消防設備士の仕事はきついからやめとけといわれる理由11選|メリットも多い

消防設備士の仕事はきついからやめとけといわれる理由11選|メリットも多い
考える男性
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消防設備士の仕事ってきついの?
転職を考えてるんだけど、ネットで調べたら「やめとけ」っていう声もあったから不安…
消防設備士のメリットも知りたいな。
あと、自分は消防設備士に向いてるのかな…?

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事でわかること

  • 消防設備士とは
  • 消防設備士の仕事がきついからやめとけといわれる理由11選
  • 消防設備士を取得するメリット9選
  • 消防設備士に向いてる人の特徴9選
  • 未経験で消防設備士に転職する方法

結論、消防設備士はメリットが多い仕事です。

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

たしかに消防設備士にもきついところがありますが、どんな仕事でもきつい部分はあるものですよね?

安定性や年収アップなど、消防設備士はメリットが多いためおすすめの資格です。

消防設備士に向いてる人の特徴もまとめたので、転職活動の参考にしてみてください!

目次

消防設備士とは

消防設備士は、火災予防のための専門資格です。

例えば、スプリンクラーや火災報知器、消火栓などの点検、保守、修理を行います。

消防設備士は技術的な知識と細かい注意力が必要で、安全基準に従って作業します。

「甲種」と「乙種」の違い

消防設備士には「甲種」と「乙種」があります。

甲種と乙種の違い

  • 甲種:消防設備の点検・整備・工事が可能
  • 乙種:消防設備の点検・整備だけが可能

工事も行う場合は、甲種の取得が必要です。

最初は乙種6類がおすすめ

初めて消防設備士を受験するなら、乙種6類がおすすめです。

理由は、誰でも受験できるから。

ちなみに、乙種6類は消火器を取り扱う資格です。

消防設備士の年収相場

消防設備士の年収相場は400〜500万円くらいです。

もちろん実務経験年数が長かったり、大手に勤めるほど年収が上がる傾向です。

消防設備士の1日のスケジュール例

考える男性
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消防設備士って、どんな1日を過ごすの?

あくまで一例ですが、以下のようなイメージです。

朝の準備(8:00ころ)出勤後、日報やメールの確認当日の業務スケジュールの確認必要な機材や道具の準備
現場作業(9:00〜12:00)消防設備の点検や保守作業顧客との打ち合わせ緊急の修理対応
昼休憩(12:00〜13:00)食事と休息
午後の作業(13:00〜17:00)点検やメンテナンスの続き報告書の作成次の日の準備
現場作業後の業務(17:00〜19:00)一日の作業の報告メールや書類の整理機材のメンテナンスと整理
退勤(19:00)片付けをして退勤

消防設備点検資格者とは

消防設備士と似た資格に「消防設備点検資格者」があります。

2つの資格は以下のとおり。

違い

  • 消防設備士:点検・整備・工事をする資格
  • 消防設備点検資格者:点検のみをする資格

ちなみに、消防設備点検資格者を受験するには、消防設備士などの資格が必要です。

消防設備士の仕事内容
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消防設備士って、どんな仕事をするの?

結論、消防設備士の仕事内容は以下のとおりです。

仕事内容

  • 消防設備の点検とメンテナンス
  • 消防設備の設置と更新
  • 安全基準の遵守とコンサルティング
  • 報告書の作成
  • 緊急時の対応

1つずつ解説します。

消防設備の点検とメンテナンス

消防設備の点検やメンテナンスを行います。

仕事内容

  • スプリンクラー、火災報知器、消火栓などの定期的な点検
  • 故障や不具合がある場合の修理や交換作業

消防設備の設置と更新

消防設備の設置と更新も行います。

仕事内容

  • 新しい建物や施設の消防設備の設置
  • 古い設備の更新

安全基準の遵守とコンサルティング

消防設備の安全基準を満たし、設備のコンサルティングも行います。

仕事内容

  • 法律や規則に基づいた消防設備の運用
  • 顧客への消防安全に関するアドバイスと指導

報告書の作成

消防設備の各種報告書の作成も行います。

仕事内容

  • 点検やメンテナンスの報告書の作成
  • 適切な文書管理と記録保持

緊急時の対応

消防設備の緊急時の対応も行います。

仕事内容

  • 火災など緊急時における消防設備の操作と対応
  • 消防設備の応急処置

消防設備士の仕事がきついからやめとけといわれる理由11選

消防設備士の仕事がきついからやめとけといわれる理由11選
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消防設備士の仕事って、どんなところがきついの?

一般的に、消防設備士がきついと言われる理由は以下のとおりです。

きついと言われる理由

  1. 体力的にきついから
  2. 危険な業務があるから
  3. 現場のかけもちがあるから
  4. 朝早い現場があるから
  5. 休みが不規則なことがあるから
  6. 消防設備が汚れていることがあるから
  7. 長時間労働で帰れないことがあるから
  8. 夜勤があるから
  9. コミュニケーションが多いから
  10. 覚えることが多いから
  11. 人の命を守るプレッシャーが大きいから

1つずつ解説していきます。

体力的にきついから

消防設備士の仕事は、体力的にきついことがあります。

例えば、大きいマンション・工場・商業施設は消防設備が点在しているため、点検するためにたくさん歩かなければいけません。

1日中歩き続けることもあるため、体力的にきついと感じることがあります。

また、特に結線作業などは立ち作業も多いため、足腰がきついと感じる人もいます。

危険な業務があるから

消防設備士は危険な業務をすることがあるため、きついと感じる人もいます。

例えば、火災報知器やスプリンクラーは天井に設置されているため、高所で作業をすることになります。

落下すればケガをしてしまうでしょう。

消防設備士は、危険と隣り合わせになることがあります。

現場のかけもちがあるから

消防設備士は現場をかけもちすることもあります。

1日で複数の現場を移動するため、かなり忙しい人もいるでしょう。

現場のかけもちを「きつい」と感じる人もいます。

朝早い現場があるから

消防設備士の仕事は、朝早くから始まる現場があります。

業務時間前や一般の人が少ない時間帯に、点検やメンテナンスを行う必要があるからです。

早朝からの作業を「きつい」と感じる人もいます。

休みが不規則なことがあるから

消防設備士は、休みが不規則になることがあります。

例えば、工場は休日に点検することがあるからです。

お盆や年末年始に働くこともあり、きついと感じる人もいます。

消防設備が汚れていることがあるから

消防設備は汚れていることがあり、人によっては「きつい」と感じることがあります。

  • ホコリ

長時間労働で帰れないことがあるから

複数の現場をかけもちしたり、現場が長引いてしまうと、なかなか帰れないことがあります。

現場が終わっても報告書類を作成・提出するために、残業する人もいます。

長時間労働になると「きつい」と感じることがあるでしょう。

夜勤があるから

現場によっては夜勤があるため「きつい」と感じる人もいます。

例えば、商業施設やビルは、人がいない夜間に消防設備の点検を行うことがあります。

夜勤の翌日は休みになることが多いですが、体内時計が狂って、戻すのが大変な人もいるでしょう。

コミュニケーションが多いから

消防設備士はお客様と話すことも多いため、コミュニケーションが苦手な人は「きつい」と感じることがあります。

  • テナントの入居者
  • マンションの住民
  • ビルや商業施設の管理者など

ただ、コミュニケーション能力が高い人は、そこまできついと感じないでしょう。

覚えることが多いから

消防設備士は消防設備の種類・機能・メンテナンス方法・法規など、覚えることが多いです。

さらに、消防設備の知識はアップデートしていくので、そのたびに勉強しなければいけません。

帰宅後や休日など勤務時間外に勉強することもあるため「きつい」と思う人もいます。

人の命を守るプレッシャーが大きいから

消防設備士は人の命を守る仕事です。

きちんと消防設備が作動しないと、人命にかかわります。

責任が重い仕事をプレッシャーに感じて「きつい」と思う人もいます。

消防設備士を取得するメリット9選
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きついところはわかったけど、メリットも知りたい。

結論、消防設備士のメリットは以下の9つです。

メリット

  1. 年収が上がりやすい
  2. 転職が有利になる
  3. キャリアアップできる
  4. 副業でも稼げる
  5. 社会貢献できる
  6. 女性も働きやすい
  7. 独立することもできる
  8. 年齢が上がっても働ける
  9. 今後も安定している|食いっぱぐれにくい

消防設備士はメリットが大きい仕事です。

こちらも1つずつ解説していきます。

年収が上がりやすい

消防設備士でスキルアップしていくと、年収が上がりやすいです。

そもそも消防設備の点検・整備・工事は消防設備士しかできません。

希少な存在であるからこそ、年収も上がりやすくなっています。

転職が有利になる

消防設備士は業務独占資格であるため、当然ながら多くの企業が必要としています。

資格をもち、なおかつ実務経験があれば転職は有利です。

手に職をつけたい人にも、消防設備士はおすすめです。

キャリアアップできる

消防設備士には多くの種類があり、取得していくごとにキャリアアップできます。

資格対象の設備
甲種・特類特殊消防用設備など
甲乙・第1類屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備
パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、共同住宅用スプリンクラー設備
甲乙・第2類泡消火設備、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、特定駐車場用泡消火設備
甲乙・第3類不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備
甲乙・第4類自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
共同住宅用自動火災報知設備、住戸用自動火災報知設備
特定小規模施設用自動火災報知設備、複合型居住施設用自動火災報知設備
甲乙・第5類金属製避難はしご、救助袋、緩降機
乙種・第6類消化器
乙種・第7類漏電火災警報器

参考:一般財団法人消防試験研究センター|消防設備士試験

消防設備士の資格を取得していくほど、できる業務が増えていきキャリアアップできます。

副業でも稼げる

消防設備士は副業でも稼げます。

例えば、土日だけ消防設備士として点検・整備・工事を行えます。

副業で稼ぎたい人にも、消防設備士はおすすめです。

社会貢献できる

消防設備士は火災予防の専門資格なので、人命を守り社会貢献できます。

「人の役に立ちたい」と思う人は、消防設備士も検討してみてください。

女性も働きやすい

消防設備士は女性も働きやすいです。

重いものを持つなどの肉体労働がないからです。

設備の業界は男性が多いですが、その中でも消防設備士は女性が活躍しやすい資格といえるでしょう。

独立することもできる

個人で独立することも可能です。

もちろん実務経験が豊富で、多くの消防設備士資格が必要ですが、起業したい人にもおすすめの資格です。

年齢が上がっても働ける

消防設備士は年齢が上がっても働きやすいです。

くりかえしですが、肉体労働が少ないからです。

長く安定して稼ぎたい人にも、消防設備士はおすすめです。

今後も安定している|食いっぱぐれにくい

消防設備は設置が義務化されているため、消防設備士は今後も安定して稼げるでしょう。

景気に左右されることもありません。

手に職をつけて長く安定して稼ぎたい人も、消防設備士を取得してみてください。

消防設備士に向いてる人の特徴9選
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きついところとメリットはわかった。
でも、僕は消防設備士に向いてるのかな…

結論、消防設備士に向いてる人の特徴は以下のとおりです。

多く該当する人ほど、消防設備士に向いています。

向いてる人の特徴

  1. 真面目な人
  2. 体力がある人
  3. 責任感がある人
  4. 注意力がある人
  5. ストレスに強い人
  6. 危機管理能力がある人
  7. 問題解決能力がある人
  8. いろいろな場所で働きたい人
  9. コミュニケーション能力がある人

適性診断の参考にしてみてください。

未経験で消防設備士に転職する方法
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未経験で消防設備士として転職するにはどうすればいいの?

結論、まず消防設備士の資格を取得しましょう。

資格があった方が採用されやすいからです。

冒頭でもふれましたが、まずは乙種6類から取得してみてください。

資格を取得したら、以下で求人を探して応募してみましょう。

求人を探す方法

  • 転職サイト
  • ハローワーク
  • 転職エージェント

消防設備士に取得する勉強方法

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どうすれば消防設備士を取得できるの?
勉強のコツとかある?

結論、過去問題集を中心に勉強しましょう。

過去問と似た問題が出題される傾向だからです。

種類ごとに過去問題集が出ているため、Amazonなどで探してみてください。

また、消防設備士の試験内容や勉強のコツは、消防設備士の合格率や試験内容からみる難易度【勉強のコツも解説】に詳しくまとめています。

消防設備士が年収を上げるコツ
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ちなみに、消防設備士として年収アップしていくにはどうすればいいの?

結論、以下の4つがおすすめです。

年収アップのコツ

  1. 実務経験を積む
  2. 他の資格も取得する
  3. 大手企業に転職する
  4. 独立して成功する

こちらも1つずつ解説します。

実務経験を積む

まずは実務経験を積んでいきましょう。

会社によってはスキルを評価してくれて、昇給することもあります。

他の資格も取得する

消防設備士以外で業務に活かせる資格も取得していきましょう。

できることが増えて評価されたり、資格手当をもらえて稼げるからです。

おすすめの資格内容
電気工事士電気工事を行う資格
建築設備士建築士に対して建築設備の設計や工事監理のアドバイスをする資格
建築設備検査員学校・病院・ホテル・百貨店など特定建築物で、建築設備の安全確保の検査を定期的に行う資格
建築設備診断技術者昇降機以外の建築設備の劣化を診断して保全する資格
建築設備総合管理士建物所有者に総合的な建物の維持のアドバイスを行う資格
電気工事施工管理技士電気工事の施工管理(現場監督)を行う資格
電気通信工事施工管理技士電気通信設備の施工管理(現場監督)を行う資格

大手企業に転職する

設備業界は、大手ほど年収が高いからです。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、企業規模別(従業員数別)の設備工事業の平均年収は以下のとおりです。

企業規模(従業員数)平均年収
大企業(1000人以上)711万円
中企業(100〜999人)553万円
小企業(10〜99人)492万円

まずは中小企業で経験を積み、いずれ大手に転職しても良いでしょう。

独立して成功する

消防設備士として独立して、成功するとたくさん稼げます。

独立して成功するには消防設備士のスキルも必要ですが、営業力も必要です。

仕事を獲得できなければ稼げないため、営業力も身につけていきましょう。

まとめ|消防設備士はきついところもあるが大きなメリットもある

最後にもう一度、消防設備士のきついところとメリットをまとめておきます。

きついところメリット
体力的にきつい
危険な業務がある
現場のかけもちがある
朝早い現場がある
休みが不規則なことがある
消防設備が汚れていることがある
長時間労働で帰れないことがある
夜勤がある
コミュニケーションが多い
覚えることが多い
人の命を守るプレッシャーが大きい
年収が上がりやすい
転職が有利になる
キャリアアップできる
副業でも稼げる
社会貢献できる
女性も働きやすい
独立することもできる
年齢が上がっても働ける
今後も安定している|食いっぱぐれにくい

結論、もちろんきついところもありますが、メリットが大きな仕事です。

興味がある人は、さっそく消防設備士の資格を取得していきましょう。

消防設備士の資格を取得する方法は、消防設備士の合格率や試験内容からみる難易度【勉強のコツも解説】に詳しくまとめています。

あなたの転職の参考になればうれしいです!

SAN-SUKE

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