対策しやすいです。
まずは第二種電気工事士を取得していきましょう。
第二種電気工事士試験の受験資格
第二種電気工事士は誰でも受験できます。
こちらも第二種電気工事士に挑戦しやすい理由です。
くりかえしですが、まずは第二種電気工事士を取得しましょう。
第二種電気工事士を取得するための勉強のコツ
筆記試験は暗記問題が多いです。
過去問と似た問題が多く出題されるので、過去問題集で勉強していきましょう。
できれば、過去5年分の問題を3周は解いてください。
技能試験では以下を行います。
技能試験の内容
- 複線図の作成
- 電線加工
- 回路を組む
ネットやホームセンターで、以下を購入して練習してみましょう。
必要なもの
- ナイフ
- ペンチ
- スケール
- リングスリーブ用圧着工具
- ウォーターポンププライヤー
- プラスとマイナスのドライバー
第二種電気工事士の試験対策は、電気工事士1種2種の資格難易度や合格率!勉強や技能試験のコツに詳しくまとめています。
第二種電気工事士は独学でも合格できる
第二種電気工事士は独学でも合格できます。
まずは参考書と過去問題集を買って、さっそく勉強を始めましょう。
特におすすめの参考書・過去問題集は以下のとおりです。
第二種電気工事士の資格を取得して就職・転職するコツ
第二種電気工事士を取得できたとして、どうやって転職すればいいの?
まずは求人を探していきましょう。
以下で求人を探せます。
求人を探す方法
- 転職サイトや転職エージェントを利用する
- ハローワークの求人を調べる
- 知り合いの紹介で転職先を探す
1つずつ解説します。
転職サイトや転職エージェントを利用する
転職サイトや転職エージェントで電気工事士の求人が見つかります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
転職サイト | 数多くの求人を見れる | 自分で転職活動しなければいけない |
転職エージェント | 担当者が転職活動をサポートしてくれる | 見れる求人が限定される |
結論、転職サイトと転職エージェントを併用するのがおすすめです。
ハローワークの求人を調べる
ハローワークでも電気工事士の求人が見つかります。
特に、地方の中小企業の求人はハローワークに多いです。
地元で就職・転職したい人は、ハローワークの求人も見てみましょう。
知り合いの紹介で転職先を探す
知り合いの紹介で求人が見つかることもあります。
紹介なので採用される確率も高いでしょう。
ただし、知り合いの紹介は辞めにくいことがあるので注意してください。
電気工事士のホワイト企業を見抜くコツ
うっかりブラック企業に転職したらどうしよう…
できるだけホワイトに近い環境で働ける会社を見つけるコツは、以下のとおりです。
コツ
- 定着率が高い建設会社を選ぶ
- ITツールを積極的に導入している会社を選ぶ
- 国土交通省が推進する働き方改革を行う会社を選ぶ
- 公共工事が多い会社を選ぶ
- 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
- 元請け工事が多い会社を選ぶ
- 工期に余裕がある会社を選ぶ
- 営業力が強い会社を探す
- 口コミサイトを確認する
- 残業時間が短い会社を選ぶ
- みなし残業時間を確認する
- 年間休日数と有給消化率を見る
- 抽象的な求人情報に注意する
- 求人票でわからなかったことを面接で聞く
- 応募企業で現職で働く人に話を聞く
- ブラック企業リストに載っていないかチェックする
- ホワイト企業として認定されている会社を選ぶ
- 給料が低すぎないかチェックする
- 資格手当がある会社を選ぶ
- 福利厚生が充実している会社を選ぶ
- 従業員数が少なすぎないかチェックする
- 給与規定が曖昧な会社を避ける
求人を見るときの参考にしてみてください。
30~40代や未経験者も電気工事士を取得すれば就職・転職しやすい
電気工事士は不足しているため、30〜40代の未経験者でも、電気工事士資格を取得すれば就職・転職しやすいです。
30〜40代で手に職をつけたい人は、まず電気工事士を取得していきましょう。
電気工事士の転職でよくある質問
最後に、電気工事士の転職でよくある質問に答えていきます。
電気工事士はやめとけってホント?
以下の理由で「電気工事士はやめとけ」と言われることがあります。
「やめとけ」と言われる理由
- 肉体労働がきつい
- 人間関係が辛い
- けっこう忙しい
ただし、電気工事士には以下の魅力もあります。
電気工事士の魅力
- つぶしがきく
- スキルが身につけば稼げる
- 独立できる
詳しくは、電気工事士はやめとけと言われる3つの理由【向いてる人の5つの特徴】を参考にどうぞ。
女性の電気工事士はきつい?
以下の理由で「女性の電気工事士はきつい」と言われることがあります。
きついと言われる理由
- 現場に女性が少ない
- 体力と筋力が必要
- 女性トイレや更衣室がない現場もある
詳しくは、女性でも電気工事士に転職できる【まずは第2種を取得しましょう】にまとめています。
電気工事士はヤンキーが多い?
もちろん元ヤンキーの人もいるかもしれませんが、それは電気工事士に限った話ではありません。
口調が厳しくても優しい人もいます。
電気工事士の見習いはきつい?
電気工事士の見習いのきついところは以下のとおりです。
見習いのきついところ
- 先輩に怒られる
- 工具の名前を覚えるのが大変
- なかなか工事をさせてもらえない
ただし、最初がきついのは電気工事士に限った話ではありません。
詳しくは、電気工事士の見習いの仕事内容や給料相場【転職前に資格を取得しよう】にまとめています。
電気工事士2種は一夜漬けじゃ無理?
さすがに一夜漬けでは合格できません。
筆記試験は暗記系問題が多いため、前もって勉強しておく必要があります。
また、技能試験も練習が必要なので一夜漬けでは厳しいでしょう。
第一種電気工事士のすごいところは?
第一種電気工事士のすごいところは以下のとおりです。
すごいところ
- 大規模な電気工事を任される
- すべての電気工作物の工事ができる
- 資格があれば主任技術者になれる
- 電気工事施工管理技士の受験資格を得られる
いずれ第一種電気工事士を目指しましょう。
まとめ|電気工事士2種を活かせる仕事に転職しよう
最後にもう一度、電気工事士2種を活かせる仕事をまとめておきます。
電気工事士2種を活かせる仕事
- 電気工事士
- 電気工事施工管理
- ビルメンテナンス
- 電気系の公務員
- サービスエンジニア
さっそく転職活動を始めていきましょう。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでは、未経験から電気工事施工管理に転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強み
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
転職先の1つとして候補に入れてみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!
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