空調設備の施工管理の仕事内容【未経験から転職するときの注意点】

空調設備の施工管理の仕事内容【未経験から転職するときの注意点】
考える男性
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空調設備の施工管理って、どんな仕事内容なのかな?

必要な資格ってあるのかな?

 

あと、空調設備は激務って聞いたけど、本当なのかなぁ?

自分に空調設備の施工管理ができるか不安だ…

こういった疑問や不安に答える記事です。

この記事の内容は下記のとおり。

  • 空調設備の施工管理の仕事内容【資格・年収・激務かも解説】
  • 空調設備の施工管理に未経験で転職するなら会社選びが命

 

私たち「ワット・コンサルティング」は、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

空調設備の施工管理について解説します。

未経験から空調設備の施工管理に転職する前に、知っておいてほしいことを記事にまとめました。

主なテーマは下記のとおり。

  • 空調設備の施工管理の仕事内容
  • あると良い資格
  • だいたいの年収
  • 空調設備の施工管理は激務なのか?

 

また、未経験から空調設備の施工管理に転職する場合の、注意点も解説します。

あなたの仕事選びの参考にしてください!

空調設備の施工管理の仕事内容【資格・年収・激務かも解説】

空調設備の施工管理の仕事内容【資格・年収・激務かも解説】

空調設備の施工管理の仕事内容は、主に下記のようなものがあります。

  • 冷暖房設備の設置
  • ボイラーの設置
  • ヒートポンプの設置
  • 冷凍機の設置
  • 吸収冷温水器の設置
  • 蓄熱槽の設置
  • 各種熱源からの配管
  • ダクトの設置
  • 送風機の設置
  • フィルターの設置
  • 加熱・冷却コイルの設置

 

ちょっとわかりにくいかもですが、一口に「空調」といっても、けっこう種類があります。

ちなみに、空調は大きく4種類に分けられます。

空調の4種類については、空調の4種類を解説【空調設備に有効な資格も解説】にまとめています。

 

施工管理=現場監督みたいなもの

施工管理を簡単にいうと「現場監督」だと思ってください。

工事現場には、職人さんや作業員さんなど、様々な職種の人が工事にあたります。

それらを統括して、管理するのが施工管理です。

施工管理の仕事内容については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説【未経験者向け】にまとめています。

 

空調設備の施工管理がもっておくと良い資格

結論、最初は資格なしでも大丈夫です。

施工管理は、資格がなくても始められるから。

仕事をしながら、徐々に資格を取得していく感じですね。

 

空調設備の施工管理の資格は管工事と電気工事に分かれる

空調設備は主に、下記の2つに分かれています。

  • 管工事:配管のこと
  • 電気工事:空調は電気を使うので

 

なので、一口に「空調設備の施工管理」といっても、管工事と電気工事の2つがあります。

それぞれで資格が違います。

  • 管工事→管工事施工管理技士
  • 電気工事→電気工事施工管理技士

 

施工管理技士は国家資格で、管工事と電気工事に分かれます。

最初は必要ないですが、いずれは取得を目指しましょう。

管工事・電気工事の施工管理技士資格については、下記の記事にまとめています。

 

空調系資格の一覧

施工管理技士以外で、あると良いかなという空調系の資格は、下記のとおりです。

  • 電気工事士
  • 認定電気工事従事者
  • 冷凍機械責任者
  • ボイラー技士
  • 電気主任技術者
  • 冷媒フロン類取扱技術者
  • 建築物環境衛生管理技術者
  • エネルギー管理士

 

施工管理を仕事にするならなくてもいいですが、キャリアアップしたい人はいずれ勉強してみましょう。

詳しくは、空調設備の資格や難易度にまとめています。

 

空調設備の設計の資格

空調設備を設計する資格としては、建築設備士があります。

正確にいうと、設計をする建築士に対して、設備設計のアドバイスをする資格ですね。

設計に興味ある人は、取得しても良いでしょう。

建築設備士については、建築設備士の試験の難易度!独学でも合格できるのか?にまとめています。

 

空調設備の施工管理の年収

空調設備の施工管理のだいたいの年収は、400万~500万円というところです。

くわしくは、下記の2記事を参考にどうぞ。

 

管工事と電気工事の施工管理技士の年収記事ですが、参考になると思います。

 

空調設備の施工管理は激務になりやすい?

現場によっては、激務になりやすいですね。

なぜなら、建築工事が終わらないと、空調設備の工事に取りかかれないから。

新築の建物ができていく順番は下記のとおり。

  1. 土木工事→地面の工事
  2. 建築工事→建物の工事
  3. 設備工事→空調・水道など

 

どうしても、空調などの設備工事は最後になっちゃうんですよね。

 

建築工事が遅れれば、空調設備工事にしわ寄せがくる

工事は、期限内に終わらせないといけません。

建築工事が遅れれば、当然そのしわ寄せは空調設備工事にやってきます。

空調設備のメンバーが悪くなくても、期限ギリギリで無理をしないといけないことがあります。

これはほんとに現場次第。

 

運悪く建築工事が遅れれば、空調設備は激務になることもあります。

 

空調設備の施工管理に未経験で転職するなら会社選びが命

空調設備の施工管理に未経験で転職するなら会社選びが命

空調設備の施工管理に未経験から転職するなら、会社選びが超重要です。

特に、研修がしっかりしている会社を選んでください。

未経験なので、研修がしっかりしてないと現場でパニックになるから。

給料や勤務地で転職先を選ぶのも大事ですが、優先順位は研修の質にしておいた方が無難です。

 

基礎がわからず現場に出てしまうと、短期退職するリスクが高いです。

 

研修は2ヶ月くらい必要

未経験者なので、せめて2ヶ月くらいの新人研修をしている会社を選びましょう。

2ヶ月くらいないと不安なので。

研修に力を入れてる会社は、ホームページで研修のことをけっこう書いてるので、参考にしてください。

ちなみに、未経験者の会社の選び方については、施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】にまとめています。

ブラック企業を避ける方法も解説しています。

 

【ちょっと宣伝】ワット・コンサルティングでも施工管理の未経験者さんを募集中

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングは施工管理の技術者派遣の会社です。

「技術者派遣」とは、技術者派遣の会社に正社員で雇用されて、他社の現場で働くスタイル。

※「派遣」とありますが、正社員なので安心してください。

技術者派遣の施工管理

私たちワット・コンサルティングの強みは下記の4つ。

  1. 新人研修が約2ヶ月(業界平均の2倍、業界トップクラス)
  2. しっかりと基礎を学んでから働けるので安心
  3. 新人研修中もお給料が出る
  4. 定着率83.2%で長く安定して働ける(業界トップクラス)

 

なので、「しっかり研修を受けてから働きたい!」という人に合っていると思います。

興味がある人は転職活動の情報収集にどうぞ。

 

施工管理の適性検査

施工管理に転職する前に、そもそもあなたが施工管理に向いてるのかチェックしておきましょう。

もし向いてないなら、他の仕事に転職した方がいいですからね。

施工管理の適性検査については、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】にまとめています。

記事を読むと、あなたが施工管理に向いてるかわかりますよ。

 

まとめ【空調設備の施工管理の基礎を知ってから転職しよう】

まとめ【空調設備の施工管理の基礎を知ってから転職しよう】

この記事をまとめます。

  • 空調設備の施工管理の仕事内容は、空調工事の監督業
  • 資格がなくても、空調設備の施工管理はできる
  • 仕事をしながら、施工管理技士とかの資格を取得してくイメージ
  • 空調設備の施工管理の年収は400万~500万円くらい
  • 空調設備は、建築工事が遅れると激務になることも
  • 未経験から転職するなら、研修で会社を選ぶ
  • 転職する前に、あなたが施工管理に向いてるかチェック

 

空調設備の施工管理に転職する参考にしてください。

 

くりかえしですが、私たち「ワット・コンサルティング」でも、未経験で施工管理に転職したい人を募集しています。

転職活動の情報収集にどうぞ。

あなたの転職の参考になればうれしいです!

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